どうも、フェイザー好きの萩原悠です!
フェイザーと言ったらやっぱりMXRのPhase90ですよね。
でもちょっと待った!
Phase90を買おうとしているなら是非ともコチラの製品と悩んで!
同じくMXRのPhase95です!
出せる音の幅も広いし、使い勝手もよく、しかもコンパクト!
本当におすすめなんだからー!!
フェイザーとは
ホンのちょっとだけフェイザーのお話。
フェイズってのは位相のことですね、
フェイズシフターとも呼ばれるフェイザーは、
この位相をずらして、原音とのぶつかり具合を効果とするエフェクターです。
位相がぶつかるとちょっと音が前に飛ばなくなる感じがするので、
なんとなくコンプっぽく感じることもありますよね。
このあたりがカッティングに好まれる所以です。
MXR Phase90とは
ここで紹介したいのはPhase95だけど、
そのためにはまずPhase90の紹介をしないと。
1972年に初期型が作られた超古株エフェクター。
フェイザーの元祖とも言われるこのPhase90は、
その特徴的なサウンドから今でもフェイザー界の人気者。
しかしちょっとクセが強すぎるため使いどころを選ぶのと、
オンにすると勝手に音量が上がっちゃうということから若干の使いにくさも否めませんでした。
ってことでPhase95よ!
是非話を聞いてくれ!
Phase95
こちらです!
小さい!
まず小さい!
そうなんです、Phase95はMXRの小型化ラインナップのうちのひとつで、
なんならこれがこのサイズの筐体の一番最初のモデルなんです!
それだけMXR側もPhase90には思い入れがあるってことですね。
そんなPhase95ですが、ボディが小さくなったくせになにやら色んなスイッチがついてますね!
Phase45/90切り替えスイッチ
Phase95の名前の由来がこちら。
Phase90とPhase45の音色を切り替えられるんです!
え?
Phase45を知らない?
うわーんわたしの一番好きなフェイザーなのに!
MXR / Phase45
→サウンドハウス ¥10,562-
→サウンドハウス ¥10,562-
Phase45ってのは、Phase90のフェイズステージが半分になったモデルです。
簡単に言うと、爽やかになります。
Phase45モードでLEDは赤に、
Phase90モードでLEDが青に光ります。
(う〜ん……なんとなく逆な方がしっくり来るんだけどそんなことない?)
スクリプトスイッチ
右上のスイッチ…………文字が読めないっすねww
Lightかな?
いいえ、Scriptと書いてあります。
Scriptという単語にも色々意味がありますが、ここでは筆記体という意味です。
というのも、Phase90って昔は筆記体ロゴだったんですよ。
そのシミュレート!
効果としては、フィードバック量が減り、エグみが薄れます。
音量が上がらない!
嬉しい!
Phase90の最大の難点、オンにしただけで音量が上がる。
それが解消されてます!
オンオフで音量が変わらないって普通なことのはずなのにこんなに嬉しいなんて!
ってかPhase90が数十年それを直さないってのが面白いところですね〜。
下手したら
「音量の変わらないPhase90出します!」
ってなったらそれだけで買い換える人たくさんいると思うのに……。
そういう方は是非Phase95を!
高さがちょーーーっとだけ高くなった。
気づかない人の方が多いと思いますが、ちょっとだけ高さが上がりました。
まぁもともと高いわけでもないので、ボードが閉まらないくらいにはなりません。
ご安心を!
まとめ:Phase95の完全勝利
いかがだったでしょうか、Phase95欲しくなった?
正直ね、エフェクターの良し悪しなんて好みです。
電化製品みたいに新しいものの方が絶対いいってわけではありません。
たしかにPhase95よりもPhase90の方がクセが強いので、
そのクセを求めてフェイザーを欲しがっているのならもう止めません、Phase90が正解です。
しかし、そこまであのサウンドに執着があるわけでもなく、
その上ライブもやる方であれば、Phase95がおすすめです!
ボード内で小さいのは助かるし、音量が上がっちゃうってのは実際に自分で使ってみるとシビアに感じる人もいますからね。
Phase95、おすすめです!
最後まで読んでくれてどうもありがとう!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!