どうも、宅録だけで大抵の案件は提出しちゃってます、萩原悠です!
前のページでリアンプについてなんとなくわかってもらえたでしょうか?
このページでは実際にわたしがリアンプする際に使っているリアンピングボックス、
Radial製のの紹介をしたいと思います!
使ってみてのレビューはもちろん、使い方のレクチャーもしていこうと思ってますのでどうぞよろしく!
Radial ReampJCR
高品質なD.I.ダイレクトボックスなどを製作していることで有名なRadialブランドから、
“逆D.I.”とも言われるリアンピングボックスも複数リリースされています。
そのうちのひとつが現在わたしが使っているこれ、REAMP JCRです。
JCRってなんの略なんだろう……
リアンプの生みの親である、ジョン・クニバーティさんの名前からとってるのかな。
John Cuniberti Reamp的な。
そう、つまりこのReamp JCRは数あるリアンピングボックスの中でも、
一番元祖のリアンプと言えます。
Radial ReampJCRの特徴
ではまずはReampJCRの特徴を軽くさらっておきましょう。
パッシブタイプ
リアンピングボックスの中には電源を必要とするアクティブタイプもありますが、
ReampJCRは電源を使わないパッシブタイプのリアンプです。
不用意に音質が変わらないのがいいところですね。
リアンプはそれでいいと思う!
インプットはTS端子とXLR端子
アウトプットするときはハイインピーダンスでギター用機材などに繋ぐのでTSフォン端子1択ですが、
インプットはTS端子とXLR端子、どっちも使えます。
どんな機材からもストレスなく接続出来ますね!
ローカット,ハイカットフィルター装備
不要な低域はここでカットしてしまうということも出来ます。
特に歪みエフェクターに突っ込むときとかは低音が出すぎてたりするとモッサリしすぎてしまうこともあるので、
ローカットフィルター(180Hz:-3dB)はたまに使わせてもらってます。
ハイカットフィルター(1k:-3dB)は……使ったことないですw
ミュートスイッチ付き
スタジオなどでちょっと機材をいじったりするときにノイズにならないように、
簡単にミュートするスイッチがついています。
グランドリフトスイッチ
もし繋いでみて、変なノイズが乗るようだったらこのスイッチを押してみてください。
ノイズが減ることがあります。
これはつまりアースが正しく落ちてないときなど、ここでシレッとノイズを逃すことが出来るという機能です。
位相反転スイッチ
例えばリアンプした音と元の音で位相が逆になってしまった場合、このスイッチで位相を反転させましょう!
アンプに送ってマイクで録るときはありえなくないことです。
まぁそれはリアンプ前のデータもそのまま採用する場合だったりで、波形も変わってるだろうからあまり頻繁に起こることではないのでそんなにビクビクしなくてもいいかもしれませんね。
リアンプしよう!
このように、便利な機能が盛りだくさんのReampJCR。
リアンプを使えば音作りでの失敗が格段に減るので、
どんどん思い切ったセッティングが試せますね!
みんなもどんどんリアンプして、面白い音源を作っていきましょう!
ってことでこのページはここまでです。
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