どうも、ルーパーパフォーマンス好きの萩原悠です!
今回は一番シンプル簡単で信頼出来るルーパーペダルの紹介をしたいと思います!
TC ElectronicのDITTO LOOPERです!
この小ささでしっかりルーパーの仕事をこなしてくれるDITTO LOOPER、
是非フレーズループデビューに導入してください!
ってことでレビューします!
ルーパーとは
フレーズルーパーと呼ばれ、
一度弾いたフレーズを簡易的に録音して繰り返し再生してくれるというタイプの機器で、
一応エフェクターのひとつとして生産、販売されていますが、
音自体を変化させるエフェクターとはちょっと根本的に属性が違いますね。
ディレイの応用として使われ始めたルーパーも今や立派な1カテゴリーとして市民権を得ていて、
なんならエフェクターとして音を加工するよりよっぽどインパクトのある効果を生み出せます!
DITTO LOOPER
今回紹介するのはこちら!
DITTO LOOPER!!
ウヒィィィイイイイ!!
シンプルゥゥゥウウウ!!!
ワンノブ、ワンスイッチ、小型筐体!
なんだこれブースターかよってレベル!
こんな小さいやつでちゃんとルーパーの大仕事が務まるんかいな!
立派に務まっちゃってるところをごらんください!
英語アレルギーの方は、
日本の全ギタリストがお世話になっているギター博士さんの動画もどうぞ。
DITTO LOOPER基本操作
こちらがDITTO LOOPERの基本操作です。
というか、もうこれしか出来ることがありませんwww
そりゃそうよ、フットスイッチひとつしかないんだから!
長踏みか二度踏みくらいしかない!
たったこれだけの動作でうまいことパフォーマンスにするってんだから、
あとはセンスが試されますね!
(ちなみに、DITTOにおける”長踏み“とは1.5秒以上の踏み続けを意味します)
ノブはループの音量を調整
本体に唯一実装されているノブは、
ループ再生時の音量です。
基本的に先に弾いたフレーズってのはバッキングになることが多いので、
これからリアルタイムに弾くフレーズと同じ音量で鳴り続けてもらってはうるさくて迷惑なんです。
なので、このノブでループの音量を調節しましょう。
よっぽどの特殊な効果を狙わない限りはこれを全開にして使うことはないかなと思います。
電源を切っても保存されている
DITTO LOOPERは電源を切っても以前のループが内蔵メモリに保持されます。
昨日作ったバッキングで今日も練習したい、
事前に構築しておいたループをライブでいきなり使いたい、
そんなときも便利ですね!
消したくなったら上記の手順通り、ループ停止中に長踏みでクリアしてください。
ループの長さは5分、オーバーダビング無制限
昨今のルーパーは小さな筐体で3時間とかのループを保存出来ますが、
DITTO LOOPERはなんと……
5分!!!!
みっじかwww
いやでも、実際こんなもんですって。
3時間とかループが出来るやつは、複数のループバンクに保存出来るもので、
99バンクで合計3時間、とかなんです。
3時間を99で割ると…………
あ、2分以内じゃん。
そう、つまり1つのループで5分ってのは実用レベルでは全然足りるんです。
ちなみに、ダビング回数は無制限なのでご安心を!
100パート乗っても大丈夫!
トゥルーバイパス
TC Electronicの他のエフェクターと同じく、DITTO LOOPERもトゥルーバイパスです。
つまり音質の変化が極めて少ない。
BOSSのループステーションシリーズとかはBOSS特有のバッファが内蔵されていますからね、
あの質感が好きじゃないという人もいるでしょう。
トゥルーバイパスのDITTO LOOPERなら、
ルーパーを挟んでると全く気づかれることはないでしょう。
USBはファームウェアアップデート用
DITTO LOOPERにはUSB type-Bの端子がついていますが、
これはTC Electronicから最新のファームウェアが公開された際にパソコンからインストールする用です。
ルーパーってモデルによってはUSB経由で音声データのやりとりとか出来ちゃうのですが、
DITTO LOOPERの最小サイズモデルではそんなこと出来ません!
……別にいいよね、ギター一本でループしたいだけならそんな無駄な機能があって値段が高くなるよりよっぽどよいはずです!
DITTO LOOPERファミリー
ここまでDITTO LOOPERというルーパーエフェクターについて書いてきましたが、
“DITTO LOOPER”でネット検索すると結構色んなモデルが出てくるんですよ。
そう、DITTO LOOPERはシリーズ化されてて、
世代交代していくラインナップではなく並行して販売されている機能違いのモデルがたくさんあるんです。
ひとことずつ簡単に説明すると、
一番シンプルなDITTO LOOPER(このページで紹介してるやつ)。
ステレオ仕様でパソコンからのインポートも出来るようになったDITTO STEREO LOOPER。
ペダルがふたつになって使いやすくなり、逆再生エフェクトなども搭載したDITTO X2 LOOPER。
4ペダルで2ループ、
ふたつのループを同時に再生して別パートを録音しておくもよし、
ふたつのループを切り替えて使うことによって曲のセクションを進行させるように使うこともできるDITTO X4 LOOPER。
キャノン端子の入出力で2ペダル、ボーカリスト向けのDITTO MIC LOOPER。
内蔵マイクが今演奏しているテンポを検出して録音したループの方のテンポを合わせてくれるというルーパーの新世代機能を持つDITTO JAM X2 LOOPER。
なんやかんやと色々ありますが、それぞれのモデルについては別ページで比較したのでよかったらそちらもごらんくださいませ。
【完全版】DITTOシリーズの比較!はコチラです!
まとめ:シンプルで小型のルーパーをどうぞ!
いかがだったでしょうか。
小さなボディですがとても使いやすく設計されています。
このサイズならしれっとボードに入れておくもよし、
自宅練習でアンプの上にでもポンと置いておくもよし。
一番気軽に始められるルーパー生活、
是非DITTO LOOPERを導入してみてください!
最後まで読んでくれてどうもありがとう!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!
次のページはDITTOシリーズの全機種比較です!