どうも、メタルゾーン歴17年くらい、萩原悠です!
2018年10月、BOSSからまた新しいWAZA CRAFTのエフェクターが発表されました!
なんと今回はMETAL ZONEとDIMENCION!
このページではそのうちのメタルゾーン、
MT-2Wについてのお話です!
(このページは発表時に投稿し、リリース後にも試奏してみて追記しています。)
技-Waza Craftとは
【新製品発表予告】
— Roland | ローランド (@MyRoland) 2018年10月1日
来たる10月4日(木)16:00、
BOSSのコンパクト・ペダル《技 WAZA CRAFT》 シリーズの新製品を発表します。
ご期待下さい。 pic.twitter.com/zO7nZ8VRmJ
そもそも技-WAZA CRAFT-とは、
長い歴史を誇るボスのコンパクトエフェクターの新しい試みとして
ディスクリート回路を用いた設計の超こだわりシリーズとして技クラフトというシリーズが始まりました。
ディスクリートの細かい説明は省きますが、簡単に言うと、
ICを使わないことで無駄な回路を省き、音質の向上やより手の込んだ設計が出来る反面、
製造のコストや時間がかかるためどうしても高価になってしまうというモノです。
簡単に言い過ぎてちょっと違ってきてる気がするけれど、まぁ許してくださいm(_ _)m
ICを使わないことで無駄な回路を省き、音質の向上やより手の込んだ設計が出来る反面、
製造のコストや時間がかかるためどうしても高価になってしまうというモノです。
簡単に言い過ぎてちょっと違ってきてる気がするけれど、まぁ許してくださいm(_ _)m
そもそも背景として、BOSSのエフェクターを元にモディファイ製品を出すブランドが増え、
それらがエフェクター界隈でもかなりの市民権を得てきました。
KeeleyのBD-2とか有名ですよね。
そんなモディファイを、まさかのBOSS自ら行うという誰も想像しなかった新プロジェクト、
それが技-WAZA CRAFT->なのです。
2014年9月にBD-2W、SD-1W、DM-2Wがそれぞれwaza craftから発表されたのを皮切りに、
瞬く間に評判になったというMADE in JAPAN BOSSの新技術の結晶なのです。
MT-2
MT-2/メタルゾーン。
エレキギターをやってるなら知らない人はいないんじゃないかってくらい有名なエフェクターです。
ハードロック/ヘビーメタル全盛期の1991年の発表以来、
めっちゃ歪むからと愛用するギタリスト、
音が潰れ過ぎと酷評するギタリスト、
意外と使いやすいと戻ってくるギタリスト、
そんないろんな思いを寄せられながらも常に第一線の人気を誇る革命的エフェクターです。
MT-2W
そんなメタルゾーンも、この度晴れて”技“化しました!
たしかに、メタルゾーンはもう正当後継機を作られることはなさそうだし(個性が強過ぎて)、
そうなるとたしかに技-WAZA CRAFT-として新しい時代に合わせていくのも至極当然なのかもしれない。
では、どんな風に変わったのかを見ていきましょう。
モード切り替え
技-WAZA CRAFT-の歪みエフェクターとしてはそろそろ定番になってきました、
SとCで切り替えられるスイッチがついています。
これはスタンダードモードとカスタムモードの切り替えで、
通常のメタルゾーンのサウンドはスタンダードモードにされています。(元祖MT-2よりもローノイズ化が図られている)
そしてこのカスタムモードのサウンドこそが技-WAZA CRAFT-のサウンドです!
カスタムモード
このカスタムモード、スタンダードモードに比べて格段にナチュラルになっている!!
中音域に真空管っぽい“熱”が加えられた感じです。
そもそもメタルゾーンはちょっとチリチリとしたデジタルっぽい歪みが嫌がれることもありました。
しかしカスタムモードではそのあたりが解消され、
よりナチュラルでアンプをフルアップにしたようなサウンドになっています。
むしろこれこそがメタルゾーンが初期から目指したサウンドなのかも?
技-WAZA CRAFT-の技術を持ってしてようやく完成したと言えるかもしれませんね。
いいなぁ、気持ちいいなぁ。
音作りの幅広さは健在
メタルゾーンが広く受け入れられたのは音作りの幅広さも相まってでした。
MT-2wでも15dbブースト/カットの3バンドイコライザーとミドルの可変フリーケンシーはもちろん健在。
圧倒的に広い音作りはメタルゾーンのそれと同様です。
しかも
高音のノイズが減ってる
→解像度が上がってる
→そのおかげでイコライザーの効きがいい
→解像度が上がってる
→そのおかげでイコライザーの効きがいい
になってような気がします。
気のせいだったらごめんなさいm(_ _)m
日本製
技-WAZA CRAFT-のこだわりとして全製品が日本製なので、
このMT-2Wも安心の日本製です。
まぁこれが台湾製だからそんなに違うかと言われたら一概には言えませんが、
やっぱり安心感ありますよね!
5年保証だし!
MT-2Wの発売日は2018年10月19日
もうすぐですね!
価格はオープンプライスですが、
市場売価は15,000円くらいになりました。
やはり技クラフトなので普通のラインナップよりはちょっと高めだけれど、
メタルゾーンの欠点だったノイズもかなり減っているし、
MT-2ユーザーも乗り換えてもいいかもしれないですね。
追記:弾いてみた
リリースされました!
実際弾いてみた!
たしかに、ちょっとローノイズになってます。
特にストラトを繋いで弾いたときには顕著。
中音域が膨よかになっているので、メタルゾーンらしいスラッシーな音でありながらアンプで歪ませたようなパンチも加えられています。
初代メタルゾーンで音が細くなってしまうと感じている人はMT-2W弾くとクセになっちゃうと思うw
つまり、今までよりも万能に使える感じです。
相変わらず結構歪んじゃうからDISTは下げ気味の方がいいけど、ロック系ならどんなアンサンブルにでも合う音が作れそうです。
みなさんも是非これを機に技-WAZA CRAFT-デビューしてみてください!
ってことで今日はこのへんで。
最後まで読んでくれてどうもありがとう!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!
BOSS / MT-2w
→サウンドハウス ¥15,000-
→サウンドハウス ¥15,000-