どうも、シンセとギター半々くらいで扱います、萩原悠です!
そんなわたしが鼻血ブーな製品がリリースされましたwww
それが、TC ElectronicのJUNE-60。
シンセサイザーに詳しい方はもう既に読み間違えそうなくらいの名前ですよねww
早速紹介しましょう!
コーラスストンプJUNE-60!!
JUNE-60
こちらです!
あれ、思ったより安い……。
わたしも最初そう思いました。
こういうのって無駄に高いのかなと思いましたが……
その辺は本家による復刻じゃないからってことなのかなぁ……。
公式の動画がありますので、サウンドをご確認くださいませ!
結構良くないですか?
方向性的にはヴィンテージコーラスという枠に入るかと思います。
角がまろやかで優しいコーラス。
曲中にしれっと混ざるけど独特の存在感のある音です。
JUNO-60
わかる人には一目でわかってしまうのですが、
JUNE-60はROLAND社のJUNOというアナログシンセにそっくりです。
(最近のJUNO-DSとかJUNO-Gとかはデジタルなのでこれまた全然違う)
ボディ全体の色味、両サイドの枠の質感、ボタン、赤いライン……
JUNOですねぇww
特にこのJUNE-60は、名前から察するにJUNO-6、もしくはJUNO-60に搭載されていたコーラス部分を再現したモデルと言えるでしょう。
1980年代、シンセに内蔵されたこのコーラスは当時のヒット曲に数多く使用されていましたが、
今回TC Electronicはこのサウンドの製品化したという面白い試みなわけです。
2種類のコーラス
もう使い方はめちゃめちゃシンプル!
なんせボタンを押すだけなんだから!
細かい調整とかはできません。
コーラスIとコーラスII、かかり具合の違う2つのコーラスを選ぶだけです。
コーラスIの方がさわやかで、コーラスIIはもうちょいがっつりかかりますね。
揺れのスピードもコーラスIIの方が速いです。
2つのコーラス重ねがけも出来る
このボタンは実は2コ押しも出来ます!
なんならこのサウンドが一番いいと思う!
2つの揺れが重なり合い、より複雑なコーラスサウンドになります。
奥行きが出て一番気持ち良い!
ステレオアウト
JUNE-60では、ステレオアウトもできるんです!
まぁそりゃ本体に切り替えスイッチがあるからわかるんですけど……
アウトプット端子がひとつしかない!
ここがねぇ〜ちょっと残念なのですが、
TRSケーブルを使ってLとRに分けないといけないんです。
それだけがちょっと面倒というか、
普通のギタリストはあんまりTRSケーブル持ってないですよね。
なので、
もしステレオアウトしたときには、一緒にケーブルも買いましょう。
なかなかないんだよなぁ〜。
こういうのです。
しっかりトゥルーバイパス
ヴィンテージコーラスとは言え、
やはり大手メーカーの最新エフェクター。
しっかりとトゥルーバイパス仕様です。
ノイズ、音痩せまで80年代通りだと使い物にならないですからねww
まとめ:大ヒット……してる!!
そんなJUNE-60、ただのオチャラケアイテムかと思いきや、
その音色はかなり実戦向きですね!
最新のデジタルサウンドではなく、80年代の温かいアナログサウンド。
それこそJUNO-60のサウンドは当時のヒット曲に数多く残されているので、
ちょっと古めかしいコーラスが欲しい方は是非手にいれてみてはいかがでしょうか。
話題すぎて初回分はすぐに売り切れてしまったようですが、
今後徐々に在庫も安定してくることでしょう。
最後まで読んでくれてどうもありがとう!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!
tc electronic JUNE-60)
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