どうも、「アンプの音が出ない!!」を散々経験した萩原悠ですw

いや〜ライブハウスで急にこういう自体に陥るとめちゃめちゃ焦りますよね!

ライブのときも練習のときも、時間ってのは限られてるわけだし、

出来るだけ早い復旧をしたいものです。

ってことで、今日はわたしが今まで経験したことを中心に、

ギターの音が出ないときに確認するべき項目“をまとめます!

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アンプ側に初歩的ミスがある場合

まずは原因がアンプ側にあって、すぐに解決出来るものから紹介します!

1.コンセントが挿さってない

Amp 55
「そんなバカなことするかよ!!」って思いますが、実際ありますこういうことw

ライブハウスとかだと当然スタッフさんがやってくれてるという認識になってしまいますが、

アンプの場所を移動したりするのにいちいちコンセントは抜かなければいけないので、

場所だけスタンバイOKになってもコンセントが挿さっていないということはちょくちょくあります。

電源を入れると必ずどこかしら光ると思うので、

逆にどこも光らなかったらボリュームとかシールドとかじゃなくて、電源です!!

自宅用やストリート用アンプなどでは電池駆動するタイプの場合もありますね、電池切れかもしれません!

2.ボリュームとゲインが上がってない


ギターアンプやベースアンプの多くには、ボリュームを調整するためのつまみが複数あります。

よくあるのは
GAIN的なものとVolume(Master,LEVEL)という2つの組み合わせです。

GAINを上げると歪んでいくわけですが、歪ませたくないからといってGAINをゼロ(左いっぱいに回し切る状態)にしていると音が全く出ないモデルが多いです。

ちょっとでいいのでつまみを回してみてください。

3.チャンネルが違う

Amp 56
これはちょっと難しいかも?

大きめのアンプにしかないのですが、チャンネル切り替えってのがあります。

主に歪み具合が変わったりします、そのためにボリュームやゲインのつまみが全然別系統の場所になります。

なので、「いつもはここのゲインとボリュームを上げれば音が出たのに……」みたいな事態に陥ることがあります。

これは対応するチャンネルのゲインやボリュームを上げるか、チャンネルを元に戻せば解決します。

例えば上の写真、ちゃんとインプット近くのGAINとVOLUMEを上げてるのに音が出ない!

なので、CANNNELボタンを押してこうしましょう。

Amp 57
このように、チャンネル切り替えはアンプのコントロールパネルのどこかにスイッチであるか、

もしくはアンプの裏からフットスイッチに繋がってることがあります。

アンプの近くに転がってたりアンプの上に乗っかってたりしたらそれを押してみてください。



↑こんなやつ。

4.ヘッドフォンを挿しっぱなし

Amp 38
これは逆に自宅用アンプに限ったことですね。

ヘッドフォン端子になにかケーブルが挿さってると基本的にスピーカー部分からは音が出なくなります。

抜いてみて!

5.INPUT端子以外にシールドを挿している

Amp 17
ギターから繋がっているケーブルを、ちゃんとアンプのインプット端子に挿してますか?

これがヘッドフォン端子にささってたり、キャビネットの別の端子に挿さってたりすると当然ながら音が出ません。

確認すべし!

アンプ以外に凡ミスがある場合

続いては、アンプ以外の部分に問題があるケースを紹介します。

ライブハウスやスタジオのスタッフさんを呼びつけておいてこれだった場合ズコーってなるパターンの数々ですww

6.ギターのボリュームが上がってない


King of ズコーwwww

ボリュームあげろやw

7.シールドが挿さってない

FLYING V 28
God of ズコーwwww

もうバカっ!!

はよ繋げや!!

8.ギター,ベースの電池切れ


ギターやベースの中には、本体に電池を入れるものがあります。
サスティナー付きギターとかアクティブベースとか。

そういうのは当然ながら電池を入れないと音がでませんし、電池はいつか切れます。

予備もしっかり持っておきましょう!

ちなみにおすすめはこちらです。

DURACELLのPRUCELLで音が良くなる!


安心すぎる12個パックww

9.シールドの断線

シールドはほぼ必ず持ち込みになると思うのですが、シールドケーブルってのは消耗品です。

いつかは壊れます。

見た目になんの問題もなくても、内部の線が切れてしまったり、接点が他の線にもぶつかってショートしてしまったり、わりとあることです。

特に初心者セットとかについて来るおまけのようなシールドは耐久性に難アリなことが多く、ケースの中でグチャってなって壊れてしまうってことは”ギターあるある”のひとつです。

予備のケーブルを持っておくのがいいのだけれど、なかなかそうもいかないときは早めに誰かに借りましょう!

コスパ最強、国産で数多くのプロも愛用しているCANAREがおすすめ。
ちなみに、断線しているかどうかはホットタッチという行為でわかります。

先端と手のひらで触ってみてください。

これでノイズがブィ−,ブィーと出るようであれば断線してません。

ただライブのときとかはこれだけだとなかなか判断が難しいかもしれません。

何故なら……↓

10.エフェクターの中のどれかのトラブル

これが怖い。

エフェクターのトラブルって言っても、ひとつひとつは今まで紹介してたのと同じです。
  • 電源が繋がってない
  • ケーブルが挿さってない
  • ボリュームが上がってない
  • チャンネルが違う
  • 違うところに挿している
  • 断線している
こんなもんです。

簡単そうでしょ?

ただ……エフェクターは膨大な量になることがあるので、そうなるとやばい。

チェック箇所が多すぎる!!

たとえばわたしの最近シンプルにした足元ですが、

ケーブル12本(チューナー行きを除く)、つまりは断線の可能性があるのが12箇所

その両側が接続端子なので、正しく挿さってない可能性があるのが24箇所

間違ったところに挿してる可能性があるのも24箇所……

全部チェックしなければいけない。

もちろん慣れてくればだいたいのあたりをつけたりすることは出来るのだけれど、

エフェクターを使うってのはこういうトラブルが起こることへの覚悟と、対処しなければいけない責任とが付きまといます。

怖いね!!

だからマルチエフェクターが人気ってのもありますよね!

→GT-1がマルチエフェクター界に革命を起こした!!

マジでヤバい事態

ここまでは、3秒〜1分で解決出来る凡ミスを紹介してきましたが、

ここから先はやべぇ。

もしライブのリハ中などに起ころうもんなら、

その日のイベントの決行を脅かす事態になりかねない事例を紹介します。

11.アンプの真空管が焼き切れた

マーシャルやフェンダーなどの真空管搭載アンプは、真空管が焼き切れたら音が出ません。

おしまいです。

ライブハウスやスタジオのスタッフさんもそこそこ慌てる事態です。

ちゃんと予備を持っててくれると思うのですが……どうかな。。。

12.キャビネットが飛んだ

Amp 43
キャビネットってのはアンプのスピーカー部分です。

ここはじつはすごくデリケートで、強すぎる振動やノイズによって壊れるんです。

これは過大な音量での使用や、音量上げたままのケーブル抜き差しとかで起こります。

真空管は小さなパーツで実は数百円〜数千円で買えるのでストックしている可能性もありますが、

スピーカーキャビネットの予備なんてよほど大きな会社でないと持ってません。

おしまいです。

13.ギター本体の致命的損傷

Amp 54
エレキギターなのでね、内部に色々配線があります。

これのどこかが切れたりすると、それ以外のどの機材が問題なくても全く音は出ません。

おしまいです。

物理的に切れてたりする場合は中を開ければ損傷箇所がわかるものですが、

ハンダ付けして直すのもそんな一瞬で出来るわけではないので、もはやギター借りるなりして対応するのがよいです。

14:会場のコンセントが死んでる

これはおまけ程度に。

ほとんどないことですが、

教室のコンセントが死んでたり、

スタジオの電源タップが断線してたり、

ライブハウスで「エフェクターはここに挿してください」って言って出してもらったタップがコンセントに繋がってなかったりw

まぁそういうこともなくはありません。

タップが死んだくらいだったら予備があると思いますが、コンセント自体が死んだらライブハウス側も大慌て、

数年に1回も起こらない自体ですが、可能性はゼロではなく、起こったらまぁ地獄ですねwww

まとめ:99%以上が凡ミス

さて、10個の凡ミスと3個の”おしまいです”と1つのおまけを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

14項目も挙げてしまいましたが、実際はほとんどが最初の10個、つまり凡ミスです。

どうせケーブルが繋がってないとか電源が抜けてたとかチャンネルが間違ってたとかそんなもんです。

そしてそれらの凡ミスにはかなりの回数遭遇することになります。

となると、段々とそういうミスを回避する術を身につけられますし、

むしろその程度のミスはミスとカウントしなくなります。

だって5秒以内に解決するものが多いんだもの。

つまり、全く焦る必要がないってことですね!

このページに書いてあったことをよく覚えておいて、もし音がでなくなったときにひとつひとつ思い出して確認してみてくださいね!

ってことで今日はおしまい。

最後まで読んでくれてありがとう!

萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!