どうも、先日初めてガンダムアニメを観た萩原悠です!
しかもいきなり機動戦士ガンダムユニコーンという最近の作品を観たんですよ。
萩原悠、生まれてはじめて、ガンダムを観る。 pic.twitter.com/5Nb4wHJDHs
— 萩原悠 (@hagiwaraU) 2018年8月21日
それまでの話の流れとかわからないし、
ジオンってなに?
サイコナントカってなに?
ニュータイプってなに?
そもそもみんな宇宙に住んでるの?
その程度の理解度でしたが、なんだかんだで面白かったです。
で、なんとなくガンプラを作ってみたくなり、買いました!
1/144サイズ HGUC ユニコーンガンダムです!!
ガンプラとは
まずガンプラとは、機動戦士ガンダムというアニメシリーズの作中に出てくる人型戦闘ロボットをプラモデル化した商品のことです。
つまりガンダムプラモデルの略ですね。
厳密にガンダムってのはそもそも作中に出てくる人型戦闘ロボットの中でも一部のモデルのことだけを指すようですが、
とりあえずガンダムアニメの中に出てくるロボットのプラモデルならガンプラと呼ばれるようです。
1980年の販売開始から累計4億体を超える売り上げがあるそうで、
作り込みの細かさやサイズなどから複数のシリーズに分かれている上に、
同じシリーズの中でも最新の技術を使ってリニューアル生産されたりするため、
昔からガンプラやってる人でもまだまだ作りたいガンプラがたくさんあるらしいです。
ガンプラを作ってみた理由
今回わたしがガンプラを作った理由は、
それこそ最初に言った通りユニコーンガンダムを観たからです。
ガンダムを全く知らないわたしがガンダム好きな人を見たとき、
むしろガンダムの魅力の半分くらいはガンプラにあるのかなぁとも思っていたわけです。
だって、試しにグーグル検索で”ユニコーンガンダム“と打って画像検索してみてください。
7割がガンプラ、2割がイラスト、1割がお台場にいる等身大ユニコーンガンダムの写真です。
だとしたら、とりあえず機動戦士ガンダムUCを見終わったと、
じゃあこの流れで、プラモデルを作ってみよう!
ガンプラを買いに行った
うぉーすごい pic.twitter.com/4HalDGMQJA
— 萩原悠 (@hagiwaraU) 2018年9月11日
足を運んだのはヨドバシAkiba。
展示もいっぱいあったのでめちゃめちゃテンション上がりましたわ!
このときにお話は昨日の記事をご覧下さいませ。
そんな中から、わたしが購入したのはコチラです!
萩原悠、生まれてはじめて、ガンプラを作る pic.twitter.com/lz4iBS33R0
— 萩原悠 (@hagiwaraU) 2018年9月12日
HGUC ユニコーンガンダム ユニコーンモード
機動戦士ガンダムUCの主役機であるユニコーンガンダム。
の、ユニコーンモードという形態です。
ガンプラは同じガンダムでもパーツ数や縮尺サイズ、製作難易度によって複数のシリーズがありますが、
わたしが今回選んだのは一番簡単だと言われるHG(ハイグレード)シリーズ。
上位版のRG(リアルグレード)のユニコーンガンダムはユニコーンモードとデストロイモードで変形させることが出来るそうですが、
HGはにそういう機構はありません。
その分簡単だというわけだ。
デストロイモードのHGももちろんあったのですが……
なんとなくユニコーンモードの方がカッコいい気がしたのでこちらを選択!
あとから調べたらこちらの方がパーツ数は少なく少し簡単らしい。
生まれてはじめてガンプラ作りに挑戦
ってことで、作ってみましょう!
実際の手順に沿って書いていこうと思います。
箱を開けてみた
これが箱を開けてみたところです。
うわ〜なんかめっちゃパーツいっぱいじゃん……
これが一番簡単に作れるというHGシリーズなのか……RGにしなくてよかったww
このパーツがいっぱいついてるフレームをアンカーというらしいです。
よく見たら同じアンカー2つ入ってるけど大丈夫か?
あ、左右対称のパーツなのか!
左右対称ってことは多分腕と足なんだろうけども、この状態だとまったくわからん。
てか小さい同じパーツがいっぱいついてるのもあるけど、
これなんだ?
なんとなくジョイントパーツっぽいから関節とかかな?
まぁ作っていくうちにわかるでしょう。
環境づくり
意外と場所を取る気がしたので、パソコンや楽器たちの脇でちまちまやるのではなく小さくてもちゃんと専用の机を用意しました。
手の届きやすい位置に控えアンカーたちも置けて、
説明書も見やすい位置に……
となったらこうなりました。
マイクスタンド大活躍!!
レコーディングやっててよかった!!笑
ガンプラはニッパーだけで作ることが出来るそうなので、
普段ケーブル作りとかに使ってるニッパーを取り出したのと、
ヤスリを購入しました!
これはニッパーで切った端を綺麗に削るためです。
どんなときにどんな形がいいのかわからなかったので、
セットのやつを買っちゃいました!
(大人ですねww)
数えてみたら、切り取るべき部品は全部で158パーツ、
説明書による手順は33工程。
BGMはUNICORN。
よーし頑張るぞ!
作り始めた
1時間やってこれしか進まなかったのには驚いたwwww
— 萩原悠 (@hagiwaraU) 2018年9月15日
多分ニッパーのせいだ。 pic.twitter.com/8jRkszQm37
絶望した……1時間やってこれか……。
まぁ、実際はこのブログを書く用に各工程の時間を測ってメモしたり写真を撮ったりしてた時間ってのもあるけれど、それにしてもこれしか進まないかぁ。
と、作り慣れてないせいか、必要なパーツがどこについてるのかわからなくて探す時間ってのも積もり積もってそこそこの時間になってる気がする。
ここで、なにをやってる時間が本当に一番長いのか考えてみた。
それは、切り取ったパーツのゲート処理。
ゲートとは、アンカーからパーツを切り取ったときの切り取り痕みたいな部分です。
どうしてもちょっと残っちゃう……。
しかも色付きのパーツだとめっちゃ気になるんだけど、
ニッパーで切った痕が白くなっちゃう。
これはプラスチックの特性で、局所的に力がかかると白化してしまうんですね。
“力がかかる”とは、切れることではなく、”折れ曲がること”なんです。
意味わかりますか?
この違いがとっても大事だったんです!
ニッパーを購入した
わたしがここまで使ってたのは、たしかダイソーで買ったニッパーです。
まぁつまり100円ですわな。
音響ケーブルを自作するときに適当に間に合わせで買ったんだったと思います。
しかし、多分これじゃダメなんだ。
そう思い、今後の作業効率を考え、ちゃんとプラモデル用のニッパーを買うことにしました。
それがこちら。
普通のニッパー!!
プラモデラーの間で一番有名なのは
アルティメットニッパーというものらしいですが……
高いわ!!
“普通のニッパー“はそれの廉価版だそうです。
まぁ、1000円なら買ってみるか、なんとなく気持ちも入るし。
程度に思ってたら……
なんとまぁめちゃめちゃ使いやすい!!
ニッパーってこういう道具だったんだ!
ニッパーで切る、その感覚を初めて感じたかもしれません。
今思えば、これまで使ってたダイソーニッパーは、
“切る“ではなく”押しつぶす“感じでした。
だからこそ力入れなきゃで手もちょっと疲れるし、
なによりプラスチックを無理やり押しつぶして切ってるんだから、
そりゃ”局所的な負荷“がかかり白化もするわ。
正直、白化がゼロになったわけではないですが、
格段に綺麗に切れるようになって、とにかく切りやすく作業スピードが上がりました。
2日目
ニッパーを買ったら捗るなぁ!!今日は1時間でここまで来ました! pic.twitter.com/BpoxeZUMhx
— 萩原悠 (@hagiwaraU) 2018年9月22日
前回は1時間でホンの胴体部分(しかもパーツが大きめな部位である)しか作れませんでしたが、
今回は両腕と頭を作って前回の胴体につけるとこまでいきました。
肩の関節、肘の関節などの可動部分も作ることができて、結構テンション上がってます!
マニュアルを見ながらアンカーからパーツを切り出しても全然どの部分を作ってるのかわからないのに、
それらをつなぎ合わせたときに肩になったり腕になったりというのはいちいち「うぉおおお!!」となりますね。
ちょっと効率的な作り方もわかってきて、必要なパーツは先にまとめて切っておくとか、
少しずつプラモデラーとしての常識を肌で身につけてるような気がするところも面白ポイント。
しかしせっかくなのでちょっとずつ楽しもう、今回も1時間で製作終了。
続きはまた後日。
ちなみにBGMはガンダムとは全然関係ない、FOURPLAY。
Bali Runを含む名曲揃いなのに、主張しすぎないミックスなのでサラっとBGMになってくれて、前回より集中出来た気がします。
3日目
今日は1時間でここまで。結構面白いです。すごい、ガンプラの脚ってこんなに曲がるんだ! pic.twitter.com/cLiI5OjPlF
— 萩原悠 (@hagiwaraU) 2018年9月23日
製作もノリにノって、このまま完成しちゃうんじゃないかと思ったけどさすがに無理だった。
しかしプラモデルってすごい。
接着剤を使わずに組み立てるので、必ずはめ込む部分が必要。
それを外から見たときに不自然にならないように、可動域にも邪魔にならないように作られていて、
しかも一箇所組み立てると次のパーツを差し込む溝が出て来てそこにまた挿していって……
など、流れを知れば知るほどによく出来ている!
これが、
こうなって、
こうだぜ?
(だいぶはしょったww)
基本的に表面を見たときにかっこよくなるように裏が作られているので、
それをひとつずつ組み上げていく感じはまさに空間デザインとか音源のミックスとかと同じ。
(あ、今更ですがわたし、音楽制作が本職です。)
そういう点で脚はすごい面白かったなぁ。
極め付けに、どうしても残ってしまうゲートが組み上がると隠れるというこの配慮には脱帽に感嘆の唸りをあげました。
これが、
こうなって、
こうだぜ?
(iPhoneカメラと一眼レフとで色味が違ってすみません)
すごくないか???
綺麗に切り取れば綺麗に仕上がる、そんなのはわかっているけれど、
そこにこだわりまくらなくてもサラッと仕上げたら綺麗になる……
ほぉ……
これか、
これが”パチ組みだけで完成度高くなる最近のHG“の真骨頂か……
ちなみに、このときはなんのBGMもかけずにただひたすら無音の中でやりました。
結局これが一番集中出来るし没頭出来る。
ひたすら切ってはめていく、この楽しさ。
そうか、この掌にあるのが……
心か。
(久保帯人著 BLEACH41巻 ウルキオラ・シファーの名言)
完成した
ここまでで3時間半、初めてのガンプラがようやく完成しました! pic.twitter.com/bmh9txcApF
— 萩原悠 (@hagiwaraU) 2018年9月27日
前回からもう30分だけ作業したところで、完成しました!
HGUC! ユニコーンガンダム! ユニコーンモード!
たしかにこれが全くの素人が作ったと思えば結構クオリティ高い気がする。
わたしはなにも難しいことやってなくて、
ただ説明書の手順通りに作っただけ。
実際ここまでで3時間半かかりましたが、
ちゃんとしたニッパーを持ってればヤスリがけもいらないし(現にニッパー買ってからほとんどヤスリ使ってない。クオリティに超こだわるなら必須だと思うけど)、
途中で写真撮ったり(72枚撮りました。)という余計なことをしなければ、
おそらく初めてでも2時間くらいで出来るのかもしれません。
映画1本観るくらいの時間でできちゃうと思えば結構お手軽じゃないですか?
1000円くらいで買えてこれだけ面白いならみんなも試しに作ってみればいいのに!
結構いろんなポーズが取れる
なかなか驚いたのですが、思った以上に関節が自由自在!
しかも重心バランスもかなりいい。
結構無茶なポーズまで取れちゃいます。
どうやら最新のHGUCになって、関節の可動域が広まったそうですね。
王道の拡張パーツはコレ
ポーズをキメて展示したいなら王道はやっぱりこれだそうです。
アクションベースという名で、400円くらいで買えます。
これをうまく使うと、めちゃめちゃ躍動感のある姿勢が取れるというわけですね!
(これだけお借りした画像です)
たしかに、宇宙で戦う戦闘ロボットのポーズを取ろうとすると、両足が地についてることって少ないのかもしれません。
買おうかな……
ちなみにわたしはそんなものの存在を知らなかったので、
立てて展示する用に逆にこんなものを一緒に買いましたww
システムベース、いわゆる宇宙船内の格納庫部分だったと思います。
P.S.
リクライニングしますwwww
写真撮って遊ぶww
わたしはそんなにガンダムストーリーに思い入れがないので、
“あの名シーンを再現!”
みたいな欲求は全然なく、でもせっかくこうやって立体物を作ったからには写真撮りたいじゃないですか。
ってことで、室内でコッソリ写真撮りまくりました。
(何故か青いものとばかり一緒に写真撮ってるwww)
ただあまりあれこれとコラボさせるものが思いつかなかったので……
画像と合わせるようになりました。
ガンダムに乗って海まで行って来た。
— 萩原悠 (@hagiwaraU) 2018年10月2日
(嘘です。) pic.twitter.com/5zaqqMqmjy
LIVE with 萩原悠。
「へぇ〜ここがWindowsかぁ!」
この夏撮ってきた花火の写真も拡大したり上下反転したらこの通り、爆発素材として大活躍です。 pic.twitter.com/JWvFj2UwZK
— 萩原悠 (@hagiwaraU) 2018年10月7日
舞台照明をちょっとだけやったり、動画撮影のための照明効果を勉強したりしたことがあったので、
久々にこういうことやって面白かったです。
たしかに嘘をついた。でも、楽しかったというこの気持ちだけは本物。 pic.twitter.com/GxPXLKS2Dk
— 萩原悠 (@hagiwaraU) 2018年10月3日
完成したらスミ入れをしたくなる?
(上数枚の写真では実は既に施術済みの写真もあったので話が前後してわかりにくくなってしまってすみません)
とりあえずこんな感じで、初めてのガンプラ作りが終わりました。
ガンプラを作ったことによってちょっとガンダムが好きになったような気がします。
ガンダムファンはこうして愛を深めていくわけですね。
製品としてのプラモデルの作り、
出来るだけ簡単にカッコよくなるような配慮、
いつのまに現れる組み立て用差し込み口、
アンカーを無駄にしないためのパーツの配置、
よく見ると同じパーツなのにいろんな使い方が出来るようになってる部品(同じ形の使い回しならコストが安いんだと思う)
「ここはRGだと別パーツなのかなぁ」と妄想が膨らむような部分、
手に武器を持たせる用に手のパーツごとつけかえるというアイディア、
作ってみてわかった可動域の広さ、と、ちゃんとアニメ版でもそのように作られているという発見、(関節部分に外皮がないとかね。人の肉や皮と違ってロボットの合金は伸び縮みしないでしょ?)
などなど、今まで知らなかったことをたくさん発見できました。
これで1,000円でしょ?
めっちゃ安い!
となると、RG(リアルグレード)になるとどうなるんだろうとあ期待しちゃいますよねぇ。
バンシィ(作中に出てきたユニコーンのブラックモデル)作っちゃおうかなぁ。
の前に、もうちょっとこのユニコーンガンダムで遊んでみようか。
スミ入れをしてみようと思います。
ただ、その前にちょっと今回大活躍した”普通のニッパー“についてのお話を先にしようかなと思います。
それでは、最後まで読んでくれてどうもありがとう!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!