どうも、最近ギターをカスタマイズすることに凝ってます、萩原悠です!

今回初めて、Dirmazio(ディマジオ)のピックアップを搭載してみました!


超ド定番のDP155 TONE ZONE!!

今日はその音質とか感想をレビューしていきたいと思います!


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Dimarzio(ディマジオ)


元祖ギター用ピックアップブランドを立ち上げたビルローレンス氏

「君は今弟子にしておかないと後に強力なライバルになるな..」

とまで言わしめた、ラリーディマジオ氏が立ち上げたリプレイスメントピックアップのブランドです。

ブランド創立前に作ったピックアップ DP100 SUPER DISTORTIONの空前の大ヒットを皮切りに、

ミュージシャンたちのニーズに合った数多くのピックアップを排出、

今ではセイモアダンカンと双璧を成すピックアップブランドの雄となっています。



DP155 TONE ZONE





ディマジオと言えばコレ!

とまで言われるようになったディマジオの名物ピックアップ。

ハードロック全盛期の時代にリリースされ、当時のギタリストたちがこぞって使うようになって以来、

今でも衰えることのない人気を誇るモデルです。

Ibanezのギターに初期装備で搭載されていることも多く、誰もが一度は聴いたことあるあの音です!

乗せるギターはこれ



今回このTONE ZONEのとりつけるギターはこちらです。

FERNANDESのJG-55S。

定価55,000円の安いギターです。

セッションイベントでGibson ES-335のネックを折ってしまったことから、

仕事としての制作やレコーディングに使うギターとは分けて、完全に遊び用のギターとして手に入れたギターです。、

せっかくだからと思って今まで使ったことのないピックアップを載せてみようということになり、


それがこのディマジオ体験の始まりでした。

フロントはサスティナーが載ってるので、

リアに載せることに!

ちなみにこのギターのスペックを軽くさらっておくとこんな感じです。


ボディ:バスウッド
指板:ローズウッド
ロングスケール22フレット




載せてみた



いつもお世話になっている工房にお願いして、ようやく完成しました!

実際のサウンドは….

ハイゲイン


なにはともあれ、やはりFernandesの標準搭載だったピックアップと比べるとはるかにハイパワーになっています!

ハイパワーということはハイゲインということになりますので、

今までと同じアンプセッティングだとがっつり歪みすぎちゃうということです。

しかしこの歪みがクセになります!

めちゃめちゃ気持ちいい!

これはハードロック/ヘビーメタル方面で流行るのも納得です。


中音域のコシ


もっとドンシャリ(低音のドンという成分と高音のシャリっとした成分多め)寄りなサウンドになるのかなと思ってたのですが、

意外にも中音域がしっかり出てます。

でもたしかにメタル系のギターソロとかだと中音域に美味しいピークありますよね。

なるほど、あの音だ!

刻みに十分すぎる低音、

リードに気持ちいい中音、

抜けのいい高音、


個人的にはめちゃめちゃバランスがよかったです!


押し出し感


実は一番感じたのはこれなんです。

押し出し感!

まぁいわゆる高出力故のってことなのですが、

音が前に張り出す感じ、ギュッと詰まった密度で飛び出してくる感じ。

言い換えればこれは、コンプ感です!

コンプレッサーでアタックを潰した状態で全体の出力を上げた状態ですね。

そのためサステインも長いので、リードプレイにも絶大な安心感があります。

あ、改めてこの音の伸び、気持ちいいわ。

DP155 TONE ZONEの総評


かなり気に入ってます!


バスウッド素材の安いギターだからなぁとあまり期待していませんでしたが、

なかなかキャラの強いピックアップなので、

まんまとピックアップの色に染めてくれました。

帯域バランスの良さ、ハイゲイン、コンプ感、どれもとてもスタンダードな気がして、とても良き!

あ、セイモアダンカンのSH-4との比較なんかも語りましょうか。


セイモアダンカン SH-4(TB-4)との比較



冒頭にも述べましたが、自分はリプレイスメントピックアップってセイモアダンカンのSH-4しか使ったことがなくって。

逆に言えばSH-4との比較ならいくらでも語れますので書き記しておこうと思います。

まず、DP155 TONE ZONEと比べるとSH-4 JBは圧倒的に音が明るいです!

ハイミッドの、歪ませたときのギラギラ感はSH-4の方があります。

DP155は同じように歪ませるともうちょっと低音が出るので、重心が少しだけどっしりとします。


5弦6弦のパワーコードで地を這うような音を作りたいならDP155 TONE ZONEの方がいいでしょう!

ただ、結局どちらもボディや弦、弾き方などによって全然音が変わってきますので、

あくまで「比べたら若干..」くらいだと思ってください。

セイモアダンカンとディマジオの比較


これまたちゃんと自分のギターとして使ったのはSH-4とDP155しかなくて、

周りの詳しい方々の意見を聞きかじった程度なので本当に参考程度に聞いて欲しいのですが、

ディマジオのピックアップの方が全体的にピックアップの個性が出音に反映されやすいようです。

セイモアダンカンの方がもうちょっとマイルドで、ボディなどの影響も受けやすいとのこと。

つまりダンカンを載せるだけで割とサウンドが似るということかもしれません。

好きなギタリストがダンカンのピックアップを搭載していたら、まずは真似して同じピックアップをつけてみるのがいいですね!


まとめ:TONE ZONEは名機というのは納得


今回実はDP155TONE ZONEの他にDP150とかDP153とかも試しましたが、

DP155が一番帯域バランスが好みでした。

DP153だとちょっともっさりしてたなぁ。


歪ませたときに反応速度が遅い感じ。

ズグズグ刻んだらついて来てくれなくてちょっと気持ち悪かった。

もうちょっと大人になったらまた試してみようかと思います

ギターの音なんてピックアップだけで変わるものでもないし、相性とかもあるので最適なモデルを引き当てるのは難しいですよね。

でも今回はディマジオの一番スタンダードなモデルであるTONE ZONEにして、ひとまず満足してます!

もし皆さんもTONEZONEや、他のピックアップについての独自の見解とか感想があったら教えてくださいね!

ってことで今日はこのへんで。

最後まで読んでくれてどうもありがとう!

萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!