どうも、シンセも大好きな作曲家萩原悠です!
ライブでもちょこちょこキーボードを担当させていただくのですが、
キーボード選びって実はギターやベースよりも難しいんです。
出来ることがはっきりと違うから。
てことで、今日はキーボードをこれから始めたいド初心者さんのために!
5万円から10万円くらいで始めるシンセサイザーキーボードを紹介します!
欲しいのはどんな音なのか
まず、最初にも言ったようにシンセサイザーキーボードはどんなモデルにするのか、
これを間違ったら大変なことになります。
例えば、ピアノの音が出せないモデルだとか、
音色を保存出来ないモデルだとか、
そういうシンセもたくさんあります。
それは安いから出来ないというわけではなく、
別の方向に特化しているモデルだということです。
なので、
- ピアノやオルガンなどの音でバンドに参加したい
- 自宅で音源制作をしたい
- ピコピコサウンドを出して楽しみたい
みたいな方針だけ今すぐ決めてください!
5万円から10万円くらいでのおすすめ
ってことでおすすめ機種を紹介しよう。
まずはシンセサイザー3大ブランドからエントリーシンセを紹介。
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3台の詳しい比較はコチラにまとめました!
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ROLAND / JUNO-DS
エントリーシンセサイザーの代表格、
ROLANDのJUNO-DSです。
使いやすいタッチパッド、
音色選びのわかりやすいボタン配列、
便利なスライドフェーダー。
初めての1台にして拡張性も抜群の超オススメ機種です。
1000を超える音色も含まれていて、
とりあえずこれで出せない音はありません!
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JUNO-DSの詳しいレビューはコチラ!
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YAMAHA / MX
ROLANDやKORGに比べて暖かい音色、生楽器系のシュミレートに強いYAMAHA。
(さすが三社の中で唯一生楽器を作っているメーカーですね)
ピアノやストリングスメインで使うというならばMXを選択するのはなかなか賢い選択です。
しかしMXの一番いいところは、MX49という49鍵モデルもあるというとこでしょう。
JUNO-DSやこの後紹介するKROSS2は最低でも61鍵あり、
デカいんですよね。
もしそんなにがっつり両手で弾くことは少ないだとか、
2台めのサブキーボードとして、ギタリストがちょっと弾く鍵盤として、
そういう使い方であればMX49がおすすめ!
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MX49の詳しいレビューはこちら!
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KORG / KROSS2
2017年にリリースされた最新モデル。
先に紹介したRoland JUNO-DSやYAMAHA MXとの最大の違いは、
内部にシーケンサーが搭載されていて、
これ1台パソコン不要で16パートまで多重録音して楽曲制作ができちゃうというところです。
しかも重さはなんと3.9kg、ギターと同じくらいというとんでもない軽さです。
使いやすさでは一歩ROLANDの方が上からとも思いますが、
とにかく軽いので女性にもおすすめ!
KORG / D1
2018年春に出た最新モデル。
5万円程度のキーボードとしては桁外れの鍵盤クオリティ。
ステージや自宅制作環境でちゃんとした鍵盤を使いたいかたはこれ一択と言ってもいいでしょう。
「お前ピアノ弾けるならうちのバンドでピアノやってよ!俺ン家になんかシンセあるからそれ貸してやるよ。」
そんな感じで借りた鍵盤はペタペタでまぁ〜弾きにくいですよ。
ROLAND / JD-Xi
アナログシンセとデジタルシンセの両方を内部に持つ超特殊シンセ。
しかも最大の特徴はリアルタイムにフレーズを録音していってループ再生させるという機能。
簡単な操作でどんどん音を重ねていってあとからカットオフフリーケンシーをいじったりエフェクターかけたり。
ひとりでリアルタイムパフォーマンスをするなら是非ともJD-Xiを導入してみるといいです!
YAMAHA / Reface
RefaceというのはYAMAHAの小型シンセサイザーのシリーズ名で、
ラインナップとして
- Reface CP:左下
- Reface DX:左上
- Reface YC:右上
- Reface CS:右下
と4機種。
それぞれ
CPはエレピに特化、
DXはDX7を彷彿させるFM音源、
YCはかなり使えるオルガン、
CSは過激なシンセサイザーです。
どれもこのサイズなので大した機能はありませんが、
CPシリーズの最初モデルとしてのエレピサウンドは本物。
DXは久しぶりのFM音源シンセとして人気。(難しいぞ!)
YCの的を得ているコントローラー系統、リアルドローバーと気持ちいいエフェクター。
そしてCSは簡単操作(シンセの勉強にもピッタリ)でぶっ飛びサウンドを作り出す。
それぞれそういう使い方しか出来ませんが、
やりたいことが明確であればこんなにも楽しいものはありません。
korg / minilogue
これ、わたしも使っているアナログシンセサイザーです。
アナログなのにちゃんとデジタルで音色の管理をしているため、
100のプリセットが用意されていて(それに加えて100のユーザープリセット領域もあります)、
状態が安定していて安心して使えるアナログシンセサイザーと言えます。
KORGと言えばMicroKORGとかでアナログモデリングシンセが人気ですが、
わたしはやっぱりガチアナログなminilogueをオススメします!
最強に楽しいし、先日もライブで使ったけど音の鋭さが全然違うので目立ちます。
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デジタルシンセとアナログシンセの違い
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シンセサイザーと一緒に買った方がいいもの
さて、ここまでは10万円以下のおすすめシンセサイザーを紹介してきましたが、
シンセサイザーはそれ単品だけ買うよりも、
あといくつか一緒に買っておいた方がいいものがあります。
ってことで次のページは
シンセと一緒に買うべきもの特集です!