どうも、2体目のガンプラを作り終えた萩原悠です!

まぁまだまだ全然初心者なんですけどね、

でも一体目を作ったときには使ってなかった新しい工具、

これが大活躍してくれたので皆さんにも是非おすすめしたい!

それがデザインナイフです!

カッターナイフとは違うんよ。

ニッパーだけではパーツが白化してしまうのを、デザインナイフを上手に使って防いでいこう!


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ガンプラ作り



数ヶ月前に初めてガンダムアニメを見て、

その勢いで初めてのガンプラ、HGUCユニコーンガンダムを製作。

ガンプラはニッパーさえあれば他に何も工具がなくたって作れちゃうというすごく良く出来た作りです。

が、実はニッパーだけだと若干切り口が雑になってしまうことがあるんですね。

そんなときは、

ニッパーで大まかに切ったあと、デザインナイフで削りましょう!


デザインナイフ


DesignKnife 11
そのデザインナイフってのがコチラ!

アートナイフとかデザイナーズナイフとかも言われますね、あまり名前は統一されてないみたい。

製品によって値段はまちまちですが、千円程度で買えます。


一見普通のカッターナイフの刃がついてるように思いますが……

これが意外とね、細かい作業にはカッターナイフより便利なんですよ!

何故かと言うと……

デザインナイフとカッターナイフの違い


DesignKnife 4
デザインナイフとカッターナイフの決定的な違いは、刃の向きです。

カッターナイフとは違う方向に切る面がありますよね。

これがとても便利で、ペンを持つようにしてデザインナイフを持つことが出来ます。

DesignKnife 12
やっぱりこの持ち方が一番細かい作業出来ますよね。

カッターナイフは基本的に手前に引きながら切るものですが、

デザインナイフは奥に押しながら使うことも多いようです。

もちろん手前に引きながら使っても全然大丈夫!


デザインナイフを使う理由


では、何故デザインナイフがあると便利なのか、どのように使うのかというお話です。

みなさんは大体プラモデルのパーツをランナーから切り離すときにニッパーを使うと思います。

ニッパーで切ったときに、切り口がちょっと白くなっちゃったりしませんか?

そう、白化ですね。

そんなときにデザインナイフを使って白化部分を切り落とすのです!


デザインナイフの使い方


では、実際のデザインナイフの使い方です。


ランナーから切り離すのはニッパーで


1
デザインナイフだけでガンプラ作ろうとはしないでください!

それは疲れるし、すぐに刃がダメになるでしょう。

必ずニッパーと併用になります。

まず大まかにパーツをランナーから切り離します。

このとき、あまりギリギリで切らないで!

ほどよく残しておいて、この状態からデザインナイフの登場です。

Gate 28

一度に切らずに少しずつ削る


DesignKnife 19
残ってるゲートを一気にデザインナイフでスパっ!!!

ではなく、ここから慎重にいきましょう。

角度をつけて、色んな方向から少しずつ削っていきます。

で、ここからが本番なのですが、

パーツを持って、デザインナイフを持ったら、写真撮れないんすよwww

なので、ここからメインは突然の図解です。

Cut 01
頑張って理解して!

下の四角い部分が使いたいパーツで、上にちょいって出てるのがゲート。

まぁこういう状態ですね。

Gate 30
別の角度から見るとこうです。

Gate 32
これをデザインナイフで少しずつ削っていきます。

少しずつです!

こんな感じ。

Cut 02
からの、

Cut 03
こうして、

Cut 04
こういう感じ。

Gate 34 

ひとつのゲートに対していろんな角度からちょっとずつ削っていって、少しずつゲートという塔を低くしていきます。


最後に平らにする


Cut 05
斜めに切り落としていく感じだと、ゲートがだんだん小さな山になっていくということになります。

そして終盤には角度を減らしていき、最終的に平らにすると、そういうわけです。

Cut 06
絶対焦らないように!

Cut 07
ここまでくると、つまりはこういう状態にまでなります。


Gate 38
ニッパーでバチっと切るよりは白くはなってないですね!

ただ、結局デザインナイフでも切れ味がスパスパというわけではなくどうしたって力がかかってしまうので、

多少の白化は起こります。

その負荷をできるだけ小さくするためにちょっとずつちょっとずつ削ったというわけです。

削りすぎに注意!


デザインナイフでのゲート処理でちょこちょこやってしまったのは、

スレスレを削って平らにしようと思ったら角度を入れすぎてちょっと深く掘っちゃったというパターン。

こうなるともう戻せないので、慎重にいきましょう!

仕上げに爪擦り


Gate 40
前々回かな、→“白化の原因と対策”という記事でも書きましたが、

最終的にホンのちょっとだけ残った白い部分は、爪でこすることによってかなり綺麗に消えます!

なので、デザインナイフで白化を最小限に留めたら、

最後は爪でこすりましょう!




本当は最後はやすりがけをすると良い


そんな感じで、デザインナイフを使うとニッパーでパチンパチンで作るよりも遥かに時間がかかってしまいますが、

そん分パーツの切り離し痕をかなり目立たなくすることが出来ます。

ここまででホラ、最初に作ったユニコーンガンダムの足と比べてどうですか!

Gate 44 2
かなり目立たなくなってるでしょ!

で、ニッパーとデザインナイフだけでもここまで綺麗になるのですが、

出来ればこのあと最後の仕上げとして、紙ヤスリなどでやすりがけするといいようです。

ってことで、紙やすりも今回使ってみたので、次回はそのお話です!


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