– ここまでのあらすじ –

小学生のときにピアノを習い始め、クラシックギターをもらい、GLAYにハマる。

今日は、中学生になってすぐ、中学一年の4月に訪れる僕の13歳の誕生日のときからお話が始まります。

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MDコンポを手に入れる


MD
(同等品)

中学校一年生になっての誕生日、13歳のとき。

誕生日プレゼントとしてMDコンポを買ってもらいました。

当時MDはまだ結構新しくて、
しかもCDは3枚入る、
そしてダブルテープデッキ、

そんな超すごいやつを誕生日プレゼントとして買ってもらいました!

それまでは親の持ってるラジカセやCDコンポを借りて音楽を聴いていたけれど、
ついに自分の部屋で自分の機器で音楽が聴ける!!

ひゃっはー!!


MDという存在




MDはMini Diskの略で、
CDのCompact Diskよりさらに小さいということで当時大ブームでした。

MDはCDの代わりという立場よりも、テープの代わりという立場で、
つまりはCDなどから録音して保存しておくためのメディアですね。

テープがアナログなのに対してMDはデジタル、つまりはCDからコピーしても劣化は実質ゼロ。
しかも繰り返し再生してもテープがヘタってしまうことがないので、経年劣化もゼロです!

暑い日に音がヨレヨレになってしまうこともない!

MD一枚200円くらいしたけれど、CDをレンタルで借りてきてこのMDにアルバム1枚まるごと入れてとっておけば、レンタルしただけなのに CDを買ったのと同じだけ音楽が聴ける!

すごい!やすい!



増えていくMDたち




となると、まぁMDは増えますね。
どれくらいあったんだっけな、最終的に300枚くらいになったんだっけな、忘れてしまった。

しかも、一応MDを買うとラベルシールがついてくるので、なにが入ってるって全部書くこともできたんだけど、
自分の字がヘタで嫌いで、というかMDにはなにも書かないでそのまま綺麗にしておきたくて、ラベルを書いたのは最初の10枚くらいだけでした。

あとはひたすら保管場所で覚えました。

MDラックの、何列目の何段目にあるのは誰のなんのアルバムか、全部覚えてました。
この辺には洋楽を入れて、この辺にはハロプロを入れて、単品で借りたシングルはこの辺のMDに入れて……てな感じに、かなり整理を徹底してました。

まぁたまにはハズすけど、だいたい聴きたい曲をすぐに再生することが出来ました。

MDウォークマン




(↑なにこれプレイヤーのレンタルなんてあるのかww)

そしてのちにポータブルMDプレイヤーを手に入れることになります。
これかなり長い間使ってたなぁ。

となるとまぁ楽しい。
どこへ出かけるにもMDウォークマンと一緒。
カバンの中に持っていけるMDは2枚だけ。
いつもそう決めて、今日はなにを聴こうかな、どれを持って行こうかな。

まずその時点で楽しかった。

MP3という拡張子が出来てからは
「とりあえず全部ぶち込んでおけーぃ!」
っていう便利さがあるけれど、なんかMDウォークマンをガチャって開けて入れ替える感じ、なんかよかったよねwww


ちなみに、最近でもMD使うよ。舞台の音出しとか。


すっかり時代的には廃れてしまったMDですが、僕は舞台で音楽流すときとかは未だにMD使います。
ポーズ状態にしておけばCDよりも再生開始のレスポンスが早いから、タイミング重視な舞台音楽には最適です。

もちろんイマドキそんなの全部パソコンで出来るけれど、パソコンはもっと色んなことをやるときに使うので(マルチトラックアウトとかサンプラーにフィルターかけるとか)、ただ音楽再生させるだけだったらMDで必要十分だし、なにより不具合が少ないので安心です。

そのためだけに最近までMDデッキを持ってたくらいです。
舞台をやる人にとってはMDってまだまだ現役ですよね?

それ以外の人にとっては……懐かしい過去の遺物かもしれません(泣)

MDの存在が、僕の音楽好きを加速させたと思う


MDに入れておけばレンタルでも大丈夫。
そのシステムが当時中学生(から高校生のときもずっとMD)だった僕の音楽コストをグンと下げてくれました。

そりゃ聴いてみてあんまりハマらなかったアルバム、ほとんど取り出すことのなかったMDも結構あったけど、
それでも音楽を探検していくのがとても楽しかった。

いまさらになるけれど、今の僕から当時の自分に一言言っておこう。


よくやった!!

そして、

ありがとう!!



そんな感じで、今日はこの辺で!

次はいよいよエレキギターとの出会いです!