どうも、ルーパー遊び大好きな萩原悠です!

ひとりでも実に色んなことが出来ちゃうフレーズルーパー。

自宅練習ではバッキング+アドリブソロとかで延々楽しめちゃうし、

ライブではひとりとは思えない多重パートのアンサンブルを披露出来るし、

実は色んな人にオススメな面白いエフェクターなのです。

ここではオススメのルーパーを紹介したいと思います!

Looper Top

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ルーパーとは



そもそもはディレイの応用から始まったルーパーの歴史。

弾いたフレーズを一時的に録音して狙ったタイミングで再生する。

これはまさにディレイの仕組みのまんまなんですよね。

最近主流のルーパーはディレイよりも遥かに長い秒数を録音→再生出来ますが、

むしろディレイのように段々音量や音質が変化していくような仕組みが不要なので、

なんならこっちの方がシンプルで原始的だと言えるかもしれませんね。

ルーパーの主な機能と使い方



ルーパーはモデルによって多少の動作の違い、機能の増減はありますが、

大まかにはこんな感じです。

上の方が絶対ある機能、下に行くにつれてちょっと高級な機能だったり珍しい機能だったりします。

  • 録音
  • 再生
  • オーバーダビング
  • 一時停止
  • 全消し
  • アンドゥ&リドゥ
  • ループの音量調整
  • ステレオ入出力
  • 電池駆動
  • リズムマシン内蔵
  • 複数トラック
  • 複数ループの保存
  • WAVファイル取り込み
  • エフェクター内蔵
  • マイクがついててテンポ同期してくれる

こんな感じですかねぇ?

後半はもうすごすぎてわけわからんですねww



オススメのルーパー


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それでは、わたしの独断と偏見でオススメのルーパーを紹介してみようと思います。

良い悪いというより、自分がどういう使い方をしたいかなんですよね。

なので、漠然とルーパー欲しいなぁと思っている方も、

ここらでそろそろ”ルーパーでこんなことしたいなぁ“という妄想を固めてくださいませ。





TC Electronic / DITTO LOOPER






シンプルさと使い勝手で一番バランスがいいのがこのDITTO LOOPERです。

まぁ〜なんと言ってもこの小ささ!

長押しでアンドゥ&リドゥも可能で、一通りのことは出来るというルーパーです。




ひとつだけついてるノブはループの音量調整。

バッキングトラックをループ再生するときなどはこれでちょいと下げておいた方が使い易いはずです!




HOTONE / WALLY+






DITTO LOOPERより更に小さいのがこのWALLY+

最大の特徴は本体に11のメモリーバンクを持っていて、

上部のノブを回すことによってバンクを変更。

予め録音しておいたフレーズをすぐに読み出すことが出来ます。

個人練習用のバッキングトラックしかり、

ライブで楽曲に使うフレーズを仕込んでおくことも出来て、

小さいボディながらにかなり使えます。




(いい感じの撮影環境だけどそこまで上手くないという面白い動画ですw)

ノブはループの音量と、ループのテンポ

このテンポの方はアナログライクな挙動で、速くすると音程も上がり、遅くすると音程が下がります。

う〜ん……どうやって使うの?ww

使い道が難しいけれど、そこもアイディア次第!

パソコンにつないでエディターから操作することも可能です。


BOSS / RC-1







出ました!BOSSさんのルーパー。

BOSSでは複数のルーパーラインナップがありますが、

このRC-1が一番シンプルです。




最大の特徴はぱっと見でループ位置と状態がわかる円形インジゲーター。

シンプルなルーパーは”今REC中なのかPLAY中なのかDUB中なのかわからない!“という欠点がありますが、

RC-1ならインジゲーターの光り方で一目瞭然!

また、ボディ本体を見れば使い方が全部わかる、

おせっかいすぎる本体プリントのおかげで説明書を見る必要なく使い始められますww

ストップとアンドゥは外部スイッチを使うことによって踏み間違いを防ぐことが出来ますね。








ちなみに、ループステーションシリーズ累計100万台出荷を記念して作られたRC–1BK、

今のところまだ在庫あるみたいなので、売り切れる前に是非!

ボディが黒の方がインジゲーターの光が見やすい気がする?




BOSS / RC-3






RC-1より機能が多いのがこのRC-3です。

どの辺が違うのかと言うと、
  • リズムマシン搭載
  • 99フレーズまで保存可能
  • パソコンから転送可能

というところです。

リズムマシンはメトロノームやドラムパターンが入ってて、

個人練習のときにはそのドラムを流してバッキングを録るだけで100倍楽しくなります!





また、ルーパーを極めるならシビアなリズムキープが必要になりますが、

メトロノーム機能もあるのでそれに合わせてRECを開始するのがいいでしょう。

もちろんリズムはすぐに切れるし、音量を調節することも出来ます。

どのフレーズを読みだして再生するかも外部ペダルを使えば足だけで変更可能です。

まるで魔法だ……。





TC Electronic / DITTO X2 LOOPER






DITTOのちょっと大きい版です。

ステレオ入出力になり、エフェクトも搭載されました!

エフェクトと言っても、ギター向けの”音色を変えるエフェクター“ではなく、

ループの再生方法を変える、ちょっとDJ的な使い方のエフェクターです。

逆再生と1/2倍速再生、どちらもうまく使いこなすことにより非現実感あふれる独創的な演奏が可能になります。

楽しい!

また、ちょっとしたことですが、筐体が大きくなったことによってペダルがふたつになり、

これは使いやすさが超飛躍!




ちなみに、TC ElectronicのJamTrackCentralという機能で世界中のトッププロが作ったバッキングトラックを本体にダウンロード。

そのご機嫌なバッキングをループ再生しながら一緒に演奏を楽しむことが出来ます。

これはナイスアイディアだと思う!





BOSS / RC-30






本格的にループを使ったライブパフォーマンスをしたい方向け、

自宅練習用には圧倒的オーバースペックですw

コンパクトなルーパーは基本的に”トラック”の概念がなくひたすら上書きしていくのですが、

RC-30は2つの異なるトラックに録音し、それぞれ個別にオンオフ、音量調整が出来ます。




マイク端子もついてるので、ソロボーカリストさんによるボイパ、ベース、そして歌と重ねていくパフォーマンスにも使われます。


TC Helicon / DITTO MIC LOOPER






ボーカリストさんが簡単に使いループパフォーマンスしたいならこれです!

最低限の機能しかないですが、多くの場合これだけで十分でしょう。

楽器フェアかなにかでオーディションの前でサラッと使いこなすお姉さんかっこよすぎる
ので動画をごらんください。




厳密にはボーカリスト用のDITTOというのではなくXLRキャノン端子で入出力するDITTOなので、

つまりはアコギとかヴァイオリンとかパーカッションとか、マイクを使って入力する全ての楽器に使えるということです!


まとめ:ルーパー楽しい!


いかがだったでしょうか。

この他にももっと大きいRC-300だとか、DITTO X4だとか、

逆にMOOERの安いのだとかありますが、

コスパのバランスを考えたら今紹介したあたりがよいと思います。

また、デジタルディレイと同じ原理で出来ているため、

ディレイペダルにおまけとしてルーパー機能がついてたり、

最近は安いマルチエフェクターにも簡単なルーパー機能はついてたりします。









ちょっと家で遊んでみるくらいならマルチエフェクターに入っているのでいいかもしれません。

しかしライブで使うようになったらやっぱり専用機が欲しくなりますね。

最近のルーパーは小型でとても便利。

是非導入してみてください!

最後まで読んでくれてどうもありがとう!

萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!