どうも、OCD好きの萩原悠です!

FulltoneOCDと言えば今や説明不要なほど人気のオーバードライブペダルです。

が、まぁせっかくなのでちょっと説明しようかなと思うww

超ジャズコ対策エフェクター“と呼ばれている(かな?)この1台。

OCDの魅力をレビューします!

最新のOCD V2はトゥルーバイパスとバッファードバイパス(→エンハンスドバイパス)の切り替えも出来て音抜けもよくなってるぞ!

OCD 3

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OCDとは


今回紹介するOCDは、

OBSESSIVE COMPULSIVE DRIVEの略で、

つまりは……

いい音“ってことですねww

アメリカ西海岸で立ち上げられたFulltone社を代表するオーバードライブペダルで、

1991年のリリース以来確固たる人気を博し、

マルチプロセッサー系でもしばしばこのOCDを模したサウンドが収録されています。

GE 200 21
こちらはMOOERのGE-200マルチエフェクターに入っている歪みのひとつ。

OBSESSIVE“なんて名前につけたらもうわかりやすすぎるwww


OCD






それがコチラです!

白い!

あんまり白いエフェクターってなくないですか?

そんなことない??

まずはこのサウンドを動画で確認してみましょう!




スペイン語は全然わからないので、喋ってるとこは飛ばしてくださいw

結構太い音ですよね。

シングルコイルらしい音だけど十分な音圧が出ていて、

弾いてて気持ち良いです。

アンプライクな歪み“と言われるに相応しいサウンドで、

深めに歪ませればディストーションと言われる域くらいまで歪みますが、

あくまでアンプっぽい歪み方をしてくれるので不自然さがなく、

大音量で鳴らしても気持ちいいです。

これ1台で歪ませてもよし、

アンプを歪ませてOCDをブースターとして使うもよし、

OCDの前にTS系などでブーストして使うもよし。

どんな使い方でも最高にゴキゲンなサウンドが飛び出します!

動画2分地点くらいから、同じセッティングで弾き方やギター側のボリュームだけで歪み具合を大きく変えているところがあるので是非見て欲しいです!


OCDの使い方


OCD 2
OCDの使い方はいたって簡単です!

3つのノブとトグルがひとつ。

まずノブは
  • Volume
  • Drive
  • Tone


です。

簡単ですね!

音量と、

歪みの量と、

明るさです。

Driveを左に絞って行くと歪みを抑えながらもそこそこふくよかになり、


 

HP/LP


OCD 4
OCDにはトグルスイッチが搭載されていて、

これを倒す方向によって音のニュアンスが変わります。

HPLP、それぞれどういう意味かというと、

High PeakLow Peakのようです。

High Peakにすると高域が明るく抜けるサウンドになり、

Low Peakにするとローミッドあたりがブワッと厚くなる感じです。

こちらの動画で、HPモードとLPモードの切り替えをわかりやすく弾き比べてくれています。




個人的にはフルレンジのコードを弾いたりカッティングをしたりするならHPを、

巻弦を使っての気だるい感じのロックリフを弾くならLPを選択したいですね。

V1.4とか1.7とかV2とかの違い





OCDは同じOCDの中でもしれっとバージョンアップしてまして、

それぞれサウンドが異なるといわれています。

V2になってよりノイズが減ってクリアで現代的な音になったと言われてますね。

かと言ってオールドロックがやりにくくなったかと言うとそんなこともない……

正当な進化と言えるのではないでしょうか!

また、OCD V2の最大の利点はこちらです↓

トゥルーバイパス/バッファードバイパス切り替え


(動画の音質ではさすがに難しいけれど)




これがV2になって一番わかりやすい変更点です。

2000年代に入って”トゥルーバイパス絶対正義時代“というものに突入し、

「いいエフェクターはトゥルーバイパスが当たり前!」

という風潮がありましたが、

最近またバッファーの良さが認知されてきて、

ついにはバッファー専用機まで発売されています。

インピーダンス問題を解消してくれたり、

音質の劣化を防いでくれたりと、

うまく使えばとても便利で魅力的なバッファー。

エフェクターによって入ってたり入ってなかったりでしたが、

OCD V2ではユーザー側が選べるようになりました。

しかもバッファー有りと無しの製品があるわけではなく、

簡単に切り替えられます。

内部にディップスイッチがあるのでそこで切り替えましょう。

ちなみに、OCDではバッファードバイパスではなく”エンハンスドバイパス“と呼んでいるようです。

ちょっとお洒落ねw

OCD 6


ちなみにOCDのバッファーは背筋が伸びるようなシャキッとした音になる感じです。

個人的には断然V2推しなので、

中古で安くOCDを見つけたからと言って飛びついてしまうと、

V1.4だったりしてがっかりすることもあるので注意!

まとめ:OCDでイこう!


FulltoneのオーバードライブOCD。

初心者さんから上級者までみんなにおすすめ出来る一台です。

まぁ初心者さんにとって安くはないかもしれませんが、

間違いなく一生使えるエフェクターになります。

エフェクターを使って歪ませるとわざとらしくなってしまう、

本当はアンプの歪みが欲しいけれどクリーンも出したいからジャズコーラスを使っている、

学校にはジャズコしかない、

そんな方にとっては特にオススメ!

ジャズコを使ってロックな歪みを出すならOCDです!

是非お試しください!


最後まで読んでくれてどうもありがとう!

萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!