どうも、ギターのレッスンもしています、萩原悠です!
わたしたちも出来るだけ生徒さんに上達して欲しいと思って取り組んでいますが、
極論を言ってしまうとレッスン中にどれだけ頑張るかよりもそれ以外の時間にどれだけ取り組むかなんですよね〜。
教則本があればどんどん上手くなるというわけでもないですが、
それでも一冊買うと練習が捗るとあればどんどん買った方がいいです!
ってことでエレキギター初心者さんにおすすめの教則本が何冊かあるのですが、
ここでは一番即効性のある、
一番早く曲が弾けるようになる一冊をご紹介しましょう!
DVDで今日から弾ける!エレキギター
こちらの本です。
とても有名なので皆さんも見たことあるかもしれませんね!
あまりにも真っ赤なので目立ちますww
本書の特徴を少しだけ解説しましょう。
人気ソング18曲収録!
最大の特徴はなんと言っても表紙にも書いてある通り
“人気ソング18曲収録!”です。
普通はいきなり憧れの曲が弾けるわけないので、
好きでもないけどとりあえず簡単な曲を順々に難易度順にこなしていくわけですが、
本書はそういう部分が全くない!
すごい、超スピードで人気曲の楽譜(TAB譜)セクションまでたどり着きます。
18曲はこちら!
- YELL/いきものがかり
- CHE.R.RY/YUI
- Rolling star/YUI
- 君に届け/flumpool
- ヘビーローテーション/AKB48
- リライト/ASIAN KUNG-FU GENERATION
- Don’t say “lazy”/桜高軽音部
- Cagayake!GIRLS/桜高軽音部
- flower/L’Arc~en~Ciel
- テルマエ・ロマン/チャットモンチー
- 君と羊と青/RADWIMPS
- 瞬間センチメンタル/SCANDAL
- 完全感覚Dreamer/ONE OK ROCK
- The Revolutionary/9mm Parabellum Bullet
- 天体観測/BUMP OF CHICKEN
- イチブトゼンブ/B’z
- 恋のメガラバ/マキシマム ザ ホルモン
2012年出版なので若干古い気もしますが、
それでも今尚人気の曲が数多く収録されてますね!
曲によって多少の難易度の差こそあれど、割とすぐに弾けるようになっちゃいますよ!
丁寧な解説つき
上記の18曲、ただTAB譜が載ってるだけではございません!
本の中で初めて出てくる奏法、キモとなるフレーズしっかりと奏法の説明や注意点を添えられているので、
難しいことわからなくても説明されてる点に気をつけて弾いていけばいつのまに1曲弾けちゃいます!
基礎,基本部分が弱い
この本ではとにかく早く人気の曲が弾けるようにというのが狙いなので、
それまでの基礎の部分はかなり端折ってあります。
まぁたしかにね、公式も内容これだって言ってます。
- プレイをはじめる前に
- ギター・プレイをはじめよう!
- エレキ・ギター・テクニックに挑戦!
- 総合実践フレーズ集
- ギター・ノウハウいろいろ
- フル・コーラス・ギター・スコア
なので、ゆっくりフォームや運指、コードを少しずつ覚えながら弾けるようになろうっていうスタンスではないんですね。
とにかく曲を弾こう!
とにかく曲を弾けるようになろう!
さすがに今日弾けるようにはならないw
正直ね、”今日から弾ける“の定義は難しいところがあるww
さすがにその日のうちに完璧に弾けるようには絶対になりません!
そりゃそうだ!
そこまで簡単ではない、というか、部分部分は出来ると思うけれど、
今日やったことをいきなりワンコーラス通して1分半、
イントロやってAメロやってBメロやってサビも出来るようになるかというとさすがに無理!
ド素人がいきなり1分半のフュギアスケート滑れますか?
初めて氷の上を滑って、ここでシークエンス、ここでサルコウ、ここでトウループ、ここでスピン……
無理!
そこは覚悟しておくように!
まとめ:とにかく弾けるようになりたいならこれで頑張れ!
そんな感じで、とても良い教則本です。
わたしも楽器を始めるならなるべく早い段階で好きな曲の練習をするの推奨する派です。
その方が楽しいし、モチベーションが続けば必ずうまくなるから。
この教則本はそこまで強引に引き上げるのを目的としていますので、
もしあなたが、なにがなんでも弾けるようになってやるぜと意気込んでいて、
上記の18曲の中に好きな曲があるなら、
(そして何冊も教則本を買うほどお金ないというなら!笑)
この本はとてもいいと思います。
ただ、逆に超初心者さんはこの本だけだとわからない部分がたくさんあるので、
手取り足取り教えて欲しい方にはコチラの教則本、
”ゼロからはじめるエレキギター超入門”
がおすすめ。
1本チューニングしてはそこで練習して、
また1本チューニングしてそこでちょっとだけフレーズ弾いてみて、
という超牛歩で教えてくれます。