どうも、アンプはジャズコーラス派の萩原悠です!
今日は!Rolandの新商品についてです!
JCシリーズの最新作はなんとさらに小型に!
自宅練習用ジャズコーラスJC-22の登場です!!
JC(ジャズコーラス)とは
そもそもJC(ジャズコーラス)とは、クリーン系のアンプでは右に出るもののない超絶素直音色アンプです。
ギターにとって重要な”歪み”はほとんど使い物にならないレベルですが、その分エフェクターで音を作るタイプのギタリストには絶大な支持を得ています。
世界中のプロミュージシャンがショーでもレコーディングでも使っているし、
アマチュアクラスのライブハウスやスタジオにも必ずあるというアンプ、正にマーシャルと並んでアンプ界の二台巨頭といえるでしょう。(フェンダーさんごめんなさい……)
ジャズコーラスシリーズ
ローランド社のジャズコーラスシリーズの中で一番人気なのはコイツ、120ワットのJC-120です。
そしてワンサイズ大きいジャズコーラス、160ワットのJC-160があったり、ちょっと小さめのライブハウスや、セッションバーによくあるのが90ワットのJC-90。
そしてもっと小型のアンプでJC-20というものがあったり、去年はJC-40という初のステレオ仕様のジャズコーラスが登場して巷を騒がせました。
そして本日!
遂に登場したのがJC-22というアンプでござるよ!!
JC-22
やっとJC-22のお話です!
22というわかりにくい数字ですが、実質30ワットのトランジスタアンプです。
横幅が46センチ、卓上アンプというにはちょっと大きいけれど、自宅で音出せる方なら許容範囲なのかなと思います。
細かいスペックを紹介します!
の前に、公式動画をどうぞw
せっかくなのでね、まずはこれを見てください!
そうするともう僕が説明することほとんどなくなっちゃいますww
ちなみに、これを見て
「あ!ほんとに小型だー自宅用だー!」
って思った方がほとんどだと思いますが、さすがにそこまでではないです。
この映像に映ってる部屋が日本の規格の”自宅”とは比べ物にならないくらい広いからww
フロントパネル
- VOLUME
- TREBLE
- IDDLE
- BASS
- REVERB
以下コーラス用
- SPEED
- DEPTH
+ブライトスイッチ
です!
いいですね!
一番注目して欲しいのが、JC-120と同じように使えるコーラス機能!!
JC-20とかはコーラスがモード切り替えだけで速さも深さも調整できませんでしたが、JC-22なら大丈夫!
ちゃんと大型のジャズコーラスと同じように使えます!
↓これはJC-20
背面
ここで「さすが自宅用!」と言える機能が!
ちゃんとヘッドフォン端子がついてますね!
自宅だとそんなにいつでも音が出せるわけでもないので、ヘッドフォンを使う機会は多いと思います。
ちゃんと狙いに沿った、素敵な配慮です!
ステレオ
JC-22の目玉機能のひとつでもある、ステレオインプット!
キーボーディストさんたちにも是非おすすめしたいぜ!
エレピとか突っ込んでJCのコーラスかけるとかもう幸せすぎる……
サイズ
横幅 461mm
奥行き 239mm
高さ 338mm
横が46センチってことなので、JC-20に比べるとデカいです。
また、YAMAHAのTHR10が横幅36センチ、JC-120が横幅76センチです。(参考にしてね)
JC-22 価格
→サウンドハウス 37,000円
ついに今日発売になりまして、各販売店さんはだいたい3万円代後半で揃えてきてるみたいです。
そんなに値崩れするものでもなさそうですが、でも半年前にBluetoothスピーカーJC-01が数ヶ月で値下げになったという前例もあるし……
基本的にはこの値段のまましばらく行くはずです!
買い控えとかの必要はなさそうですね。
JC-22を実際に弾いてみた
発売日当日に!
渋谷の楽器屋さんでJC-22を発見したので早速弾かせてもらいました!ˆ̭̭͙(๑˃ ૂ ૨͜ ˂)
感想としては……
こんなに小さくてもたしかにジャズコーラスのサウンド!
今回はエフェクターはなにも使わずアンプ直の音だけ試しましたが、
とにかくジャズコーラスらしい中域の張りを感じました。
また、JC-22のコーラスは言うまでもなく素晴らしい。
リバーブと併用することによってどこまでも広がる奥行き感。
こんな小さいアンプから出てるとは思えない空間作りでした。
ちょっと低音感は少ないかなと思ったけれど、それはおそらくスピーカーサイズに由来するもので、物理的に当たり前かなと思いました。
むしろ自宅でそんな低音出されても困るわwwww
で、このJC-22の一番いいなと思ったところは、
ボリュームのカーブがすごく自然です!!
つまみを回していくと少しずつ音量が大きくなります。
…………
……
これ当たり前だと思わないでくださいね?
ジャズコーラスを一度でも使ったことのあるギタリストは今みんな
「そうだよそれだよ!そういうの待ってた!!!!!」
ってなってるはずです。(よね?)
JC-120やJC-90など、大型のジャズコーラスはみんな“ちょっとボリュームのつまみを回すと爆音が出る”のです。
なのでスタジオでもライブハウスでも本当に調整が難しい。
ライブ前の転換のバタバタしてる中、ステージの暗い中、ミリ単位以下の微調整をしなければいけないのがジャズコーラス使いの宿命でした。
が、このJC-22は、出力がほどよいおかげで、実に自然に音量が上がってくれます。
めちゃめちゃ使いやすいです!
全てのジャズコーラスがこういうボリュームカーブになってくれればいいのに……
JC-22はデジタル?アナログ?
JC-22は小型のトランジスタアンプです。
ですがトランジスタアンプ=アナログアンプってのも最近はちょっと違ってきているのかなと思います。
で、はたしてこのJC-22は本当にアナログなのでしょうか。
最近はデジタルアンプも本当に増えてきたので、フルデジタルモデリングだったりするとそれをウリにするし、
こんな時代だからこそアナログで音を作っているならそれがまたウリになります。
しかしこのJC-22のメーカーページにはそのどちらも全く書いてありません。
どっちだ???
ジャズコーラスだからアナログで当たり前……のはずなんだけど……
今やデジタルで作れば確実にコストカットも小型化もできそうだし……どっちなんだろう……
きっとそのうち誰かが分解とかして中身の写真をネット上にあげてくれるでしょう!
待ってます!
いやでも真相がどうだったとしても、このJC-22の音の良さに変わりはないので、全然オールOKだわ!
まとめ 自宅にジャズコーラスがある時代
いかがだったでしょうか、ちょっとJC-22、マークしちゃうよね〜。
最近Marshallも新しい自宅用アンプをリリースしたので、もしやマーシャルVSローランドで自宅用アンプのシェアを奪い合う形になるのかしら?
素直な音を出したい、もしくはエフェクターで音を作りたい方には断然こちらのJC-22がおすすめです!
この音で練習、音作りをしておけばリハやライブでほぼ同じ音がつくれますから!
自宅にジャズコーラスがある時代、やってきましたね!
そんな感じで、今日はここでおしまい!
最後まで読んでくれてありがとう!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!
→他にも自宅用アンプについて書いてます!Roland JC,Marshall CODE,YAMAHA THR……