どうも、2019年はめちゃめちゃたくさんエフェクターを紹介してきた萩原悠です!
当然気に入ったエフェクターしか紹介して来なかったわけですが、
その中でも特にお気に入りで、
仕事(DTM作編曲が仕事なのでギターRECもお仕事のうち)で使いまくったエフェクターたちを紹介します!
Big Joe Stompbox Company / B-405 HARD TUBE
楽曲全体を硬いサウンドにしたいときはとりあえずこれを繋ぐというくらい今のわたしになくてはならないエフェクターです。
コンプ感強めで、これ単体でスピーカーに張り付いたようなサウンドになります。
EQが3バンドとかではなく、
MID freqとMID boost/cutなのも個人的には使い勝手良きです!
Z VEX / Fat Fuzz Factory
2年ほど前まではファズなんて使ったことなかったのに、
今やファズは大好き!
ビッグマフ(ナノグリーンとブラックアーミーを持ってる)やベンダー系ファズを差し置いて一番使っていたのはこのFat Fuzz Factoryです。
ノイズ作りにも大活躍していて、
ピーピーさせたりゴーゴーさせたりでSE作りにも頻繁に使いました。
通常のFuzz Factoryと違ってこちらのFat Fuzz Factoryは超低音にも対応しているため、
ベースやドロップチューニングであってもしっかりと轟音化してくれます。
ロック系の案件はもちろん、エレクトロ系でもミュージカル曲でも使ったので、
本当に今年はこれを買わなかったら生まれなかった曲ばかりです。
Modtone / Aqua Chorus
これまで綺麗なコーラスはプラグイン、
エグくするならSMALL CLONEしか使って来なかったわたしですが、
このコーラスはハマった!
Rate(揺れのスピード)とDepth(揺れの幅)だけというシンプルな操作でありながら、
温かさと爽やかさのバランスが絶妙で、とりあえずこれで綺麗な空間作りができます!
BOSS / OC-2
オクターバー大好き!
これはアナログオクターバーなのでポリフォニックには対応してなくて単音だけだけど、
リードプレイを凶悪にするのに最適です!
音悪くなっちゃうんだけど、その音さえカッコいいと思ってます!
Fuzz Factoryと併用して使うことがとても多かったです。
そしたらオクタヴィアを使えって?
いや〜それだとまた違ったんですよねぇ。
エフェクターって奥が深い。
DOD / 440 Envelope Filter
いわゆるタッチワウで、BOSSのAW-3も持っていたのだけれどDODのエフェクターが欲しかったので購入w
どうやら隠れた名機のようで何度か復刻してますが、
これは90年代に復刻された第二世代モデル。
最新版ではインジゲーターがついてオンオフが視認できたり、
アップとダウンのモードが切り替えられたりしますが、
このモデルにそんなものはない!
ただ、こっちの方が音が太かったんですよね。
そのため、わたしはカッティングにではなくリードに使うことが多いです。
アタック部分に謎のクセが出て、ちょっと変わった目立つ音になります!
Ibanez / WD-7
長年使ってたVOXのcry babyを抑えて今はワウ使うとなったらほとんどこれ。
フィルターのかかり具合などを細かく調整出来るので、
日頃からシンセを弄ってる人ならこっちの方が狙った音を自分で作れるのでおすすめです!
ただ、CRY BABYの雑な感じが欲しくなるときもまた来るような気がして、来年はどうなるかなと言ったところ。
MXR / PHASE45
フェイザーと言えばPHASE90ですが、こちらはその半分のフェイズステージのPHASE45。
現行のPHASE45でもかかり具合が薄くてさらっとしてるというのに、
わたしが持ってるのは1980年製のヴィンテージ個体、
当時の仕様なのかそれともパーツがヘタってるのかわからないけれど、
現行品よりさらにサラっとしてます!
つまりあんまりフェイザー的な音色にならないww
しかし確実にフェイズはシフトされてるので、ちょっと不思議な出音になってて、
ミックスのときに絶大な効果を発揮します。
アコギにかけても面白いので、コーラスをかけたら広がりすぎちゃうというときに使ってます。
現行品なら安いので、是非!
エフェクターはこれからもドンドン使いたい!
エフェクターは邪道だという方もいます。
逆に、今やプラグインでかけた方が便利だという意見は大変ごもっともです。
でも、わたしはエフェクターが好き!
それぞれ単一の機能しかないようなこの小さい箱をいちいち繋ぎ変えるのが好きです。
2019年はブログでいっぱい紹介するために色んなエフェクターを試して沢山買ってしまった年でした。
これ以降こんなにエフェクターを仕入れるようなことはないと思いますが、
また愛用ラインキングが変わるようだったら2020年版とかも作ってみようかなと思います。
ってことで今回はこのへんで。
最後まで読んでくれてどうもありがとう!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!