どうも、ガンプラ初心者の萩原悠です!

初心者というより、ガンダムアニメを観たのもガンプラを作ったのも初めてなんです。

初代とか観ずにいきなり機動戦士ガンダムUCを見て(→その感想はコチラ)、

ガンプラ作ってみたくなりまずはグレードを調べ(→グレードごとの比較してまとめました)、

ヨドバシAkibaに行き(→行ってきたレポ)

初めてのガンプラ1/144スケール、HGUCユニコーンガンダム(ユニコーンモード)を作り(→製作レポ)、

そしてシャーペンと筆ペンでスミ入れをしました(→レポ)。

そんな最初の一体をつや消しトップコートのスプレーで仕上げをしようかなと、

このページはそう言った主旨で書き始めたのが始まりです。

色々準備したけど、結局失敗してしまった

そんなわたしの体験記、これから始める方は是非参考にしてもらえればと思います。

簡単に言うと
  • スプレーをする距離が近かったため白くなってしまった
  • ガンプラ1体をバラしてじっくりスプレーしてたら足りなくなった
  • スプレー吹きすぎ
  • ホコリが付着してしまった
です。悔しい。

スポンサーリンク

つや消しトップコートとは

Gundam 6 14
まず、つや消しトップコートとは、

その名の通り

艶のない表面コーティング

のことです。

こだわっていくときりがないのですが、

簡単に言えば、そういうスプレーがあるのでそれを吹きかけるだけです。

プラモデルの塗料が売ってるところならば大体どこでも売ってます。

今回はこいつを使っていきましょう。

もちろんヨドバシAkibaさんで買ってきました!

トップコートに必要なもの

これは前のページ前のページで一通りまとめたのでそちらをごらんください。

今回は塗装ブースを導入せず、ベランダでのスプレーになります。

みなさんもベランダでスプレー使う際は周りのお宅の迷惑にならないようにやってくださいね!

トップコートの工程

簡単に言えばスプレーを吹きかけるだけなのですが、

手で持ってスプレーするわけにはいかないですよね。

しかしどこかに置いてスプレーするわけにもいきません。

そして各パーツに出来るだけ均一にスプレーするためには、

バラバラにする必要があります。

てことでそれを踏まえ、

わたしが実際にやった工程がこちらです。
  • 適度に分解する
  • スプレー出来るように持ち手を作る
  • スプレーしたくない部分にマスキングをする
  • スプレーする
  • 長時間乾燥待ち
  • 乾いたら組み立てる
このようになります。

結果から言うと、まぁこれだけでも十分仕上がりますが、

さらにこだわるならもう一つ工程が必要だったようです。

それは最後に書こうと思いますので、

まずはわたしがやった手順の解説からしていきます。

天気予報を確認する

Ame
いやこれマジでwww

専用塗装ブースを買わずにベランダでやる以上、雨だったら出来ないから!

水滴がついちゃうのはもちろん、空気中に水分が多すぎるのもよくないらしいです。

晴れた日に狙いを定めましょう。

以下の工程の途中までは前日に準備出来るので、そこまでの準備をしておくといいと思います。

パーツをバラす

Gundam 6 1
まず、スプレーしやすいようにパーツをバラしていきます。

完成した状態でサッと吹きかけるでもいいのですが、

そうするとどうしてもスプレーが行き届かないところがあったり、

ムラが出てしまいます。

まぁスプレーが行き届かないところってのはつまりほとんど見えないところだったりするし、

ムラと言っても色を塗るわけじゃないのでほとんどわからないとは思うのですが、

せっかくなのでバラしてみました。

このバラし具合も人によって様々で、

完全に全部バラす人もいれば、”被ってる部分がなければOK”の人もいる、

かなりマチマチのようです。

わたしはとりあえず各部位ごとになるまで分けました。

脚の内側と外側で分ける必要なんてないだろうと感じたのと、

あまり分けすぎちゃうと、逆に質感が変わっちゃっても嫌だなと思ったからです。

マスキングする

Gundam 6 2
さぁここでマスキングテープの出番です。

塗装したくないところ、それは接続パーツ部分です。

ガンプラは接着剤を使わずに組み立てられて、

関節などは結構しっかり稼動する仕組みになっていますが、

それゆえにこの関節の組み合わせはかなりシビアなサイズで出来ています。

トップコーティングすることによってパーツの周りにホンの薄い膜が貼られ、

そのせいで噛み合わせが悪くなるということも考えられるようなので、

ここはスプレーしないようにしないと!

当然関節の内側部分なので、外からは全く見えない部分になります。

串刺し

Gundam 6 20
マスキングができたら、串刺しにしていきましょう。

クリップで挟む以上、その部分はスプレーが行き届かなくなるので。

関節付近や内側など、スプレーが塗れなくてもいい場所を選びましょう。

わたしは武器をどうやってスプレーしようかなと考えたときに、

もはやガンダムさんに持たせることにしましたwww

写真 2018 10 07 23 57 15
ここまでが前日とかでも出来ることです。

そしてここから先がいよいよトップコート本番!

環境を整えよう

Gundam 6 22
ベランダにダンボールなどを敷いて、

スプレーがあちこちにつかないようにしましょう。

今回はカラースプレーじゃないので色がついちゃったりするわけではないのですが、

当然環境にいいモノではないので、

周りの植木や、ベランダ自体に吹きかけないようにダンボールで周りも保護します。

スプレーを振りまくれ!

これ本当に大切なようです。

とにかく振る!

100回くらい振る!!

スプレー缶を振るとカラカラ音がするのは、

中の液体を混ぜるためにボールが入っているから。

そのボールを内側で振り回して中身をかき混ぜましょう。

さぁ準備はいいか。

手袋はしたか?

ガンプラとスプレーの距離は30cm

これがめちゃめちゃ大事であり、わたしが失敗したポイントでもあります。

スプレーはあまり近くで吹かないこと!

30cm程度離して噴射です。

しかも、そのままシュっとやるわけではありません。

シューしながらガンプラを横切らせる

ガンプラめがけてシューってやるのではなく、

シューーーーーー

の間にガンプラを横切る感じにしてください。

スプレーの出始めと終わりはガンプラに吹きかけない、そんなイメージです。

というのも、最初の瞬間や止めた瞬間はムラやダマになりやすいそうなんです。

なので、ちょっともったいない気もしますが、

シューーーーー(ガンプラ)ーーーーーー

シューーーーー(ガンプラ)ーーーーーー

これを心がけてください!

絶対!

わたしはこれが出来なかったんだ……orz

(反省は後述)

発泡スチロールに刺す

スプレーが終わったら発泡スチロールに刺してください。

そして重さで倒れないようにしっかりと。

もちろん他のパーツとぶつかったりもしないでくださいね。

この状態で、完成です。

封印

Gundam 6 13
このまま、トップコートが乾くまで待ちます。

しかし数分で乾くものではありません。

わたしは40時間くらいで一度触ってみたのですがまだちょっとベタついてましたので、

5日間寝かせました。

その間、ホコリがついてしまってはいけません。

なので、ダンボールの口を閉めて物置きに封印しました。

組み立てて完成

GUNDAM 7 1
5日も放置しておいたらさすがに乾いていたので、

ようやく組み立てです。

パーツをひとつずつ串から外し、マスキングテープも外していき一箇所ずつ組み立てていきます。

GUNDAM 7 7
そうして仕上がったのがわたしもユニコーンガンダムです。

完成!!

GUNDAM 7 14
うわーーー!

写真じゃ全然わかんねーーーーーーーwww

トップコートの効果


申し訳ないことに、思った以上に写真では違いが現れていません。

が実物はそこそこ変わりました。

マットな仕上がりになってテカテカ感がなくなりました!

ちょっと重そうというか、パーツが分厚そうな感じで、20メートルある戦闘ロボットらしい質感になりました。

たしかにこれはみんなやるべきだわ。

もしかしたらちゃんとうまくやれば、

パーツをバラさずに完成したガンプラにシューーでもいいのかもしれない、

それくらいの効果はある。

500円程度の缶スプレーでこんなに変わるとは……

しかし、今回正直あまり満足していません。

失敗が目立ちます……。

ホント悔しい。

はじめてのトップコート反省点

もしかしたらこれは初心者の陥りやすい失敗なのかもしれません。

実際にやってみたわたしのトップコートには、

あちこちのミスが目立ちます。

近すぎて白くなってしまった

・30センチ離して噴射する
・スプレーの最初と最後はガンプラに吹かない
この二つをちゃんと守らなかったからだと思います。

パーツが所々白くなってしまっています。

ユニコーンガンダムは白い部分がめちゃめちゃ多いのですが、

逆に色のついてる部分の彩度が落ちてしまいました。

というか、部分的にもうくっきりと白くなってしまったところもあります。

GUNDAM 7 3
ホラ、左右で色違くない??

つま先なんて圧倒的に白くて、なんなら靴の汚れみたいになってるやん。

GUNDAM 7 8
ここまで一生懸命やってきたのに、本当に残念……。

上記2つを守れなかった理由は主にこの2つ。

・色がないからちゃんとスプレーが効いてるのかわかりづらい
・スプレーがもったいなくてシューーー(ガンプラ)ーーーが守れなかった

無色のスプレーって怖いね、どれだけちゃんとスプレーが吹けてるのかがわからない。

それはそうとして、もったいないって精神は本当にただの貧乏性。

シューーーーー(ガンプラ)ーーーーーーー

ってやってるつもりが段々

シューーーー(ガンプラ)ーーーーー

シューー(ガンプラ)ーーー

シュー(ガンプラ)ーーー

シ(ガンプラ)ューー

になってしまうという。

貧乏性ですね〜ケチですね〜。

ホコリ対策が甘かった

GUNDAM 7 18
トップコートが乾いてからガンプラを見てみたら、

ホコリのようなゴミがついてました。

GUNDAM 7 15 2
これ、もう取れないんですよ。

トップコートが乾いて、とても薄いけれど本体と一体化しちゃったから。

悔しい……

GUNDAM 7 17
どうしてもとりたくてどうにかならないかといじってたら取れましたが、

これはつまり表面のコーティングを削ってしまったことになり、

まぁパッと見はわからないんですけど、見栄えが悪くなってしまった……。

ホコリ対策の失敗で考えられるのはこの3つ。
  • 最初に洗浄しなかった
  • 塗装しながらホコリが付着した
  • 5日間の封印の環境がよくなかった
封印の環境はよかったと思うんですけどね、

ダンボールは完全に密閉してたし。

で、最初の洗浄ってのはちょっと気になっているところ。

本来手の油だのなんだのと落としてから塗装した方がいいと言われてますが、

まぁいいやと思ってそのままやってしまった。

もしここでちゃんと洗浄していれば最初のホコリはつかなかっただろうなぁと。

そして一番の問題は、塗装しながらその場でついてしまったホコリ。

スプレーをして、ダンボールに刺して、封印するまでおよそ5分。

外にいたんですよね。

外は風もあるし、このタイミングはスプレーしたてですごくベタベタしている、

ふわっとホコリが飛んで来ようものなら簡単についてしまう……

このタイミングか、

もっと厳重に管理すべきだったのか……反省。

連続吹き過ぎによる圧力不足に注意

ちょっと考えてみたのですが、

スプレーって空気の圧力であの噴射を起こしているので、

あまりずっとスプレーし続けていると缶の内部の気圧が急激に下がって冷たくなってきます。

(オフィス用のエアダスターとかでもそうなのでわかる方多いかな??)

で、冷たくなるくらいに内部気圧が下がるともちろんスプレーの力も弱まります。

このときがスプレーが”ダマ”になっちゃったりして危険です。

もうちょっと小刻みにスプレーをすればこうはならなかったんだろうなぁ……。

次回気をつけます。

まとめ:スプレーは入念な準備と平常心で

さて、そんな感じで、わたしはまんまと失敗してしまいました。

全体が白っぽくなってしまったし、色プラ部分は明らかに白が乗ってしまった。

ここまでの工程をどんなに頑張っても最後のトップコートで台無しに、

急に安っぽくなってしまいます。

皆さん、いいですか。
スプレーは30cm程度離してください!
スプレーの最初と最後はガンプラに吹かないでください!
あまりじっくり吹きすぎるのもやめてください!
これできっとあなたの初めてのトップコートはうまくいくはずです。

ってことで、ここまでが初めてのガンプラ製作記録でした。

ちょっと気になることがあるのでまた次に続きます。