どうも、やっぱりBOSSっ子の萩原悠です!
今月はおすすめのコーラスエフェクターを紹介していますが、
やっぱりBOSSです。
CH-1 SUPER CHORUSのレビューをしたいと思います!
CE-5との違いなんかもまとめておきますね!
簡単に言うと!
CH-1 SUPER CHORUSは爽やかスッキリがウリのコーラスです!
BOSSコン
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エフェクターと言えばBOSS。
それは日本人だけの話ではありません。
世界に轟く日本のエフェクターブランドBOSSです。
今ではとんでもなく多くなったエフェクターブランドも、
いくつかの老舗から歴史は始まっています。
BOSSもその老舗ブランドのひとつで、それでいて現在の現行品もどんどん売れているという数少ない長寿ブランドですね。
CH-1 SUPER CHORUS
ここで紹介するCH-1は1989年にSUPER CHORUSという名前でリリースされたコーラスエフェクターです。
BOSSのコーラスと言えばChorus EnsanbleのCE-1,CE-2,CE-3,CE-5(,CE-2w)のシリーズが有名ですが、
1989年、それまでのCEシリーズとは別に、平行して販売されるようになったのがこのCH-1 SUPER CHORUSなのです。
CH-1の使い方
CH-1の使い方は割とシンプルです。
- E.LEVEL:コーラスの音量
- EQ:コーラスの明るさ
- RATE:揺れの速さ
- DEPTH:揺れの幅(≒コーラスの強さ)
こんなもんよ!
E.LEVELを下げるとCH-1の意味がなくなってしまうので、
最初は上げめにしてセッティングするのをおすすめします。
DEPTH(≒コーラスの強さ)との兼ね合いがなかなか難しいところですが、
DEPTH上げめE.LEVEL下げめ→強いコーラスを少しかける
E.LEVEL上げめDEPTH下げめ→弱いコーラスを多めにかける
という感じで、どちらがいいかはもう使いながら自分の好みを見つけるしかありません。
また、EQを右に回して明るくした方がコーラス効果が目立つので、段々わかってきたら動かしてみてください!
CH-1の動画
BOSSのエフェクターなのでね、YouTubeを探せばいくらでも動画がみつかりました。
上の動画は基本的なセッティングを日本語で説明してくれていますが、
下の動画は結構極端なセッティングを試してくれてるので面白いと思います!
アナログからデジタルへ
こんなんあり得るのかって感じですが、
CH-1は初期のモデルはアナログ仕様で、それ以降はデジタル仕様なんです。
それが特にちゃんとしたアナウンスとかもなく、シレッと仕様変更されてるんですwww
まぁサウンド自体は全く変わらないってことですが、どうなんでしょう、弾き比べて確かめてみたいぜ。
ステレオアウト
CH-1はインプットはモノラルのみですが、
アウトプットはステレオアウトが可能になっています。
やっぱりコーラスの真髄はステレオアウトですよね、ルーティングとかがちょっと面倒になってしまいますが、
アンプ2台鳴らしてみてください、もう恍惚ですよww
CH-1とCE-5の違い
BOSSのコンパクトコーラスシリーズでは、CH-1がリリースされるのとほぼ同時期にCE-5という製品もリリースされています。
というか、むしろCE-5の方がBOSSの歴代のCEシリーズの正当後継者なので、あちらが本家、
CH-1の方が分家です。
で!?なにが違うねん!
どちらもノブはほとんど一緒で、どちらもモノラルインプットステレオアウトプットやぞ!
音の質が違う
当たり前ですが、音が違います。
CE-5の方が広がり感サウンドで、CH-1の方がシャープです。
多分これディレイ回路の差が大きいと思うのですが、
CH-1の方がディレイタイムがめっちゃ短い。
それ故にあまり広がらず、シャープさを保っているので、
カッティングなどに向くというわけです。
ちょっとだけフェイザーっぽいかな?
で、ディレイタイムが短いとなると、コーラスの効果としては薄くなります。
つまり、CE-5とCH-1を同じような(見た目上)セッティングにすると、CH-1の方がかなり効果が薄く感じます。
CH-1はスーパーコーラスって名前なのに、コーラス効果としては薄いんです。
この時点で第一印象CE-5の方がよくなっちゃうのでCE-5を選びがちですが、
CH-1のシャープさ、爽やかさも是非宜しくお願いしますww
イコライザーが違う
CH-1がTONE一発なのに対して、
CE-5は高域と低域を別々に調整出来るFILTERがついています。
しかもCE-5のFILTERは結構効きがいいので作れるサウンドの幅も広い。
この点ではCE-5の方が便利ですね。
まとめ:CH-1はシャキシャキコーラス
さてそんなわけで!
CH-1はやっぱりカッティングとかに使うのがいいですね。
ただ、個人的には歪んだリードにうっすらかけて音抜けをよくするって使い方もおすすめです。
歪み→コーラス→ディレイ
みたいな感じで直列。
是非お試しください!
最後まで読んでくれてどうもありがとう!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!