– これまでのあらすじ –
地元のフリーマーケットで7000円で手に入れたfernandesのストラトタイプ(→そのときの話はコチラ)。
実はそれをどれくらい弾いた頃だったか忘れたけど、今日は2本目のギターを買いに行くときのお話です。
(ストラトを買ってから1年くらいは経ってるはず、でもなんかそうすると色々時系列が合わなくなってしまう…あれ、そもそもストラト買ったのって小学生のときか??)
…まぁいいや、とりあえずストラトを買った1年後くらい、という感じでお話を進めます。
今日は、2本目のギターを買うというお話です。
(このEpiphoneフライング Vについての詳細は→コチラ)
ハムバッカーピックアップに憧れる
初めてのエレキギター、fernandesのストラトタイプを手に入れたのは、もはやどのギターにするかなんて悩んでません。
フリーマーケットで1本だけ置いてあったからです。
しかしそのギターになんら不満はありませんでしたし、とっても大事でした。
そんでそこからギターを弾くようになって、月刊GIGSで情報仕入れるようになって、
そこそこいろんな音楽を聴くようになって、
そして僕は知ることになります。
好きなギタリストはみんなハムバッカーピックアップがついてるギターを使っている!!
あ、ピックアップとはこれのこと。
弦の振動を電気信号に変えるためのマイクです。
で、上の写真はハムバッカーというタイプのピックアップ。
でも僕の持ってたギターにはこのような、シングルコイルというタイプのピックアップが搭載されていたのです。
すんごい雑に説明すると、ハムバッカーはシングルコイルより大きいので、パワフルな音が出るんです。(実際はそういう理由じゃないけど、とりあえずそう思っててくださいw)
あー、ハムバッカーピックアップのついてるギターが欲しいなぁ〜。
部活の友達がギターを買うらしい
あ、部活ね、一応バスケ部だったんですよw
そのうちの1人とGLAYの話したり音楽の話したりするようになりました。
そんな彼がギターを買いたいってことで、僕はホンのちょーっとだけあるギターの知識で、どんなギターにするか一緒に考えるべく楽器屋さんにお供しました。
このとき友達が買ったのはなんだったっけなぁ。
3万円くらいのストラトタイプだったようなふんわりとした印象だけ覚えてる。
そのときに付き添いだった僕はお店にある1本のギターにすごく惹かれてました。
かっこいいなぁ〜、試奏させて頂いたけど、やっぱり音もいいなぁ〜(楽器屋さんのアンプは基本いいやつなので、普段自宅のアンプで聴いてるより100倍くらいいい音なのは実は当たり前なのだけれど)。
あ、ちなみにこのお店こそ、ここから10年以上お世話になることになる宮地楽器立川店さんです。
今後何度も消耗品やらエフェクターやらを買わせてもらうことになり、なにより修理や調整の件で何度もお世話になりました。宮地楽器さんなしには僕のギターたちはコンディション最悪のままだったろうなぁ。
(おかげで最近までネックの反りさえ自分で直せなかったでーすw)
友達が再度ギターを買いに行く
前回の買い物からたしか1週間後くらいだったか、もはや理由は思い出せないけどその友達が「ギターをやっぱり買い換える」みたいになりました。
そんで僕も再度付き添い。
そこで友達はまさかのギブソン エクスプローラーを中古で購入!!
ひーー!!!!
たしか1週間だった!
ギター歴1週間の中学生がギブソンかぁ!!
そういう人もいるんだなぁと思いながら、あまり羨ましいとは思わなかった。
だってエクスプローラーよりかっこいいギターを僕も買ってしまったから。
……そう、買ってしまったー!!
Epiphone 1958 FLYING V コリーナ
買ってしまったぁぁぁぁ!!!!
フライングVです!
前の週に試奏させてもらったのが忘れられず、結局買ってしまった!!
念願のハムバッカーピックアップ!!
しかもめちゃめちゃカッコイイ!!
最高です!!
フライングVを買った理由
これにした理由ですが、やっぱりGLAYですよw
僕にとって初めて“バンドってかっこいぃいい!”ってなった瞬間はこのライブビデオ(VHS)を見たときでしたからね。
もうこの動画のシーンへの憧れは半端なかったわけです。
この時期あたりからGLAYのHISASHIさんは徐々に“フライングVの人”から“タルボの人”になっていくわけですが、そんなこととはつゆ知らず、僕はHISASHIさんを真似てフライングVを手にしたのであった。
フライングVと僕の冒険
そんな感じで、ついに手に入れたフライングVです。
ピックアップの違いってこんなに違うんだなー。
色々よくわかってなかったけど、音の太さはなんとなくわかりました。
楽しいな!歪むって楽しいな!(音を歪ませると下手なのをごまかせるので、楽しいんですw)
のちに僕はピックアップを買ってきて、自分でハンダ付けして交換してさらにパワフルなサウンドにしたりという改造も始めました。
しまいにはHISASHIさんに憧れておもちゃの光線銃サウンドを出すために見よう見まねでダイソーで買った光線銃の基盤をボディ内部に組み込んだりしました。
ちなみにこのときは学校の理科の時間に使った電池ボックスをピックガードの内側に入れてしまい、
電池が切れたらピックガードを外さなければいけない、
つまり全部の弦を外してネジをひとつずつ取って……というとんでもなく面倒なことになってしまったので、
次の弦交換のときに基盤を外しましたw
弾きにくくても構わない!フライングV最高!
もうね、これ形的にはとっても弾きにくいんですよね。
座って弾けないし!
一応ついてる滑り止めなんて、全然役に立たないし!
でもいいんです、めっちゃカッコイイし、なにより嬉しかったんですよ、
なんせ初めての”自分で選んで買ったギター”だったから。
おじさんがくれたクラシックギターもフリマで運命的に出会ったストラトも大事だったけど、このフライングVはなんか、誇りっていうのかな、そういう意味で嬉しかったんです。
次のページは僕がJ-POPの鬼とまで言われるほどに聴きあさるようになったお話です。
→J-POPの鬼になる
このEpiphoneフライング Vについての詳細は→コチラ