どうも、エフェクター結局沢山使う萩原悠です!

例えばエフェクターを5個使うとして、5つのアダプターを使うって人はあまりいないんですよ。

パワーサプライってので電源を供給しますね。

ってことで、今日はパワーサプライのおすすめを紹介します!

最高に使いやすくてライブのときに使ってます、
vocubaby power plant type-cです!

※もうすぐにでも購入しようと思ってる方、
焦らないで→”唯一の注意点”の項目だけでもしっかり読んでください!!
ライブ直前とかで慌てて買うと後悔します!!





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vocu baby power plant type-c



→サウンドハウス ¥9,980-



これです!

なんだかいっぱい繋げそうですねww

VOCUというのは1997年に創立(今年で20周年!!)、2005年に有限会社化した日本のメーカーです。



baby power plant
にはタイプAとかタイプBとかタイプVとかもあるけれど、
わたしが使ってるのはタイプCです!

見た目ではほとんど違いがわからないから気をつけて選んでください!

vocu baby power plant type-Cの特徴


それでは、早速baby power plant type-Cのおすすめポイントを紹介していきます!

小さい!


VOCU 2
横98mm × 縦34mm × 高さ41mm
重さ200g


すごい!めちゃめちゃ小さい!

パワーサプライって実際ライブ中に操作するわけでもないし視認する必要もないので、出来るだけ小さいというのは助かる!

そして200gという驚異の軽さも、ホントありがとうございます!

……でもこの写真だと、わたしのボード内のエフェクターが全体的に小さいのばっかりであまり小ささが映えないっすねorz

ワウとかFULLDRIVEとかMM4とかと一緒に撮ればよかったorz


デュアル電源

VOCU 8

そもそもエフェクター用のパワーサプライって電源タップと同じ仕組みなので、
ひとつのコンセントの口から線を引っ張ってきて複数のエフェクターに電源を供給するものですが、
vocu baby power plantの中でもこのタイプCだけはなんとコンセントをふたくち使用します!

本体の右端と左端、両方からコンセントに接続する必要があります。

なんでやねん!

1つでどうにかせい!

いやいや落ち着いてください。
その理由は大きくわけてこのふたつ。

大容量


VOCU 3
こんなに小さなボディですが、大容量2アンペアです!

そもそも電源タップの許容電流って気にしたことありますか?

ここのコンセントからドライヤーとヘアアイロン同時に取ったらブレーカー落ちますよ的なのみなさん経験ないですか?

小さいライブハウスとかだと楽屋にデカデカと張り紙がしてあります。

以前秋葉原の某ライブスペースで、楽屋で女の子たちが思い思いにおめかししてたらステージの照明が全部落ちたってときがありましたwww

あれってリハ中だったんだっけな……忘れたけど!

話戻します、そんな感じで、壁のコンセントにもだし、電源タップ自体にも許容量というのがあります。

つまりエフェクター用パワーサプライにも同じことが言えます。

例えばエフェクター6個に電源を分配出来るパワーサプライでも、合計のアンペア数を超えてしまうと正常にエフェクターを使用することができなくなります。

vocu baby power plant type-cはその最大電流はこのサイズにしてはなかなか大きめであると、そういうことなのです!

エフェクターを、特に電力消費の激しいデジタルエフェクターをたくさん使う方にもおすすめ!

アナログとデジタルを別サーキットから


これがふたくちコンセントである最大の理由です。

2つの回路があるから許容量が2倍ってのも長所なんだけど、そもそも別回路で引っ張ってきているということ自体が長所になるのです!

本来アナログエフェクターとデジタルエフェクターって電源を同じパワーサプライから取っちゃうとノイズが増えるんですよ。

これはアナログとデジタルでは電源の作り方が違うため、同じサーキットを通しちゃうとデジタルの方のノイズがアナログに乗ってしまう。
しかもデジタルエフェクターってアナログと比べると格段に電力の使用量が多いため、アナログエフェクターがかなりの割りを食うことになります。

例えば、今のわたしのエフェクターボードはこんな感じなのだけれど、

VOCU 2
バッファ、歪み、ブースター、アナログディレイなどのアナログ系エフェクターと、
ピッチシフター、スイッチャー、マルチなどのデジタル系エフェクター、
(チューナーは電池駆動、画面左で見切れてるのは電池不要のヴォリュームペダルです)


これを完全に別回路のサーキットから電源を取ることが出来てます。
たしかに、その前に使ってたもっと安いパワーサプライに比べてノイズ減ってるな!
アンプに繋ぐとそこそこな違いがある!

18Vとかもある


VOCU 6
そもそもVOCUにした理由のひとつがこれ、カスタマイズして18V対応端子を作れる!

わたしは結構FULLTONEのFULL DRIVE2が気に入っていて、あいつは18ボルト用のエフェクターなんですよ。

あいつがいる限りパワーサプライは使うまいと思ってたのですが、なんとbaby power plant type-Cには18ボルト用のアウトプットも付けれる!

便利!

そう、タイプcはこういうことが出来るんです!すごく器用なやつ!

で、カスタマイズって?

アウトプットを好みでカスタマイズ出来る!


VOCUの面白いところは、供給する端子ごとのボルト数を変更出来たり、どっちのコンセントからいくつ供給するかを変更出来たりするんです!

って言われても意味わからないですよね。

そのときの足元の状況次第でスイッチとかで自由に変更出来る……

というわけではないんです。わかりにくくてごめんなさいね!

baby power plant type-cを購入の時点で選べる、という意味です!

たとえば、これが一番普通のbaby power plant type-cです。



サーキットAから6つの9V電源、
サーキットBからも6つの9V電源を供給するスタンダードなモデルです。


で、この供給する電源やサーキットごとの個数とかを変えたこんなモデルもあります。



これは
サーキットAから6つの9V電源と1つの18V電源、
サーキットBから5つの9V電源を供給するモデルです。

こうすることによって18Vの電源が必要なエフェクターも使えるようになります!



で、わたしが購入したのはこんなカスタマイズがされたものです。



サーキットAから7つの9V電源、1つの12V電源、1つの18V電源を、
サーキットBから3つの9V電源を供給するというモデルです。

18Vの端子に加え、12Vにも対応!!

しかも割とアナログエフェクターの方が多く使うので、
サーキットAの数を増やして、そっち側に18Vとかも付けたというわけです。
18V端子は完全にFULL DRIVE2のためです。

エフェクターの性能を100%引き出しながらもこのコンパクトさ、最高に気に入ってます!


安い!


ぶっちゃけデュアル供給だったり、小型だったり、18ボルト対応だったりってのはこのタイプc以外にも沢山あります。

でもさ、このbaby power plantは一番高いタイプCでもこんなに安いんですよ?


1万円よ?

めっちゃコスパ高いじゃん!


安心設計


機材を製造、販売しているメーカーとしてはまだまだ年月も浅く、
取引先もそんなに多くなさそうなVOCUというメーカー。

でも品質や安全面は本当に信頼出来そうです。

ちゃんと公式サイトにて電源効率とか、許容量はもちろん、発熱や放熱についてもしっかり書いてあります。

たしかに2つのサーキットを持っててこんなに小さくてこんなに軽いのって、神経質な方ならちょっと心配になるレベルかもしれないけれど、
そんな方のためにもしっぱりテストをして、その結果を公表してくれているVOCUは安心ですね!

Type C以外の製品


ちなみに、途中で何度か出てきているタイプC以外の製品の存在。

ひとつずつ紹介していきましょう!

baby power plant type-A




→サウンドハウス ¥7,380-



パワーサプライBaby power plantシリーズの一番スタンダードなモデル。
むしろこれを最初に紹介しなくてスミマセンww

ヂュアル電源ではないシングルタイプ、故に最大1アンペアです。

タイプCだと両側にアダプターをつないでたけれどタイプAだと1本でいいので、その分アウトプットの端子が1つ増えていて、13個のエフェクターに電源供給できます!

価格も一番安いし、相変わらずサイズも小さい。

とてもよい製品だと思います!

baby power plant type-B



→サウンドハウス ¥8,480-



タイプAと同じシングルタイプのパワーサプライですが、
こちらには12V供給端子と18V供給端子がひとつずつついてます!

足元にエフェクターいっぱいあって、その中に18Vのエフェクターもあるって方にはおすすめ!

だってたったひとつの18Vエフェクターとかのためにでっかいアダプターが1つ増えちゃったりって結構あることで、それによる煩わしさとか荷物の重さって結構変わるもの。


Baby Power Plant Type-V




なんだよこれwwww

全6口、左側4つは9V固定で、右側二つはなんと5V〜12Vの可変だそうな。

5Vってなにに使うの?

18Vまでは対応してないんだorz



唯一の注意点 付属品


よーし!

こんなに安いんだったら今すぐにでも買っちゃおう!!


と思ったそこのアナタ!

ちょっと待って!!

この製品の最大の注意点。

それは付属品の少なさです。

付属品ったって、そんなに必要なものはないと思いますよね?

いやいや、

本当に気をつけてください。

エフェクターへの分配用DCケーブルが一本もついてませんから!

VOCU 8
この状態だから!!

これじゃエフェクター使えないでしょ!!

VOCU 3
この状態にするには、ケーブルを必要な数だけ買わなきゃいけません。


→サウンドハウス ¥230-





まぁこの値段だったらちょっと多めに買っておいてもいいかもですね。



【まとめ】 小型で安い 超便利 baby power plant


VOCU 5

今更ですがVOCU(ボーキュ)ってブランド名が可愛いような可愛くないようなですねw

まぁそれはさておき、baby power plantはとてもよいと思います!

拘りの歪みやワウなどのアナログエフェクターと、
多機能なディレイやスイッチャーを併用するギタリストってかなりいると思うんですよね。

せっかく拘ってそのエフェクターをチョイスして、音質劣化が少ないようにスイッチャーもケーブルも高品質のにして、バッファまでかましてるのに、電源の供給で一気に台無しになってるなんて悲しすぎる。

あなたの足元の子たちに真の力を発揮させてあげてください!

このvocu baby power plant type-cで!

ってことで今日はここでおしまい。

最後まで読んでくれてありがとう!

萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!