どうも、SMALL CLONEユーザーの萩原悠です!

最近はギター用コーラスエフェクターのお勧め機種をレビューしていますが、

わたしが普段から愛用しているコイツを紹介せねばね!

Electro HarmonixSMALL CLONEです!

かのカートコバーンも愛用したと言われるこのペダルは、

独特のエグさがクセになる、素晴らしいコーラスです!

SmallClone 1
Nano CloneNeo Cloneとの違いについても同時にまとめておきます。

NeoClone 1

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Electro Harmonix



Electro Harmonixとは、1968年にニューヨークでマイクマシューズ氏により立ち上げられたエフェクターブランドです。

最初の大ヒット作がビッグマフファズだったこともあり、老舗個性派エフェクターブランドとして今でも多くの新作エフェクターがリリースされ続けています。

最近はエフェクターの小型化にも力を注いでいるElectro Harmonixですが、

1970年代当時はそんなこと考えておらず、デカめの筐体のエフェクターが多いです。

今日ここで紹介するSMALL CLONEも、名前の割にデカいですwww

SMALL CLONE






こちらです!

デカいねwww

わたしも今年の頭に購入して、すぐに大活躍しています!


Small Cloneを動画で確認





こちらの動画はいつもわかりやすく作ってあって助かりますね!

とてもシンプルな使い方のエフェクターなのでこの動画だけでSMALL CLONEのことがほぼ理解出来るのではないかと思います。

また、カートコバーンが使っているってことですが、

NIRVANAの一番有名なこの曲、Smells Like Teen SpiritのAメロ(0:20〜)でもSMALL CLONEのサウンドが聴けます。




このほどよく怪しい感じ、それがSMALL CLONEの魅力なのです!


RATEとDEPTH


SmallClone 4 2
なんせこんなにデカい筐体なのに、ノブはRATEのひとつのみ!

つまりコーラスの揺れるスピードだけが変わります!

あとはその横にDEPTHのスイッチがあります。

SmallClone 5 2
これはコーラスのかかり具合が変わります。

下に下げた状態だと比較的緩やか(と言ってもかなり個性的である)なサウンドで、

上に上げるとかなりアクの強いモヨモヨと揺れたサウンドになります。

SMALL CLONEで調整できるのは、本当にこれだけです!


SMALL CLONEの特徴とは


便利だとか多機能だとかとは程遠いこのSMALL CLONE

それでも未だに人気なのはやはりこの音質です。

カートコバーン氏が使ってたという影響もあるけれど、

それを抜きにしてもやっぱり特徴的で、他の機種では出せない音だと思っています。

現にわたしは楽曲製作中に

「ん〜この曲は……SMALL CLONEの音が必要だな……」

と思って購入したくらいです。


コーラスなんてマルチエフェクターにもたくさん入ってるしプラグインでもいくらでもどうにでもなるのですが、

やっぱりアナログコーラスはひとつずつ特徴ある音しますよね。

Nano Clone/Neo Cloneとの違い


Small Cloneはもうリリースされて40年ほど経つわけでして、

Electro Harmonixにはそう言った古いモデルをNanoシリーズとして復活させる動きがあります。

それがこちら、Nano Cloneです。






安い!

そして随分小さくなりましたねww

(画像は同じElectro HarmonixのフェイザーSmall Stoneの方のサイズ比較)

Small Stone


これくらい小さくなったNano Cloneですが、

基本的にサウンドは同じなようです。

が、肝心のDEPTHスイッチがないんです!

いや〜それはどうだろうか……そこまでして小型化、コストカットしなくてもいいのではないか……

ということで、Nano Cloneはおすすめしません。

このサイズ感がよければ是非Neo Cloneという方にしてください!





こちらにはDEPTHスイッチがあります!

NeoClone 2
つまりこちらが純粋なSmall Cloneの小型化機種ということになります!

エレハモはん……なんでNano Cloneなんて中途半端なモン作ったんや……

まとめ:Small cloneは個性派コーラスの代表格


途中でも書きましたが、Small cloneは全然多彩な音作りとかは出来ません。

ただ、このサウンドが絶妙にかっこいいんです!

音も太いし存在感あるし。

この音色欲しさにこの1台です。

ロックの泥臭さを表現するのにピッタリな音色です!

是非みなさんもお試しください!


最後まで読んでくれてどうもありがとう!

萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!