どうも、ドリアンスケール好きの萩原悠です!
ドリアンスケールとかのモード系は難しいと思っているギタリストの皆さん!
実はめっちゃ簡単です!
というか、むしろマイナーペンタに1音足すだけでもかなりドリアン感が出るんです。
ってことで今回はそのやり方と、
13thの使い方を解説していきます!
動画版はこちら
今回のこのページはYouTubeに上げたこの動画のブログ版です。
動画の方が音を聴けるのでわかりやすいと思いますが、
多分ブログの方がゆっくりとポジションが見やすいはず。
使い方に応じてどちらかお好きな方をご活用ください!
(チャンネル登録よろしくねw)
13thとは
今回はマイナーペンタトニックスケールに1音だけ足すわけですが、
そのちょい足しするノートは13thという音で、
ルートから13番目の音……
まぁつまりは6番目の音とイコールなんですよねw
(6thと13thはオクターブ違いの全く同じ音で、表記の違いの理由についてはここでは割愛します)
マイナーにおける13thのちょっと変わったところは、
短6度じゃなくて長6度の音であるってことです……
ってわからないですよねwww
OKっす、
大丈夫!
とりあえずこのポジションをごらんください。
みんな大好きマイナーペンタの第一ポジションってやつ。
ここに青い印が追加されてますね、ここが13thの音!
この音をうまく混ぜていこうねというお話なんです!
ただそれだけ!
13thを足すことによるメリットとは
13thの音がドリアンスケールの一番大事な音になるのですが、
ドリアンスケールにするとどんな風に聴こえるか、
それはなんというか……
ちょっと垢抜けたオシャレ感が出ます!
マイナーペンタだと硬すぎる、
マイナースケールだとわかりやすいマイナー感がありすぎてちょっとダサく聴こえることもある。
そんなときは是非ドリアンモードをお試しください!
ちょっぴりジャズ、フュージョンっぽい響きになってオシャレになりますよ!
もちろんロックのジャンルで使うのも大歓迎です!
敢えて言うなら、クラシカルな響きからはちょっと遠のきますので、
ネオクラ系のヘビメタとはちょっと相性が悪いですね。
そういう方々は普通のマイナースケールと、
ハーモニックマイナースケールで弾きまくりましょう!
マイナーペンタ+13thの使い道、使い方は
基本的にはマイナーペンタトニックスケールと同じなので、
マイナーペンタを使うのと同じ要領でOKです。
ただ、短6度じゃなくて長6度だよってお話の関係で、
マイナーキーの6度の音、
Amで言うところのファ、Fの音が大事なコードではロングトーンを避けた方がよいです。
たとえばFとかDmとかですね。
フレーズの中でさらりと出て来るとかだったら良いのですが、
このどちらかのコードのときに13thの音で長く伸ばしてしまうと音がぶつかってしまって不協和音になりますので注意!
ドリアンスケールっぽく聴かせるには
ドリアンっぽく聴かせるためには13thをいかに取り入れるかが大事なわけですが、
その13thと周りの音の絡み方次第でよりドリアンの良さを引き出すことができます!
定番は半音上、7thの音から降りてくることです。
この半音階の進行がマイナーペンタやマイナースケールと決定的に違うところで、
「ん?なんか……明るい?!」
と思わせる大事な進行です。
そしてさらにドリアンっぽさを出すには、
1度の音やコードトーンをフレーズに盛り込みましょう!
モードスケールはそれだけ聴くとキーがわかりにくいため、
「今はこのキーのスケールを弾いてて、その中での13thなんだよー!」
という風にわかりやすくするためにコードトーンを多めに弾いてみましょう!
そうすることによってドリアンのオシャレ感をより引き立てることができます!
ドリアンスケールを完成させるためには
ここまできたらもうあと1音だけ足して本物のドリアンスケールをマスターしちゃいますか?
この音、9th(=2度)を足すとドリアンスケールの完成です!
マイナーペンタ+13thのドリアン風 に比べて、
よりカラフルでなめらかなスケールになります。
ペンタはみんなが主役になりたがるような主張の強い音ばかりのため、
こうして13thや9thを入れることによってどんどんやわらかいスケールになっていくというわけですね。
流れるようなフレーズを弾きたい方はこっちの方が気持ち良く弾けるはずです。
まとめ:ペンタしか弾けない星人から脱却しよう!
ギターは結構弾けるのにペンタしか弾けないって方結構いますよね。
ペンタだけでも十分かっこよく弾けるという方も多いけれど、
わたしはt-square 安藤まさひろやJanne Da Arcのyouさんのフレージングを聴いて13thのオイシさを学びました。
みなさんも普段から結構耳にしているはずなので、
せっかくなのであとちょっとだけ足してもっとネタを増やしてみてください!
最後まで読んでくれてどうもありがとう!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!