どうも、どんな機材でもやっぱり使いやすさが大事だと思う萩原悠です!

アナログディレイの音が好きだけどデジタルディレイの方が多機能で使いやすい。

そんな常識に一石を投じるエフェクターがあるので紹介します。

WAY HUGESupa-Puss Analog Delayです!

Supa Puss 1
タップテンポ、トレイル機能、外部エクスプレッション対応、モジュレーション調節などなど、

デジタルディレイじゃないと出来ないと思っていた機能が満載です!


スポンサーリンク

デジタルディレイとアナログディレイの違い


そもそもですが、Supa-Passはアナログディレイです。

巷で主流のデジタルディレイとの違いは、ズバリ音質。

アナログの方がウォームで暖かい、太いサウンドが特徴ですが、

逆にクリアな音質とは言い難い、シンプルな仕組みのものしかない。

など、デメリットもそこそこあります。

ただ、デジタルディレイでないと不可能だと思っていたいろんな機能を詰め込んだアナログディレイ、


それがSupa-Pass Analog Delayなのです!


Supa-Puss Analog Delay






こちらです!

アナログディレイでありながらディレイタイムはタップテンポで設定時は脅威の最長3000ms(3秒!!)です!

まぁそこまで伸ばしちゃうとさすがにかなり音が悪くなっちゃうので実用的ではありませんが、

ノブで調整出来るだけでも900msという、デジタル顔負けのディレイタイムです。

他にも、ボディを見てみるとアナログディレイとは思えないほどいろんなつまみがついてますね。

さてこのSupa-Puss Analog Delay、どんなことが出来るのでしょうか。


動画





現在WAY HUGE製品の販売を担当しているアメリカのジムダンロップ社の公式アカウントによる動画です。

本家動画にありがちな、ちょっと無駄にオシャレを目指した編集なども目につきますが、

Supa-Pussのイイところもしっかり詰まったいい動画なのでごらんくださいませ。

基本的な使い方


Supa Puss 3
基本の使い方は簡単です、3つのノブ

  • DELAY(やまびこタイミング)
  • FEEDBACK(リピート回数)
  • MIX(ディレイ音のボリューム)

これだけでOK!

使ってみるとわかります、アナログらしいウォームなサウンドなんだけど、

そこまで古臭くなく、モダンなアナログディレイといったところ。

ちょっとハイ上がりというか、明るいサウンドですね。


タップテンポ


Supa Puss 13
初めてこのエフェクターを見たときはびっくりしました。

だって、アナログディレイってタップテンポに対応してるってあります?

そんなこと出来ます?

ディレイタイムをペダルを踏むテンポに合わせて設定出来るなんて、

人知を超えた機能すぎて、デジタルディレイじゃないと不可能だと思ってました。

それがサラッと出来てしまうSupa-Pussすごい!

ちなみに、タップしたときにそのテンポピッタリにディレイタイムを設定するのか、

その3倍のテンポ(=1/3の長さ)に設定するのか、などが選べます。

それが、FEEDBACKボタンを押すことで選択。

Supa Puss 10
え、ここ押せるんだww

ちなみに、踏んだテンポの8分音符分の長さにするって機能はありません。

だって、八分だったら自力で踏めや!

付点とか3連とかは難しいだろうからってことでこの機能があるんでしょうね。


モジュレーション


Supa Puss 5
アナログディレイなので、ある程度揺れっぽい成分を元々持っているわけですが、

Supa-Pussはそこにあからさまなモジュレーションをかけることが出来ます。

しかもDepthを上げていくことによって、同じくモジュレーションをかけられるアナログディレイのMXRカーボンコピーディレイよりも遥かに効きが強くなります。


GainとTone


Supa Puss 12
トーンというノブがあるのはよく見ますよね。

残響音の明るさを調整します。

が、Gainってのは?

これも残響音だけにかかる機能で、音量が上がるのと、ちょっと音が歪み、太くなります。

存在感がグッと上がるわけですね。

ちょっと濁るわけですが、これがアナログディレイの良さです、この濁り具合を調節出来るってんだからやっぱりすげぇやこれ。

Trail機能

Supa Puss 7 昨今のデジタルディレイはとっても便利で、

エフェクトをオフにしたとき、その直前までに入力した音の残響を残しながらオフにしてくれるんです。

つまり、残響音が不自然にブツ切りになってしまうのを防いでくれるんですね。

かと言って、一瞬で静寂にしたい、エフェクト音の尻尾を残したくないという使い方もあります。

なので最近のちょっと高級なデジタルディレイではトレイルをオンオフ切り替えられるモデルが増えてきました。

という便利機能が、お手頃価格のアナログディレイであるSupa-Pussに付いてる。

なにそれすごいww

しかもそれはタップテンポ用のフットスイッチを長押しするだけ。

Supa Puss 13
つまり、演奏中に切り替えられるんですね!

しかもトレイルがオンになってるかオフになってるかはちゃんとランプで確認出来るので、

間違ってしまうことがありません。

エクスプレッションペダル対応


Supa Puss 6
ヒーーまじか!

アナログディレイなのに、そんなこと出来る!

ディレイタイムをペダルで変更出来るってことは……

そう!

アナログディレイならではの発振を、足でコントロール出来るんです!

ひょえーーーー!!

めっちゃ楽しい!


機能縮小版のAqua-Pussもある






機能縮小版……というより、こっちが元になったモデルですね。

Aqua-Pussにいろんな便利機能をつめこんだのがSupa-Pussということです。

そんなに色んなことはやらないけれどこのサウンドが欲しいという方はAqua-Pussで十分かもしれません。

ジョンメイヤー氏が使っていたということで話題の、あのサウンドです。

まとめ:スーパー便利アナログディレイ


どうでしょ、いかにSupa-Puss Analog Delayがすごいか、

伝わりましたでしょうか?

正直欲しい!

わたしがもっとライブをやるタイプのギタリストだったら間違いなく買ってましたね。

便利すぎるもの。

是非これからアナログディレイを始めたいという方、こちらをご検討くださいませ!


最後まで読んでくれてどうもありがとう!

萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!