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WALRUS AUDIOのリバーブDESCENTの使い方とレビュー!

どうも、世界観は残響によって決まる!萩原悠です!

最近はコンパクトリバーブエフェクターの特集をしていただけですが、

今回読者さんに

WALRUS AUDIODESCENTとかってどうですか?」

とご質問を受けまして、慌てて手配して弾いてみたところ……

これはすごい!!

めちゃめちゃ面白い!

ってことでDESCENTのレビューします!

DESCENT 2

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WALRUS AUDIO


Walrus Audioとは、アメリカはオクラホマ州にてひっそりと作られ始めたハンドメイドエフェクターブランドです。

まだまだ日本での知名度は低いですが、

オーバードライブ/プリアンプのVOYAGERが突然のヒットを果たしたため知ってる方も徐々に出てきたかもしれませんね。


以前同ブランドのFathomというリバーブペダルのレビューをしましたのでそちらもよければご覧下さい。






DESCENT


今回紹介するのはこちらです、DESCENT

わたしはこれをリバーブ界のオクターバーと呼ぶことにしました。

広めたい、広めたい、こんなに素晴らしいリバーブを世に広めたい!!

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動画で確認





こちらです、なんて幻想的なサウンドなんでしょう!

観るだけではちょっとわかりにくいところもあるかもなので、

もうすこし詳しく仕組みについて説明しますね。

大まかにモードを決める


DESCENT 4
まずは大まかにリバーブモードを決めます。

HallReverseShimmerか。

リバースモードはリバーブが逆再生されるという不思議な空間で、

割と他のふたつとは違った挙動になります。

ホールはコンサートホールでの残響をシミュレート、

シマーはリバーブオクターブ上の音が混ざってきらびやかなシンセっぽいサウンドになるのが特徴ですが……

このホールとシマーに関してはあとから調整してください。

理由はもうちょい下で書きます。

リバーブの音量を決める


DESCENT 3 2
DESCENTの最大の特徴かつ、ちょっとややこしくさせているのがこの音量バランス。

なんせ似たような名前のノブが多い。
Dry Mix
Wet Mix
Dry Signal

……は??


難しい!

しかしひとつずつゆっくり見ていきましょう。

Dry Mixは原音の音量


Dry MixはDESCENTをオンにしたときの原音の音量です。

マックスにした状態で、DESCENTオンオフ時に音量が同じになります。

音を奥に引っ込めたいとき以外はマックスにしておくのがいいですね。


Wet Mixは原音:エフェクト音のバランス


Wet Mixは原音に対してエフェクト音をどの程度出すかです。

つまり、Dry Mixの音量に由来するので、

先にDry Mixを設定してからこちらをいじりましょう。

12時の位置でDry:wetが1:1の音量になります。


dry signalとは


DESCENT 1 2
では、その下の段にあるDry signalとはなんなのでしょうか。

Dry Mixとは違うの?

ここですよ、わたしがDESCENTを”リバーブ界のオクターバー“と言っている所以は。

Dry signalの説明の前にその隣にある-1と+1をご覧下さい。


-1と+1でリバーブ音のオクターブを生成


DESCENT 1 3
なんとDESCENTでは、どのモードであっても自由にリバーブ音にオクターブ上とオクターブ下を追加出来ます。

しかもそれぞれ任意のバランスで。

dry mixで原音の音量を決め、wet mixでそれに対してのリバーブ音のバランスを決め、

そのリバーブ音のオクターブ上をどれくらい出すのかが+1、

対してオクターブ下をどれくらい出すのかが-1、

で、オクターブの上下をしないそのままの音程のリバーブをどれくらい出すのかがdry signalというわけです。

ヒーーわかりにくい!

でもそういうことなんです、わかれば簡単です、オクターブ上も下もいらない普通のリバーブを作りたければこの-1と+1を絞りきればいいんです。

リバーブ音は全部オクターブ上にしてキラっとさせるだとか、

リバーブかかってないような気がするけどなんとなくオクターブ下が蠢いてるような気がするとか、

そういう効果が作れます。

すげぇ……。

POGクラスだよ……


リバーブ成分を調整する


DESCENT 3
あとは普通のリバーブにありがちなパラメータです。

Reverb Timeはその名の通りリバーブの響く時間的な長さ、

Diminishはリバーブの広がり感、

Tweakは高域の減衰具合、TONEだとかDAMPだとかの名前がついてることも多いアレです、つまり明るさです。

ちなみに、この辺はリバーブモードによってちょっと違って、ShimmerモードのときにDiminishを操作するとディレイでいうところのFEEDBACKのような、反復数の調整になりました。

プリセット出来る


DESCENT 7
ここまでの便利なリバーブを、DESCENTではプリセット出来るんです。

3つのセッティングを足元で瞬時に切り替えられるのは便利だ!


エクスプレッションペダル


DESCENT 5
外部エクスプレッションペダルにも対応していて、

好みのパラメーターをアサイン出来ます。

踏み込むことによってオクターブ上が出るだとか、

リバーブタイムが伸びていくだとか、

センスの数だけ使い方に正解が出そうですね!

HallとShimmerの使い分け


先ほど割愛したホールモードとシマーモードの使い分けに関して。

普通のシマーリバーブって、オクターブ上の音が煌めく仕様ですが、

このDESCENTではホールモードでもリバースモードでもオクターブ上出せちゃいます。

じゃあシマーとホールの違いって……

実際に使って見て個人的に思ったのは、

シマーの方はスラップバックディレイのような、プリディレイのある感じです。

つまり、ジャッ!と弾いたあとにちょっとだけ間があってからキャアアンと響く、つまりやまびこ成分が強い。

対してホールモードだとジャッ!と弾いたその音が尾を弾いてジャアアアアアアァァンとなる感じ。

このふたつの使い分けは原音のフレーズ間やアタック感をどれだけ重視したいか

で選ぶのがいいかなと思いました。

個人的にはホールモードの不穏な広がり、劇伴系での即戦力だと感じました。

まとめ:即戦力アンビエントDESCENT!!


いや〜正直本当に驚きましたね。

同じWALRUS AUDIOのFATHOMもかなり凄かったですが、

オクターバー好きなわたしにとってはこの音空間はおもしろすぎる!

映像や舞台の音楽も担当するわたしはこのDESCENTを使って作りたいシーンがポンポン湧いてきちゃう!

まぁ安くはないペダルですが、

それだけの価値が十分にあるリバーブエフェクターです。

店頭で見つけた際は是非弾いてみてください。

絶対気持ちいいから!

ってことできょうはこのへんで。


最後まで読んでくれてどうもありがとう!

萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!








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萩原悠プロフィールブログ

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大学生編スタート
Scene.33 音大へ入学
Scene.34 大学内自主企画ライブ TRICK OF MUSIC
Scene.35 アニメとニコニコ動画を見てた
Scene.36 合唱の指揮をする
Scene.37 同人音楽をやる
Scene.38 一番長いクライアントさん、劇団輪座さんと出会う
Scene.39 ニコ動デビューする
Scene.40 Mac&LOGICを使い始める
Scene.41 KORGの開発部で働く

これ以降も頑張って更新します!2019年内に25歳地点まで書く予定!



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