両親へのおねだりが実を結び、晴れてピアノ教室に通うことになったわたくし萩原悠ですが、
やはり一時の気の迷いというか、その場の勢いだったのでしょうか、
半年くらい経った頃かなぁ、”あるある“な現象が起こります。
ちょっとピアノに飽きてきた
最初は音の出し方がわかるようになったから面白かったよ!
話はちょっとだけ変わるけど、僕じつは結構勉強好きだったんすよ。
とか、図鑑見たり辞典読んだりするのも好きだったしパズルも好きだったから、
楽譜っていうのを読み解いて音にしていくのは結構面白かったんだと思う。
しーかーしー!
さすがにそんなパズルも飽きてきますわな。
ピアノも飽きてきました。
なんというか、算数やってるのと同じ感じで
「もうこのタイプの計算問題はつまんないや〜」
的な感じだったのかもしれない。
これって小さい頃にピアノやってた人なら誰でも通る道じゃないかしら。
[第一次ピアノやめたい期]
とでも名付けましょうか。
(補足自己紹介:萩原悠は何にでも名前を付けるのが大好きです!)
第一次ピアノやめたい期 とは
先ほど[小さい頃にピアノやってた人なら誰でも通る]的なこと言ったけど、
もしかして人によってはこの期間のことを覚えてないかもしれないね。
だってピアノってもっと小さい頃に習い始める人が多いじゃない?
そうすると、そこから半年後って言っても全然その頃のこと覚えてないって人いるんじゃないかな。
ただ、僕の場合その頃すでに9歳とかだったので、ぼんやりだけども覚えています。
なんかつまんないな〜って。
最初は音が鳴るだけで面白かった。
楽譜通りに鍵盤を押せばカエルの歌やらキラキラ星が弾けるようになった。
「これ来週までにやってきてね」と言われた曲もその場で弾けてマルもらえちゃうくらいには要領も得てきた。
だけどなんかつまらない。
その理由はズバリ!
その時点ではまだ音楽の一番楽しい部分を体感してなかったからでござる!
今思えば、そのときのピアノはまだ音楽ではなかった
音楽の楽しみ方なんてのは人それぞれで、
特にピアノ始めたばかりの子供に”音楽の正しい楽しみ方”なんて押し付けるのはナンセンスだよね。
それを承知で言わせてもらうんだけど、
僕は音楽において一番楽しいのは感情表現の部分だと思うのよ。
その曲がどういう曲で、なにを表現したいのかってのを知って、
そんでそれをどう表現して行くのかってところが楽しいんスよ!
でもそんなのはピアノ歴1年未満のガキには当然わからないわけで、
ただ楽譜に書いてある通りに音を追いかけてました。
そりゃ飽きもするわ!!
そんな第一次ピアノやめたい期は、あるときスッパリと抜け出すことになるんだけど……
それはまた次にお話しようと思います!
Scene.3➡︎ブルグミュラー25の練習曲と出会い音楽の楽しさを知る