どうも、最近の小型アンプに感心しっぱなしの萩原悠です!


はっきり言ってここ5年くらい続いたYAMAHA/THRの独壇場が崩れるんじゃないかと思ってます。


そのうちのひとつが今日ここで紹介します、VOXAdio Air GTだ!!

AdioAir 26

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VOX




VOXってのは大手アンプメーカーですね。

古くは1960年代かな、ビートルズが使ってたことで一躍有名になりました。

もちろん現代でも数多くのファンがいて、世界のトッププロが大きなライブでも使用しています。

そんなVOXは、家庭用小型アンプも手がけていて、
特にpathfinder10、通称PF-10は家庭用アンプでは世界で一番出荷数が多いのではないでしょうか。





また、歴史を変えたヘッドフォンアンプAmplugも、VOXのこのロゴを全てのギタリストにとって身近なものにしているひとつの理由かもしれません。


(→Amplugのレビューはコチラで!!)


そしてこの度!

またも新しい小型アンプが出ました!

それがAdio Air GTなのです!


Adio Air GT


AdioAir 26
コイツはすごい!

なんと言ってもこの見た目ねww

VOXらしいダイヤモンドグリルなんだけど、VOXらしくない角の丸さ。

なんだかVOXブランドにも新しい風が吹いてますね!

では、細かい仕様を見ていきましょう。

多彩なアンプモデリング


AdioAir 11
VOXの独自モデリング技術VET(Virtual Element Technology)による、
とても自然なアンプのニュアンスを再現可能!

モデリングモードは
  • DELUXE CL
  • AC30
  • BTQ CL
  • AC30 TB
  • BTQ OD
  • TEXAS LEAD
  • BRIT 1959
  • BRIT 800
  • BRIT VERB
  • DOUBLE REC
  • FLAT

全11モード!!

(※1:正確にはもっと多いです。後述します。)

VOXの名アンプAC30とかは名前そのままだけど、

FENDERのブティークアンプとか、

“BRIT”ってのは”ブリティッシュ”の意味でしょうね、つまりマーシャルのシュミレートです。

1959とか800とかって名前がついてるのも、マーシャルの名機からとってると思ってほぼ間違いないでしょう。


また、面白いのがなんの加工もしないFLATのモードがあるのと、

DOUBLE RECという聞き慣れないモード名。

これ、なんだろうと思って実際に音を出してみました。

……めっちゃ歪んだwww

そうか、ダブルRECってなにかと思ったけど、これDUAL RECTIFIERか!!



“REC”って言われるとすっかりレコーディングモードなのかと思った!

オーバーダビングとか出来るのかと思った!www

つまり、メサブギーのめっちゃ歪むギターアンプのシュミレートとのことです。


安心の3バンドイコライザー


AdioAir 9
アンプとしてはまぁ当たり前なのですが、しっかり3バンドのイコライザーがついてます。

自宅用の小さいアンプだとこれが2バンドだったり、最悪1ノブトーンだったりするんでね、

しっかり音作りをしたい方……いや、むしろ3バンドが常識だわ!

当たり前の機能が当たり前にあってよかった!

豊富なエフェクト


AdioAir 6
これですよ!!

本当によく出来ている。

FX1に
  • コーラス
  • フランジャー
  • フェイザー
  • トレモロ

FX2に
  • アナログディレイ
  • ワイドディレイ
  • スプリングリバーブ
  • ホールリバーブ

です。

(※1:正確にはもっと多いです。後述します。)

一通り音を出してみましたが、

コーラスとトレモロ、アナログディレイが気に入ったかな。

スプリングリバーブもなかなかそれっぽい!

フランジャーはちょっと好みのかかり具合じゃなかったけれど、

これは本当に好みの問題だと思います。

しかしそんなことより、この中で最も目を引くのはワイドディレイってやつではないでしょうか。

普通の流れだったらそこデジタルディレイってのが来るだろう?

でもワイドディレイって……

ここから、VOX Adio Air GTのとってもすごいところを紹介します。

ステレオ・スピーカーと、バーチャル・サラウンド技術“Acoustage”


AdioAir 26
このAdio Air GTは、ステレオスピーカー内蔵なんです!!

小型ギターアンプなのに!

ステレオだと!!?

あ、形から予想出来てました?

そうなんですよ、左右に3インチのスピーカーが一発ずつ入ってるステレオ仕様なんです。

しかしそれだけではないんです。

これまたVOX独自のバーチャル・サラウンド技術“Acoustage”、これがまぁすごい!

YAMAHA THRシリーズが持つエクステンデッドステレオ技術に匹敵するヤバい仕上がりです!!

ここにあるWIDEボタンをポチっと押せばコーラスやワイドディレイを使ったときに空間の広がりがハンパない!

AdioAir 7 2
それこそヤマハのエクステンデッドステレオと同じくうまいこと位相をぶつけてフェイズアウトサウンドを作ってる感じだけど、

かなりよく出来てます!

いやこれはすごいよ。

小型アンプとは思えないスケールの大きいサウンドになって、

……頭悪い発言だとわかってるけど、常に付けっぱなしにしたいww

それくらい気持ちいいです!

まさかの合計50ワット出力!!


なんとこのAdio Air GTの合計出力は、50ワットなんです!!

このサイズで?

ステレオなので、25ワットのコーンが2発ということで50ワットだそうです。

すごいぞ!

たしかに実際ワット数だけで音量が計れるわけでもないし、
60ワットのJC-60と10ワットしか違わないと言われるとそこはなんとも言えないけれど、

しかしこれは頼もしいな!

もはや自宅練習用アンプの域を超えています!


もちろんスピーカーがビビったりすることもありません!


これは一ヶ月前に発売されたVOXのMV-50でも度肝を抜かされたのですが、

最近のVOXの“小型で高出力”の路線、本当にすごいなぁ。


Adioの全能力を引き出すTone Roomソフトウェア


Tone Room
最近の小型アンプあるある、USBでパソコンに繋いでエディット出来る的なやつ。

Adio Airもまさにそんな感じなのですが、これは”エディット出来るどころ”の恩恵に留まりません。

なんと、先述の8エフェクトってのは本体だけで出来るエフェクトで、

パソコン経由でいじるとなんとその数は19種類にまで膨れ上がります!!

また、11種類のアンプモデル、これもなんと23種類使えるようになります!!

つまりあれですね、これがAdio Air GTの本来の機能なんでしょうね。

でもこんなにてんこ盛りなのが全部つまみとかでいじれるとなるとめちゃめちゃわかりにくくなるから、

だから機能を限定して本体つまみに立ち上げた、そんな感じがします。

正直アンプ本体のつまみでいじれる
・アンプモデリング11種類
・エフェクト8種類
だけでも充分と言えば充分です。

Adio Air GTを買って数ヶ月経った、もう使い倒したなってタイミングで使ってみるでもいいかもしれませんww


Bluetoothオーディオスピーカーになる!!


AdioAir 8
お恥ずかしながら、Bluetoothスピーカーにワイヤレス接続したの初めてだったんです。

もう感動しちゃったよね!

こんなにも自由に音楽が流せるなんてさ!

しかもこれはただのスピーカーじゃない、SONYやBOSEのオーディオじゃない、VOXのアンプだよ!!

VOXのアンプからワイの手持ちのでんぱ組.incの曲が流れてるー!!
(→突然ですがでんぱ組.incのおすすめ曲はこちらで紹介してます)

なにこれ気持ちいい。

しかもBluetoothでやりとり出来るのはオーディオの送信だけではないようで、

なんとアンプのパラメーターも操作出来るとのこと!

Bluetooth MIDIってやつです!

ワイヤリングは簡単なのかな?

簡単なんだろうな!

だってBluetoothオーディオはこうしてすぐに検知してくれて、これ選んだらもういきなりAdio Airから音出たもんな!

AdioAir 33


ワイヤレスってすごい……

ちなみに、有線接続用にAUX端子もあるのですが、

どちらが優先されるんだろう……

実際にやってみた。

その結果、

なんとAUX端子接続とBluetooth接続の両方を同時に使うことが出来ました!

え、まじか、すごくね?

つまり外部入力チャンネルがそれだけ多いってことじゃん?

イマドキはiPhoneやiPadのアプリでも本格的な演奏が出来たりするし、

それをBluetooth接続出来るとなれば、

ミニステ入力にまた別の機材を突っ込んで、これ1台でそれなりのセッションとかも出来ちゃうな!

軽量2.9kg


結構頼もしいコイツ、しかし重量は2.9キロとかなり軽いです!

10ワットのTHR10が2.8キロだから、それを考えるとかなりね。

しかもなにこれ、背面にはもう”ここを掴んでくれ!!”と言わんばかりのくぼみが。

写真 2017 06 26 14 20 03
こんだけ持ちやすいと余計に軽く感じるなぁ。


その他の細々とした機能


あとはちょっと駆け足で、ババーっと紹介します!


  • チューナー機能

  • AdioAir 4 2
    いやこれ厳しいだろ……精度もちょっと微妙だし、多分わたしは使わないと思う。

  • なんと言ってもVOXのダイヤモンドグリルクロス

  • AdioAir 10
    そして金のプレートね、やっぱり見た目のTHE VOX感がとてもよい。

  • 登録、読み出しが簡単なユーザープログラム

  • AdioAir 4 3


    気に入ったサウンドができたらとりあえず長押しで登録しておくべし!


VOX Adio Air GT 価格


もう既に発売しています。そしてなんとか2万円台で出してくれました!

やっぱり自宅用アンプに3万円は難しいですよね、音質や機能を考えればこれくらいの値段はとても妥当ですね!

いいなぁ。





(追記:発売当初よりちょっと安くなりました!)


まとめ:VOX Adio Air GTはこんな人におすすめ

  • 自宅用に小型で音のいいアンプが欲しい
  • たまには自宅以外でも使いたいから出力大きくて電池駆動がいい
  • エフェクターの音にもこだわりたい
  • AUX端子は当然だけど、Bluetoothだと更に嬉しい

Adio Air GT、音質はかなりよくてニヤニヤします。

VOXの歴史に、そして家庭用アンプ業界に名を残す名機になりそうです。

ぜひともお部屋に置いてみてはいかがでしょうか!

ってことで今日はおしまい。

最後まで読んでくれてありがとう!


萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!