どうも、ガンプラ初心者の萩原悠です!
素組みでガンプラを作るには是非、
ニッパーとデザインナイフと、
それとサンドペーパー、紙やすりを導入しましょう!
ゲートの処理にきっと役立つから!
ゲート跡とは
そもそもゲートとは、ランナーからパーツを切り離したときにどうしても出来てしまう、
この切り取り跡です。
ひとつのパーツは数カ所でランナーとくっついていて、
しかもそんなパーツが何百と集まって一体のガンプラが出来上がるため、
あちこちにこのゲートの跡があったら萎えてしまいますよね。
今のガンプラは昔の製品に比べてかなりゲート跡が目立たなくなってるようですが、
それでも気になるところはゼロではありません。
そんなときに必要なのが、サンドペーパーってわけです。
紙やすり,サンドペーパー
こちらです。
やすりと聞くと金属の棒みたいなのを想像するかと思いますが、
紙やすりとなるとこれですね、紙の片面がザラザラになっていて、ここで削ります。
当たり前ですが金属のやすりほどの威力はないはずです。
紙の厚さからいってそんなに金属ほどのザラザラは作れないし、
強度も金属ほどではないため、そこまで力を入れることができません。
しかし好きな大きさに切って使えたり、
金属棒タイプよりも安いので、目の荒さ違いで複数製品持っておくことも出来ますね。
ちなみにわたしはなんと番手の違う複数紙やすりがセットになった商品を見つけたので、
こちらを購入しました。
便利だ!
番手、#とは
ヤスリ業界ではその目の細かさを表すのに #nn という書き方をして(nn部分は数字が入る)、
基本的に数字が大きいほど目が細かくなります。
例えば今回わたしが買ったのは
#400,#600,#1000,#1200,#1500,#2000なので、
#400が一番荒い目で、#2000が超細かい目ということになります。
これは各社、世界各国共通で、
一応”何番は何ミクロンの粒子で〜”みたいなのも決まっているようですが、
そんなの覚えなくていいと思う!
基本的な使い方
ガンプラのゲート処理における紙ヤスリの使い方は、
ゲート跡に大きな番手の紙ヤスリから順に小さい番手の紙やすりに変えていきながら消していくという工程になります。
ただ、ニッパーで切ったあといきなり紙ヤスリだと大変なので、
先にデザインナイフを使って切っておくのがいいですね。
デザインナイフである程度綺麗になったゲート部分を、番手の大きい(#400とか#600とか)でゲート以外の部分と全く同じになって馴染むように削る。
でもそうするとゲート以外の部分も削り傷がついてしまう、
それを#1000番 → #1500番 → #2000番と段々番手を細かくしていきながら目立たなくして行くのです。
うん、なかなか大変な作業ですwww
耐水性 紙ヤスリ とは
今回わたしが買ったのは耐水性紙ヤスリというものでした。
でも、なんだ?
耐水性ってことは濡れても平気ってことだろうけれど、なんで濡らす必要があるんだろう?
調べてみたら、
どうやら紙ヤスリの目の間にヤスったプラスチックのカスが入ってしまうのを防ぐためだそうです。
使いながらじゃぶじゃぶ水洗いしていいらしい!
ちょっと濡れた状態で削ればカスが軽すぎて飛んでってしまうのも防げるし、
よほど濡らしちゃいけない素材を削るでもない限り、耐水ペーパーはめっちゃ便利なようです。
なるほど、そんなこととはつゆ知らず購入しましたが、
これすごい便利なんじゃん!
みなさんもガンプラを素組みでパチ組みする際、
ニッパーとデザインナイフと、それプラスで耐水ペーパーを用意してみてはいかがでしょうか!
ヤスリブロックを作った
わたしはどうしてもこの紙ヤスリを使ってもうちょっと力入れたかったので、
こうしてダイソーでブロックを買って来て、両面テープでくっつけました。
番手もわかるようにテプラで貼りまして。
持ち手部分が木材、将来的にペーパーを取り替えられるように間にはマスキングテープなどなど、
結局耐水ペーパーの使い勝手のよさである”じゃぶじゃぶ水で洗える”という部分がなくなってしまった気がしますが、
わたしは濡れたタオルにヤスリ部分を押し付けるようにして使ってます。
実を言うと挫折した
そんな感じで、ニッパーだけ、ニッパーとデザインナイフだけと比べてかなり美しい仕上がりになるのですが、
わたし、挫折しましたwww
だって!
時間かかりすぎるんだもん!
いや〜もう色んな実験をしましたよ。
【トップコートでゲート痕はどこまで目立たなくなるのか実験其の壱】
— 萩原悠 (@hagiwaraU) 2018年11月13日
不要なランナー(赤丸)を切り取りその周辺ごとやすりがけ。こうするとゲートは全く目立たずいてとても良いのだが、当然やすりがけしてない部分(青枠)との差が出る。ここにトップコートスプレーを吹いたらその差はどうなるか検証する pic.twitter.com/OklHOgEqAO
【トップコートでゲート痕はどこまで目立たなくなるのか実験其の二】
— 萩原悠 (@hagiwaraU) 2018年11月13日
ゲート部分以外をマスキングテープで隠して、やすりで徹底的に削ったらそこだけ超綺麗になってしまうけれど、最終的にトップコートをしたら目立たないのかを検証しよう。実験其の壱と合わせて、明日にでも答え合わせ。 pic.twitter.com/eNi39bi0by
そうしてわかったことは、結局時間をかければかけるだけ綺麗に仕上がるってこと。
ただ、もう本当に時間かかるんです。
ニッパーとヤスリだけだと効率が悪かったので、新アイテム"デザインナイフ"を購入。
— 萩原悠 (@hagiwaraU) 2018年11月6日
ニッパー→デザインナイフ→サンドペーパー400→1200→2000の順で攻めて行くのが良さそう。しかし今まで20秒で終わってた"パーツをアンカーから切り離す"の作業が15分かかるようになった。効率上がってないやん…… pic.twitter.com/54BmzaikGu
パーツ一個切り取るだけでこれですよ。
グフさん、余剰パーツもあるけど148パーツですよ?
ヤバい、これは終わらない……
ってことで、わたしはやすりはほとんど使わず、
ゲート周りをマスキングテープで貼ってゲート部分だけシャシャッと削る程度にしました。
これだって大変だったんだから!
神ヤスという神商品がある
後から知りましたが、”神ヤス“という神商品があるようです。
スポンジヤスリと言われるもので、使いやすいサイズのが、
複数番手セットになってる。
もちろん耐水性。
今からヤスリを購入するならこれがいいような気がします。
紙よりも丈夫で、しなるから複雑な曲面とかでも対応可能。
う〜ん、まさに神だ。。
そのうち買ってみようかなぁ。
ってことで、最後まで読んでくれてどうもありがとう!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!
次回、