どうも、残響にはちょっとうるさい萩原悠です!
最近安くてなかなか音のいいディレイを見つけたのでレビューしたいと思います。
JET CITY AMPLIFICATIONのThe Flood Analog Delayです!
1万円以下なんて話じゃない、5000円で買えちゃう本格アナログディレイを紹介します!
アナログディレイとは
そもそもアナログディレイとは、現代主流のデジタルディレイとは違い、
BBD素子という部品を使い、入力した音声をデジタル化せずに遅延させるタイプのディレイエフェクターです。
簡単に言うと、出音がデジタルディレイよりも暖かく太いのが特徴です。
現在BBD素子がどんどん入手困難になっているため、
デジタルディレイに比べて少し高価になりがちなところですが、
え、Jet City……すごいな、めっちゃ安いアナログディレイの登場です!
The Flood Analog Delay
それがこちら!
キャッチコピーは”地球上で最もリーズナブルで、なおかつ最高のクリアサウンド“ふむふむ……
……え??
5000円?www
ディレイってのは歪みだとかブースターだとかよりも仕組みが難しく、
デジタルディレイはパーツの手が込んでる、
アナログディレイはパーツ自体が高価、
であることから1万円以下で探そうなんてなかなか愚問だったのですが、
え、めっちゃ安いやん?
それってどうなの、音でるの?www
動画で確認
音出たーーーwww
いやそれは当たり前です。
実際にわたしも弾いてみて驚きました。
結構いい!
全然安物って感じがしませんよね?
筐体も結構丈夫だし、
もしかしたらギタリスト全員これでいいんじゃないの?
音は結構いい
![theFLOOD_3.jpg TheFLOOD 3](http://xn--8mro61ayx1a.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
実際、音はなかなかです。
間違っても”地球上で最もリーズナブルで、なおかつ最高のクリアサウンド“ではありませんが、
アナログディレイ使うって時点でそこまでクリアなサウンドはもう諦めてるかと思います。
これぞアナログディレイ!という暖かいサウンドはセッションの中で自然と馴染むキャラクターだし、
スイッチが踏みやすいようにボディ全体がスラントしてあるのもポイント高い!
初期以外のRAT2みたいですね。
![](http://xn--8mro61ayx1a.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
ただ、通すと原音がちょっとハリがなくなるような気がしますが、それは内部的なところというより、インアウトの接点とかかなぁと思います。
大音量で鳴らすとちょっと気になるけれど、まぁ許容範囲!
スイッチノイズ
ちょっと気になるのが、エフェクトをオンにするために踏むとブンってノイズが出るんですよね。
これは自分が使ってみた個体だけのスイッチノイズかと思ったら、
結構ネット上でみなさん同じ症状が出てるっぽい。
気にしだすと気になるので、そんな場合はスイッチャーの中に入れて使いましょう!
まとめ:初めてのアナログディレイに是非!
![theFLOOD_2.jpg TheFLOOD 2](http://xn--8mro61ayx1a.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
いやすごい時代になったぜ、5000円でこの音が出せるなんて。
まだまだ新しいエフェクターだから知名度はこれからって感じですが、
きっと近い将来、若いギタリストの足元には必ずこのthe FLOODがあるなんてことにもなるかも?
ただ、もちろん1万円台後半以降のアナログディレイと比べると全然です。
MXRのcarbon copyとかBOSSのDM-2wとかね。
BOSS 《ボス》 DM-2W(J)
posted with カエレバ
MXR M-169 carbon copy analog delay
posted with カエレバ
でもその1/3の値段で買えるわけです。
買わない手はないでしょう!
ってことで今日はこのへんで。
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