どうも、使いやすい歪みが好き!萩原悠です!
Animals PedalのTioga Road Cycling Distortionというディストーション。
Procoの初期型RAT系の歪みでありながら、
本家RATよりも使いやすいです!
初めてのディストーションペダルにもめっちゃオススメなのでレビューします!
ディストーションとは
ディストーションとは、
歪みエフェクターを大きく
- オーバードライブ
- ディストーション
- ファズ
とカテゴリー分けしたうちのひとつで、
実はオーバードライブとの明確な違いはありません!
なんとなくオーバードライブの方がアンプライクでウォームな歪みかなぁ、
ディストーションの方が激しく深く歪むモデルが多いな。
くらいなもんです。
つまりは、アンプがどんなにクリーンな設定であってもディストーションを間に挟むと割と深めに歪むというモデルです。
アンプがジャズコーラスしか使えないけどロック系の音楽をやりたいというときにも必須ですね。
Tioga Road Cycling Distortion
コチラです!
タイオガロードってのはおそらくアメリカ、カルフォルニア州にある絶景で有名な峠ルートだそうです。
そこを気持ち良くサイクリングするのはコイツ!
クマぁぁぁああああ!!!
Animals Pedalのエフェクターの全ラインナップに登場するこのなんとも言えない顔のクマさん。
イラストの可愛さもAnimals Pedalの長所のひとつですね!
動画でサウンドチェック
それでは早速Tioga Road Cycling Distortionのサウンドを確認してみましょう!
こちらの動画でめちゃめちゃカッコよく使ってくれています。
で、聴いてみるとわかるように、
軽くブーストしたくらいの音からマイルドなディストーションサウンド、
そしてどこかファズのように聴こえるブーミーなサウンドまでとても幅が広いですね。
こいつぁ便利!
では、Tioga Road Cycling Distortionでの音作り、使い方について少しだけお話をしますね。
基本の3ノブ
本来の音作りの順番とはおそらく違ってしまうけれど、
説明が簡単な方から失礼。
Tioga Road Cycling Distortionには3つノノブがあります。
それぞれ
- DIST(歪みの深さ)
- VOLUME(音量)
- TONE(音の明るさ)
です。
DISTをあげていくと深い歪みになっていき派手になりますが、
ノイズが増えてしまったり、意外のバンドの中で埋もれてしまったりするので上げすぎ注意!
また、DISTを上げていくと歪み量と一緒に純粋な音量も上がってしまうので、
最終的なボリュームをVOLUMEで調整しましょう。
TONEのノブは音の明るさを調整します。
右に回していくと明るくなり、
左に回していくとこもっていきながら低音が目立つ仕様になっています。
これが一般的なTONEなのですが、 本家RATのFILTERは効き具合が逆でして、
いわゆるローパスフィルターってやつなんですよね。
慣れるまでちょっと使い難いので、
ここは普通のTONEをつけてRAT本家よりも使いやすくしてくれたANIMALS PEDALさんナイス!
クリッピング切り替え
Tioga Road Cycling Distortionが本家RATより幅広いサウンドが作れるのはこの小さなトグルスイッチのおかげです!
クリッピングを3段階で切り替えることが出来るのですが、
- 上:対称クリッピング
- 中:クリッピングしない
- 下:非対称クリッピング
ということなのですが、
まぁつまりは歪みのキャラクターを変えるためのスイッチですね。
上にしてるとオーバードライブっぽい暖かい系の歪みになり、
真ん中はコンプ感が少なく開放的なサウンド。
実際音量も上がっちゃうので注意!
下にすると非対称クリッピングになり、
高次倍音がたくさん出て「これぞディストーション!」というサウンドになります。
RAT系ということで、最新のハイファイ系というよりどことなく古めのグランジみたいな荒々しさがあります。
カッケェ!
まとめ:使いやすいRAT
RATを使ってみたい、そういう方は割とグランジやひと昔前のハードロックなんかが好きなんじゃないかと思います。
そんなあなたは是非一度Tioga Road Cycling Distortionも試してみてください!
RATらしい泥臭さを持ちながら、
サウンドの幅も広がりリーズナブル!
そしてかわいい!
最高ですね!
ってことで、最後まで読んでくれてどうもありがとう!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!