どうも、RC-3愛用者の萩原悠です!
BOSSのコンパクトルーパーRC-3がめっちゃ便利なんです!
もうルーパーの中ではこれが一番オススメ!
2019年現在ループステーションシリーズの最新作であるRC-3、
使い方とレビューをまとめたいと思います!
機能、価格、サイズ、全て絶妙で使いやすいです!
ルーパーとは
そもそもルーパーとは、
エフェクターというくくりとはちょっと違って音色を変えるためのものではなく、
弾いたフレーズをループ再生して、その上から更に別のフレーズを重ねて演奏するための機材です。
仕組みはディレイとほぼ同じなので昔はディレイエフェクターにおまけ機能として入れられていましたが(例えばBOSSのDD-3のHOLD機能。録音時間はわずか2秒www)、
2000年代に入ってBOSSのループステーションシリーズを始め、
各社がループ演奏のためだけに使うエフェクターというのをリリースしてきました。
シンプルなもの、多機能なものなどいくつかのラインナップのあるルーパーエフェクターですが、
わたしが一番オススメしたいのがこのRC-3なのです!
RC-3
それがコチラ!
BOSSのコンパクトエフェクターと全く同じ形をしているこのRC-3、
2011年リリースということで現在ではループステーションシリーズの最新作ということになります。
この小さなボディに驚くほど色んな機能が入ってるってんだからびっくり!
動画で確認
まずはこの動画をご確認ください!
いつもわかりやすい動画をアップしてくだっさってるchuya-onlineさんの動画です。
このチャンネルがいつも親切丁寧すぎて、わたしは自分でエフェクターのレビュー動画を撮ろうなんて気が全くおきないですww
簡単操作
基本的には超簡単操作です。
踏んだら最初のRECが開始され、ここが光ります。
そんで、もっかい踏んだらダビング状態に、
そしてもう一度踏んだら再生状態になり、今度はこっちが光ります。
ちなみに、最初のRECから次にダビングに行くか再生に行くかは本体の設定によって変えられます!
99フレーズ,最大3時間を保存
このRC-3が一番ウリにしているのは、
99のバンクにループを保存しておけることです。
それぞれのバンクに入れておいたループは電源を落としても本体の内蔵メモリに保存されているので、
事前に仕込んでおいてライブハウスでループを流すもよし、
自宅練習では毎日同じバッキングパターンを簡単に読み出すことも出来る。
保存できる長さは最長で3時間。
全バンクのループ合わせて3時間ですが、
1ループが2分という長めのを作ったとしても90個までいける、
実際ループなんて5秒とか15秒とか、長くて30秒くらいのが多いはずなので、
3時間99バンク、余裕すぎる大容量です!
ステレオ入出力
BOSSのループステーションシリーズはステレオ入出力が標準装備ってのがいいですね!
え?
なにに使うのかって?
コーラスやリバーブで音像広げたのをループさせる?
いやいや、キーボードとかですよ!
ギター以外のソースでも全然ウェルカムです!
最近のデジタルシンセサイザーだったら本当に色んな音が出せるので、
指ドラムでループを作って、
ウッドベースを重ねて、
エレピでコードを弾く。
なんてこともRC-3を使えば簡単に出来ちゃう!
シンセ内蔵のシーケンサーだけでどうにか頑張ろうと思ってたけど結局無理だった色んなことが割と簡単に実現しちゃうというわけだ!
10種類のリズムパターン内蔵
RC-3がRC-1と決定的に違ってわたしがとっても推している機能。
それは、リズムマシーンを内蔵しているところ!
- Hi-Hat
- Kick&Hi-Hat
- Rock1
- Rock2
- Pop
- Funk
- Shuffle
- R&B
- Latin
- Percussion
パターンは10種類と、「リズムマシーン内蔵!」と豪語するにはかなり少なめですが、
ちょっとしたセッションをしたり練習に活用するには十分すぎる機能です。
それに、自力でタイムキープしてループ設定するのって意外とシビアで難しいんですよね。
リズムマシーンにテンポキープをしてもらいながらループを作ると比較的綺麗に出来るので、
普段から使うことをおすすめします!
外部フットスイッチ
ルーパーってとても便利で意外と色んなことが出来るのですが、
色んなこと出来るわりにBOSSのコンパクトエフェクターは踏むところがひとつしかないので、
二度踏みだとか長踏みだとかを駆使する必要があるんですね。
それが面倒だ、間違えそうだって方は是非外部フットスイッチを買いましょう!
アンラッチ式のスイッチがひとつあればいいのでFS-5Uで良いのですが、
できればFS-6やFS-7という、スイッチ2つついてるタイプがオススメです。
BOSS FS-6 フットスイッチ
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本体スイッチを録音や再生にだけ使って、外部スイッチでストップやアンドゥが出来るので、
うっかり踏みミスが防げます!
AUX入力端子
RC-3の面白い機能として、AUX端子がついています。
外部のプレイヤーやスマホなどから別の音源を流してそれと一緒にループ演奏を楽しむってことも出来ますね。
USB接続でパソコンからWAVファイルをブチ込む!
もうこんなん面白すぎる!
RC-3にはUSB端子がついてて、パソコンから直接WAVファイルを入れることも出来ます!
サンプラー用のドラムループとかをバンクに取り込んでおけばグルーヴィでかっちょいいリズムの上でひとりセッションが出来る!
電池駆動
RC-3も他のBOSSコンパクトシリーズと同じく、
9V電池での駆動が可能です!
最大3時間までの使用が出来るとのことですが、厳密には3時間はキツいだろうな。
電池駆動するということは、
路上ライブとかでも使えるってことです!
エレアコとCube Street、そしてこのループステーション。
Roland CUBE Street BLACK
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こんな凝ったことやってる路上ライブがあったらそりゃ足を止めちゃうでしょ!
まとめ:自宅練習にもライブにもめっちゃ便利!
RC-1とRC-3、どっちにしようか迷ってる方も多いんじゃないかと思います。
ただ単純にその場でパッとループ組んで遊ぶだけとかだったらお値段も安いRC-1で足りますが、
ループを複数保存しておきたい、
リズムを一緒に流して練習したい(これ結構テンション上がるよ!)って方は是非RC-3にするのをオススメします!
わたしはギターのレッスンをするときにめっちゃ活用してます。
簡単なドラムを流してバッキングを弾いて、
それをループで流しながらその上でフレーズの解説しながら弾いたりね。
こいつのおかげでレッスンが円滑に進んでると言っても過言ではない!
皆さんにとってもきっと頼もしい相棒になるはず!
是非LOOP STATION RC-3をお試しくださいませー!
最後まで読んでくれてどうもありがとう!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!