どうも、歪みだけはコンパクト派の萩原悠です!
今のわたしはDAWでのお仕事が多いので、
アンプもシュミレーターだし、イコライザーもコーラスもディレイもほとんどソフトウェアプラグインでかけちゃうけれど、
やはりギタリストたるもの、歪みだけはコンパクトで作りたい!
ってことで、今日はうちにある歪みエフェクターの中で一番優等生な、
BOSS DS-1 ディストーション
を紹介します!
BOSSのエフェクター
古くからギター用コンパクトエフェクターを製作し、
数々の名器を生み出し時代を築いてきたBOSS。
今でこそMT-2、MD-2などヘビィなディストーションモデルがたくさんリリースされていますが、
BOSSの一番基本となるディストーションペダル、
それがDS-1、本体に書いてあるとおりのディストーションペダルです。
DS-1
世界中のディストーションの中でも一番有名と言ってもいいくらいでしょうか、
それがこのオレンジのモデルです。
ニルヴァーナのカートコバーンが使っていたことで一気に人気が爆発したということですが、
実はカートコバーンが長く愛用してたのは後継機のDS-2だったって説もありますww
いたってシンプルな3ノブスタイルのエフェクターで、初めての歪みエフェクターにもおすすめです。
だって、説明がいらないくらい簡単だから、買ったその日から大体狙った音が作れちゃうんだから!
脅威のロングセラー……生産中止時期?
1978年、まさかコンパクトエフェクターでこんなに歪むなんて!
DS-1のデビューは衝撃的だったそうです。
なんせオーバードライブ一号機のOD-1リリースの数ヶ月後ですから、
アンプを大音量で鳴らしたときの歪みの虜になったギタリストたちがこのOD-1のありがたさに狂喜乱舞したとのこと。
1987年に後継機のDS-2がリリースされたことで、DS-1は生産が完了しますが、
ギタリストたちの熱い要望により2001年奇跡の再販化!!
BOSSエフェクター史上唯一の再販製品であり、
(沈黙の10年を含めれば)BOSSエフェクター史上最長のロングセラー製品です。
2017年には40周年記念モデルとしてブラック筐体銀ネジモデルもリリースされました。
BOSS DS-1-4A限定黒!!【40周年記念ブラックモデル】 | 萩原悠.com (詳しくはコチラ)
DS-1の特徴
(デジマートさんの動画を拝借)
DS-1の特徴、意外と難しいなぁ。
というのも、わたしにとってこのDS-1はもうスタンダードすぎるんです。
とりあえずどんなギターにもそれなりに合ってしまう。
しかも使い方が簡単だしカバー出来るジャンルの幅も広い。
DISTつまみ次第でグシャグシャな歪みにもなるしクランチにもなる。
TONEつまみ次第でギラギラな音にもモコモコな音にもなる。
ストラトでもレスポールでも、使ったことないアンプと使ったことないギターでも、
このDS-1があれば10秒くらいで音が整ってしまう。
そんな印象の超優等生エフェクターです。
わたしの弾き方だと若干ジャリジャリ具合が強く出るので、トーンは下げめで使うことが多いかな。
(だいたいこんな感じで使う)
それだけ覚えてればすぐに即戦力サウンドが作れます。
欠点を挙げるなら、優等生すぎてちょっとロマンに欠けるというか……可愛くないような気もしなくもないです。
DS-1x
こちらは2014年にリリースされた、BOSSの最新モデリング技術を元に作られたWAZAクラフトシリーズ、
DS-1Xです。
こちら、デジタルモデリングエフェクターなんですね。
「歪みエフェクターなのにこんなにもローノイズってどゆこと!?」
と驚きました。
イコライザーもトーン一発ではなくHIGHとLOWの2バンドになったため、
より細かなサウンドメイクが可能!
が、わたしは普通のDS-1の方が好きでした。
デジタルの歪みは音抜けもいいし綺麗なんだけれど、
DS-1の雑さが損なわれたなと思っていて。
わたしにとって歪みってこの程よい雑さが大事なポイントなんですよねぇ。
まとめ:DS-1でディストーションを始めよう!
さていかがだったでしょうか。
DS-1から始まるコンパクトエフェクター生活、是非とっぷりとハマってみてください。
ちなみにわたしはこのDS-1は5つめくらいの歪みエフェクターとして買いました。
メタルゾーン、GAIN Fxxker2、ターボオーバードライブ、Full Drive2、その後くらいだった気がします。
いくつか渡り歩いたあとでもこれ1台持っていることの安心感は計り知れない!
みなさんも是非DS-1試してみてください。
ってことで今日はこのへんで。
最後まで読んでくれてどうもありがとう!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!