どうも、今ではすっかり機材持ちな萩原悠です!

今でこそあれこれ機材持ってて、総額にするとなかなかの額になっているわけですが、

DTMをするからって初めからその全てが必要なわけではありません!

ということで、

ここではこれからDTMを始めるという方が最低限揃えるべき機材を紹介していきましょう!

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ないと始まらない2つのモノ

もうこれが最低限です!

この2つはどうにかこうにか手に入れてください!

パソコン

MAC
 

DTMというのはパソコンを使って音楽をすることとほぼ同義なので、

なにはなくてもこれが必要です!

この写真は2018年1月1日に届いたわたしのMacですが、

Macである必要はありません、Windowsでも大丈夫!

しかし、DTMというのはネットサーフィンやWard Excelに比べて格段にパソコンへの負荷が大きいのでそれなりのスペックのパソコンが必要になります。

8年前から自宅にある謎のWindowsではボカロPにはなれませんww

また、大学入ってレポート書くように買った3万円くらいのネットブック的パソコンでもやはり厳しいです。

DAWソフト


これがDTMの要です!

パソコンの中にDAWソフトというものをインストールして、

その中で打ち込みしたり録音したりリバーブかけたりするのです!

つまり絶対必要。

色んなメーカーからリリースされているけれど、

大手は
  • Cubase
  • LOGIC
  • SONAR
  • Protools
  • Live
  • FLstudio
  • SSW
  • ACID
あたりです。

それぞれ特色はあったり、その中にグレードがあったりします。

グレードは音質の差ではなく、入ってる音色やエフェクターの数の違いです。

学割版もあるよ!

次も出来れば用意すべき2つのモノ

とりあえず紹介した2つ、パソコンとDAWソフトがあればDTMをするのは不可能ではありません。

しかし、初期費用で出来ればあと2つ、揃えて欲しいものがあります。

オーディオインターフェイス


「DTMを始めたんだ!」

そう言いたいならせめてこれは買って!

オーディオインターフェイス、簡単に言えば、

パソコンに音を入れたり、パソコンの音を外に出したりするための機材です。

だって、パソコンにマイクとかギターとか直接挿せないじゃん?

Windowsにはしょぼいマイク端子がある製品もあるけれど、

あれで音楽制作をしようなんて笑わせる!

絶対必要なんでよろしく!

ちなみに、

大抵のオーディオインターフェイス(特に初心者用)には、DAWソフトがついてきます!

製品版よりもうちょい音色とかが少なめですが、

ここで1万円以上節約出来るんだから、

むしろDAWソフトを買うよりオーディオインターフェイスを買った方がいいってことだな。
↑Cubaseの下位版がついてくる!
 

スピーカーorヘッドフォン

 

 
 

 

 

 

オーディオインターフェイスを買ったら、あとは音の出口を整えましょう。

パソコン本体のスピーカーや、本体横についてるイヤホン端子から出した音とは全然違う音質です。

でもそれをスマホ買ったときについてきたイヤホンで聴いてたら台無しです。

なので、ちゃんとした音で聴けるスピーカーを買いましょう。

これはいい音で聴いて悦に浸るためではありません。

正確な音のバランスで聴いて、楽曲を聴いてくれる人に聴きやすい音源を仕上げるためです。

舌の感覚が鈍いまま料理を作ってお客さんに出しますか?

目が悪いまま絵を描いてそれを人に評価してもらいますか?

ちゃんとしたスピーカーで聴ける音は解像度が高く、

それはまさにメガネをかけて視力をあげてる状態と同じです。

しっかり聴ける環境を揃えることは、しっかり作ることよりも大事かもしれませんね。

ちなみに、スピーカーで音を出すのが厳しければ、

ヘッドフォンでも大丈夫です。

しかしこれは、低音を強調してくれたりするリスニング用のヘッドフォンではなく、

味付けが極力少ないモニター用のヘッドフォンにしましょう。

わたしのおすすめ、というか業界標準はこちらです!

SONY MDR-CD900STは宅録DTMerにこそ最高のヘッドフォンだ! | 萩原悠.com

用途に応じて買い足すべき3つのモノ

パソコン本体、DAWソフト、オーディオインターフェイス、スピーカー(ヘッドフォン)。

ここまでの4つを揃えればまずはDTMを始めれます。

しかし、あなたはDTMでなにをしたいですか?

それによってはもうすこし買い足すべきものがあります。

MIDIキーボード

 

 

 


 

 

 

 

ピアノっぽい鍵盤上に並んだキーボード、これがあるとDTMは格段に便利になります。

たとえばピアノやオルガンがすこしでも弾ける人はリアルタイムに演奏して打ち込むことが出来ます。

むしろこれがない場合、ピアノパートは1音1音音程と長さと強さをマウスの操作で配置していくことになります。

途方にくれる!

また、ピアノが全く弾けない人も、

ちょっとした音色の確認などの際にイチイチMIDIノートを置かないで鍵盤を指一本奏法で弾けばいいので、

かなり時間短縮になります。

ピアノが弾ける人なら最低でも61鍵モデルを、音の確認だけなら25鍵モデルでも十分。

そのあたりは使い方と、スペースと相談しましょう!

MIDIキーボードの選び方とおすすめ機種 | 萩原悠.com

マイク


もし“歌ってみた”とかをやりたいなら、

マイクの購入は必然ですね。

せっかくオーディオインターフェイス買ったのにまだパソコンの内蔵マイクがとかスカイプ用のヘッドセットマイクがとか言ってる金欠BOYS&GIRLSよ、

“歌ってみた”やりたいなら歌の音質が最優先じゃろがい。

買おう、今すぐ。

マイクには大きくわけて
  • ダイナミックマイク
  • コンデンサーマイク
の2種類があります。

丈夫故に扱いが簡単で比較的安価なのがダイナミックマイク。

繊細な音を録るならコンデンサーマイク。

出来ればコンデンサーマイクがいいですね、

音の明瞭さが全然違いますから。

初心者におすすめ!初めてのコンデンサーマイク選び!【おすすめ紹介!】 | 萩原悠.com

ポップガード


コンデンサーマイクを使うなら、必ずこれも一緒に買ってください。

ポップガード!

これまで紹介してきたものに比べていきなり地味ですねww

でも、これ大事です!

ポップガードを正しく使ってないと、せっかく買ったコンデンサーマイクを壊してしかねないぞ!

ポップガードとは?使い方と注意点,素材による違いなどのまとめ | 萩原悠.com

ワンランク上へ上がるために必要なモノ

ここまで揃ってればしばらくは大丈夫です、あとはひたすらたくさん手を動かして、

すこしでも早く慣れることです。

しかし、もし色々こだわりが出て来たのなら、

こんなものたちも視野に入れましょう。

マイクプリアンプ


そもそもマイクプリアンプとは、

マイクの音を録音に耐えうるレベルまで持ち上げるというのが仕事ですが、

この工程にはかなり機材ごとの特性が出ます。

ほとんどのオーディオインターフェイスにもこのマイクプリアンプが搭載されていますが(XLR入力端子があれば絶対)、

やはり外部のマイクプリアンプ単体機が持つ味、これが音源をよりイキイキとさせてくれます。

マイク録りした音がイマイチ面白くないなと思い始めたら、

マイクプリアンプの導入もひとつの手だと思います。

マイクプリアンプとは 役割や使い方も紹介 | 萩原悠.com

インシュレーター


モニタースピーカーからの音をさらに正確に聴くなら、スピーカーから不要な振動を取り除くためにインシュレーター(絶縁体)を使いましょう!

わずか数千円でこんなにも違う。

よりシャープな音でモニターして、誰にでも聴きやすい音源を作りましょう!

インシュレーターとは?効果と必要性について | 萩原悠.com

リフレクションフィルター

CLASSIC PRO / CAR900 →サウンドハウス ¥4,980-

マイク録りって結構難しいんです。

だって、狙った音以外もバンバン入ってくるから。

そんなときに、マイクを覆う壁、リフレクションフィルターの導入をおすすめします!

特にコンデンサーマイクを使うなら、リフレクションフィルターで不要な響きをカットしましょう!

リフレクションフィルターとは?効果と必要性について | 萩原悠.com

別売りソフトシンセ

 

 
 

 

 

 
 

昨今のDAWソフトは、DAW本体を買うとかなりの数のプラグインシンセサイザーが付属されます。

つまり、DAWの中に架空のシンセサイザーを立ち上げて、

そのシンセサイザーをMIDIで演奏させるってことですね。

DAW付属の音源だけで数百〜数千種類の音色が入ってますが、

それ以外の特殊な音が欲しかったり、

よりリアルな音質の音が欲しかったりした場合、

別途他社製品のソフトシンセを買うということになります。

このあたりからが沼なんですよね……。

付属のドラムがしょぼい、もっとリアルなオーケストラの音を使いたいなどなど、

欲求が止まらなくなります。

ちなみに、ボーカロイドというのもここに含まれます。

あれは”パソコンで操作する、人の声の音がするシンセサイザー”ですからね。

別売りプラグインエフェクト

 

 
 

 

 

 

ソフトシンセと同じく、エフェクターもサードパーティ製がたくさんあります。

コンプも歪みもエコーもフランジャーも一通り入っていますが、

やっぱりそれぞれの製品の独特の味やクセを求めて、

買っちゃうんですよね〜。

ちなみに、業界標準なWAVESプラグイン。

わたしがGOLDバンドルを買ったときには8万円くらいしたのに、

今や1万円台で売ってて泣きそう。

もうみんな、さっさとGOLD買っちゃえばいい……orz

というか……48万円のHorizonが3万円代なんですけど……。

→サウンドハウス ¥36,852-



 

 

そして最後に、一番大切なもの

以上の機材をいくら揃えたとしても、

結局一番必要なのはこれです。

根気

はっきり言って、

1曲仕上げるのはかなり大変です。

たとえ普段アコギで曲作りをしてるという人でも、

自分のバンドの曲を作っているという人でも、

ピアノが弾けて絶対音感があるという人でも、

正直言ってそんな簡単には1曲目が完成しません。

どうやったら音出るの?

なんか音がしょぼいな。

ドラムの打ち込みってこんなにめんどくさいの?

なんかプロの音源に比べて音めっちゃ小さいんだけど。

これらを乗り越えていかなければいけないので、

どんなに優れたアーティストも、1日で思い通りの音源を作るなんて無理です。

しかしこれを乗り越えたら音楽における自由度が飛躍的に跳ね上がりますので、

どうか、どうかまずは1曲仕上げてください!

頑張れ!

それでは、最後まで読んでくれてありがとう!

萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!

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