– これまでのあらすじ –
わけもわからずパソコンで音楽を作り始めて音大まで来てしまった。
で、大学三年生のときに、ついにマッキントッシュの購入です。
それまではWindowsだった
Macって何故か高いじゃないですか。
Windowsでも音楽制作とかは十分出来るわけで、
なんならフリーのソフトも多いしVST規格とかとも相性がよく、
Windowsで十分だと思ってずっと使ってきました。
が、うちの大学はMac推奨だったんですよ。
入学してから買った人はみんなMac。
授業もMac持ってるのを前提に話が進む。
いやまぁそれでもいいっす、自分はWindowsとSONARを使って同じように制作出来てますから!
オーディオインターフェイスを買い換える
音大に入って、色んな機材やプラグインの存在を知ると、
よりよい音や環境を求めて色々買っちゃうんですよね。
友達いなかった僕はとくに交際費もかからなかったので、バイトした分はほとんど機材費へ。
そのときに、音質を根本的によくするためには音の出入り口を見直す必要があるということで、
オーディオインターフェイスの買い替えを検討しました。
それまで使ってたのは2万円程度のエントリーモデル。
そろそろ上位機種にしよう……
ということで手に入れたのがMOTUのTraveler mk3。
割といいマイクプリアンプ、DSPエフェクト搭載、豊富すぎる入出力端子など、
10万超えるだけはあるなというオーディオインターフェイスでした。
当時の最先端の接続形式であるFireWire接続。
FireWire自体はMac専用規格だけど、互換性のあるIEEE1394端子を使えばWindowsでも使えるから使ってたんだけど……
やっぱり相性が良くない!!
パフォーマンスが安定しない、ちょいちょい止まるとか認識しないとかが起こる。
せっかくオーディオインターフェイスを新しくしたのにこれはツラい……
どうしよ、買い換えるべきか……オーディオインターフェイスを?
パソコンを?
そうして、オーディオインターフェイスに合わせるためにパソコン本体を買い換えました。
当時の最高スペックの27インチiMacを購入。
2010年、ようやくMacデビューです。
しばらくは二台使い
いきなり全部の作業をMacにするってのも難しい話です。
すぐに仕上げなきゃいけない曲とかもあったしね。
だってWindowsとMacの違いに慣れなきゃいけないと同時に、
SONARとLOGICの違いにも慣れないといけないのです。
そうです、ここが僕のLOGICデビューです。
LOGICデビュー
Macintoshを開発、販売しているAppleが音楽制作用のソフトも出していて、
それがLOGIC。
Mac本体との互換性はバッチリ過ぎるし、機能や収録音源やエフェクトを考えるとめちゃめちゃコスパがいいのだが、
今まで使ってたSONARとはどうしたって使い勝手が違う。
なので最初はSONARのショートカットキーをLOGICの方にひとつひとつ自力で登録して使ってました。
今でも僕のLOGICはちょっとSONAR風ショートカットw
レッスンとかで生徒さんと話すときに若干戸惑う。
「shiftと3を押すと次のマーカーまで移動するじゃん?」
「なんか変な画面開きました。」
「あ、ごめん……」
今では完全感覚Macerが僕の名さ
あれから10年、すっかりMacしか使えない身体になってしまいました。
最初はあんなにクセがあると思っていたMacの動作も、
今ではなんて直感的なんだと褒め称え、
Windowsの挙動に対して不満を漏らす日々。
Windowsと違ってMacは完全に1社だけが作ってるし販売しているので、
変なソフトが入ってたり謎のラインナップがあったりってことが絶対にしない。
困ったら解決方法は必ずひとつであることなどなど、利点がいっぱいですね。
もうちょっと安くなったらいいと思うけれど!
最近使ってるMacbookProは50万近くすんだぞこれ……。
もうちょいどうにかなんねぇかな……。
ってことで、Mac&LOGICデビュー編でした。
今回はこのへんで。
次のページはKORGの開発部で働き始めるです!