ピアノ教室に通うようになって半年から1年くらいすると、

みんな最初の熱は一旦冷めて、

“第一次ピアノやめたい期”

がやってきます。


わたし、萩原悠にもやってきました、なんだかつまらなくなっちゃった時期。


最初は音が鳴るだけで楽しかったんだけどねぇ。。
(→この頃のことはコチラ)

ちょっと退屈気味にピアノ教室に通う日々が続いたあるとき、

僕の“第一次ピアノやめたい期”が終わりを告げます。



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ブルグミュラー 25の練習曲


来週からはこれやるよ、と先生に紹介されました。

ブルグミュラー 25の練習曲



この曲たちがね、いや〜ホントにホントに素晴らしかったのよ!!


まず、今までより遥かに「演奏してるな〜」って気持ちになったのよ。


それまでの単調な練習とは違って、

自分が出してる音楽からなにかを感じたんだよね。


曲によってはすごいウキウキした気持ちになったし、

曲によってはどん底の暗い気持ちになったし、

そしたらよ、もっとウキウキっぽく弾こうとか、どん底っぽく弾こうとか、

そういうことを考え出すの。

当時僕は10歳かそこらだったので、そういう感情表現を弾き分けるスキルも感受性もなかったっスよ。

でも、楽しかったんだよね。

練習曲1番の“素直な心”や2番の“アラベスク”から25番の“貴婦人の乗馬”まで、

ホントに色んな曲があった。

それでいて練習曲集だから、今思えば

  • 曲ごとにスラー、スタッカート、ユニゾン、などそれぞれに課題が分かれてる
  • 黒鍵だらけにならないように調号(#とかbとか)は最大3つまで
  • 手の小さい子供でも弾けるようにオクターブ奏法が出てこない

などの制約が自然とあって、無理なくステップアップ出来るように作られているんだよねぇ。

なんて素敵な教材なんでしょう!!


この曲集のおかげで音楽を演奏する楽しさを知ったし、

この曲集に出会ったからこそ僕は音楽を続けているんじゃないかとさえ思います。

ってことで、今日はここで終わり!

最後にこの曲集内の集大成にして一番人気、発表会の定番であり初心者からの卒業認定曲、

“貴婦人の乗馬”をYouTubeからお送りします。

色んな人の演奏がアップロードされてたけど、

一番クセのないの探したので、それを貼っておきます。
(ホールじゃないから音が硬いですね。)




連載“萩原悠の自己紹介”シリーズ、

次回は萩原悠、J-POPを聴き始める




↑皆さんもピアノ練習に是非!↑