どうも、LINE6好きの萩原悠です!

HELIX系統の進化によりPODはもうなくなるのかと思っていた!

しかしこの度新しく発表されたのは数年ぶりの最新作。

POD Go!!

面白そうだね!!

ってことで、とりあえず今わかってるところまでをまとめてみましょう。



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PODとは

1998年、アンプシミュレーターという分野がまだ全然一般的でなかったときにPODは現れました。

これはエフェクターなのか?それともアンプなのか?

“そら豆型”と言われる特徴的な形と赤い筐体は衝撃のデビューを飾り、

ライン録りでもマーシャルやフェンダー、さらには入手困難なヴィンテージアンプのサウンドを簡単に選択出来るという面白い発想のマシンはトッププロからアマチュアまで、

多くのミュージシャンから脚光をあびることになります。

それからアンプモデリングの種類が増えたりエフェクターも結構たくさん入って来たり、

ベースアンプも統合されたり(初期はベース用な別モデルだった)、オーディオインターフェイス機能も追加されたり、

ライブでマルチエフェクターのように使えるフロアタイプやスタジオワークで使いやすいラックタイプなどもリリースされ、

アンプモデリング界隈の代名詞として20年間君臨してきました。

むしろ、アンプシミュレーターって言ったらPODしか知らない、そんなギタリストも少なくないのでは?

HELIXの台頭



そんなPODを開発、販売していたLINE6が2015年にリリースしたのがHelixという超大型マルチ

超大型と言ってももちろん「サイズが50メートル!」とかではありません。

膨大なエフェクト数、豊富なインアウト、使いやすいしアンプモデリングもバッチリ、

という、ギタリストにとって必要なすべてをブチこんでしまった究極の一台を作ってしまいました。

ぶっちゃけPODの機能のほとんども入っていると言えますし、

PODよりも処理速度などに優れているのでアンプの再現度も高いです。

うん、PODよ、今までありがとう。

そうしてPODシリーズの最新作であるPOD HD 500Xなどは2016〜2019年ごろめちゃめちゃ中古市場に出回りました。

LINE6を捨てたわけじゃない、

みんながHELIXに乗り換えてしまったんです!

きっとみんな思ったでしょう、PODはHELIXに実質的吸収合併、

なんなら名前が変わってこれからもヨロシク的な展開。

と思ったら、POD GOが出て来た!!

POD GO

それがこのPOD GOです!!

7年ぶりの新しいPOD、いくつか特徴をまとめてみましょう!

エフェクト,アンプが270種類以上!

欲しい音がひとつだけであればそりゃ誰だってコンパクトエフェクターを買います。

色んな音が欲しい、それらを自由につなげたい、プリセットしたい、

だからわたしたちはマルチを買うわけです。

今回のPOD GoにはHELIX譲り、そして歴代のPODからのサウンドが270種類以上収録されています!

すごいなぁ、270個もエフェクトとアンプ思い浮かばないじゃんww

つまりこれ1台さえあればもうエフェクトが足りないなんてことはなくなるわけです!

サイズが小さい!






これまでのフロア型PODシリーズに比べてかなり小さくなりましたね。

マルチエフェクターの小型化は重要な要素。

デカいので色々出来るってのはもうわかってるのよね、

それがやりたいならみんなHELIX買うわ!

小さいってのは自宅での置き場的にも、ライブやスタジオへの運搬時にも、

めちゃめちゃ助かるんですよ。

音楽をやるのにおいての音楽以外のストレス、それが機材の重さ。

かと言って、小さすぎても出来ることが限られてしまう、だからこのバランスを見ながら、

自分に合ったモデルを選ぼうねって話なわけですね。

サイズ比較

せっかくなので、他のLINE6製品とのサイズ比較をば。

モデル POD Go POD HD500X HX Stomp HX Effects HELIX Floor
幅 mm 358 546 170 274 560
奥行き mm 231 261 122 200 300
高さ mm 89 75 64 76 90
重さ kg 2.36 4.8 0.82 2.3 6.6
サウンドハウスページへ ¥58,000- ¥42,800- ¥74,000- ¥62,800- ¥178,000-

このことからもわかるように、

HX StompやHX Effectsみたいな「徹底的に小さいよ!でもこれ1台でなんでもやろうってのはちょっと厳しいよ」ってものではないわけです。

絶妙なバランスでオールインワンを目指した、それがPOD GOとも言えそうです。

4.3インチカラーLCD



別にエフェクターのディスプレイはカラーじゃなくてもいいと思ってました。

HELIXが出るまでは。

しかし一度HELIXを体感してしまったら単色ディスプレイには戻れないね!

圧倒的に見やすい!

しかもHELIXのアイディアのすぐれてたところは、

そのカラーと、フットスイッチのカラーが対応してたりするところ。

実際ライブ中に文字なんて読みませんよ、

黄色をオンオフする、水色をオンオフする、そんな直感的な操作を可能にしたのがLINE6の素晴らしさ。

PODシリーズにもついに導入です!

ちなみにこの4.3インチってのは、

iPhoneSEの画面よりちょっと大きくiPhone6や7の画面よりちょっと小さいくらいです。

音切れないスナップショット

HELIXが他のマルチエフェクターと決定的な差別化を成功させた機能、

それがスナップショットです。

これまでは違うエフェクターを違う設定にするために違うプリセットを読み出していましたが(つまり全部のエフェクトを一度オフにしてから次の新しいパッチの全部のエフェクトを一気にオンにする)、

このスナップショット機能ではひとつのプリセット内で設定を切り替えられます。

つまりは音切れがゼロ!

コンパクトエフェクターをひとつずつオンオフしてるかのような、一斉に小人さんたちが各エフェクターをつまみをグイっと変えてくれてるような、

そんな素晴らしい機能です。

これもついにPODに導入です。

ウレシーー!!

POD Go EditアプリでPCからのプリセット編集

マルチエフェクターの面倒なところは、

色んなことが出来るわりには画面が小さいのとコントローラーが少ないところです。

あっちのメニューに入ってこっちのパラメーターをいじって……

正直面倒。

しかし、USBでつないでパソコンの画面で設定が出来るとなるとその心配は一気に吹き飛びます。

画面がデカいって素晴らしい!

マウスがつかえるって素晴らしい!

キーボードで文字が打てるって素晴らしい!

アプリケーションの初期設定をちょっとだけしないといけないけれど、

そこをめんどくさがるのは絶対に後悔します。

最初にちょっと10分程度、アプリケーションとか入れるだけで、

それ以降の作業効率が爆上がりしますよ!

4in4outのオーディオインターフェイス



USB端子を備えているため、オーディオインターフェイスとしても機能します。

また、ヘッドフォンアウトやアンプアウトなどを併用することによって、

4in4outの入出力を同時に使えるようです。

これって結構便利なんですよね〜。

特にギタリストにとっては、

一度DAWに録音したギターパートなどに後からエフェクトをかけるというリアンプを行えるってのはとてもデカい。

普通の2in2outのオーディオインターフェイスだったらリアンプのためにケーブルをいちいち抜き差ししないといけません。

本体の裏側にあるケーブルを差し替えるのってかなりストレスで、

次第にやらなくなります。

しかし4in4outとあれば、もうメインアウト用リアンプ用のシールドを両方さしっぱなしにしておけます。

こだわりの音作りがストレス無しにできる、これは作業効率、楽曲のクオリティアップに直結します!

ついに発売!!






きた!