どうも、KORGerの萩原悠です!
制作にも使ってるのもKORG、
ライブで使うのもKORG、
そしてなんならちょっとだけKORGで働いてたこともあります、萩原悠です。
この度、KORGから素敵な情報が飛び込んできました!
軽量で機動性に長けたライブ用シンセサイザーKROSSが、KROSS2としてリニューアル!!
で、どこが違うんだ?
見ていきましょう!
前身KROSSは……
まずは今までのKROSSのお話。
RolandのJUNO-DS、YAMAHAのMXと並んで初心者キーボーディストのためのエントリーシンセサイザーという立ち位置で大人気です。
特に、上記2機種にないシーケンサー機能や、
一番軽い4.3kgという持ち運びに嬉しい重量など、
他社製品との差別化を図ってましたが、
デメリットとして、ちょっと音色数が少ないかなというところでした。
上位機種のKROMEやKRONOSの方が音がいいのはわかっているけれど、
値段、重さ、操作の簡単さなどからバッチリ愛されていたモデルですよ!
KROSS2!!
実は販売されているKRONOSも正式にはKRONOS2ってのになってるんですよね。
そしてこの度まんをじしてKROSS2になりました!
待って待って、
機能どうこうじゃなくて、まずかっこいいじゃん!!!www
うん、正直KROSSってちょっと安っぽい感じの外観だったんですよね。
それがKROSS2になってなんかすごくスタイリッシュに……それこそKRONOSみたいになってる!
やったーー!!
さて、機能的なところも見ていきましょう。
音色が追加!!
ありがとう!!!
KROSSが同価格帯の他社製品に負けていた部分、音色の少なさが解消されます!!
合計1000以上になり、ついにYAMAHAのMXに並びました!
ROLAND JUNO-DSは1200以上って言ってるのでこれにはまだ並ばないのかな。
でもいい!
全然いい!
いやありがとう!
KRONOSのようにいろんなサウンドエンジンを積んでるわけではないみたいですが、
それでも音色が200以上追加されているので、これはクリエイターも嬉しいプレイヤーも嬉しい!
パッド搭載!
ぎゃーーー!!!
え、Roland/JUNO-DSの天下終わっちゃう?
アイツが頂点に君臨していた最大の理由である8個のパッド、
ついにKROSSにも……って、16個ある!!!?
サンプラーとして使えるらしい。
しかも自分の演奏をパッドに録音する(リサンプリングという)ことが出来て、
その上ループ再生も出来るとか。
まじかー!
リアルタイムでどんどん音重ねてったりしてパフォーマンス出来るってことやんか!
Roland JD-Xiみたいなこと出来るやん!
更に軽量化!!3.8kg!!
まーーじーーーーかーーーーーー!!!!
もともと4.3kgと、クラス最軽量の誇っていたKROSS61。
それがなんと3.8kgにまでダイエット!!
0.5キロ、たった500グラムと思うことなかれ。
25kg相当のステージピアノが0.5kg減ったのとわけがちゃうんやぞ?
もともと4.3kgで作ってたのだって歴代最軽量だったのに!そこからまた12%くらい軽量化。
25kgのステージピアノが12%軽くなって22kgになるのとは全く別レベルの超快挙です。
つまりどういうことかと言うと、
体重減った‼︎#ツアーで痩せた予感#食べるぞ pic.twitter.com/bEiq8isowF
— 板野友美 (@tomo_coco73) 2014年10月20日
↑
この方がある日いきなり
「32.5kgになったわー!」
って言ったとしたら、びっくりするでしょ?
待て待て待て待てと。
もともと36.8kgしかなかったのに、
身長154センチで32kgって軽さはやばいだろ。
もう無駄な肉がないどころか、もはや骨と内蔵と血液の重さだけでそれじゃね?
そういうことです。
100kgの人が88kgになるのとはわけが違う。
もともと4.3kgしかなかったのに、
61鍵のシンセで3.8kgって軽さはやばいだろ。
もう無駄なパーツがないどころか、もはや鍵盤とノブとジャックの重さだけでそれじゃね?
でも幸い鍵盤の質は変わってないらしい!
プラスチックパーツとかの見直しがされてるみたいね。
ペットボトル1本分の軽量化、持ち運ぶ方としてはとても助かります!
ありがとございます!!
便利なノブがついてる!!
キターーー!!!
今までのKROSSってシンセサイザーのくせにな〜んにもリアルタイムでいじれなかったからなぁ。
それがようやく!
ようやく調整出来るようになるぅ〜!
本体左側にあるスイッチ&ノブで、リアルタイムに色んなパラメーターがいじれるようになりました!
一度に2つのパラメーターしかいじれないけど、いやそれでもいいよありがとう!
カットオフがいじれる!
リリースタイムがいじれる!
やったー!シンセサイザーみたいだーーーー!!!!
(注:シンセサイザーです)
背面でKORGの文字が光る
あ、うん、それは別にいいやwww
USBオーディオインターフェイス機能
マジか……ついに追いついた……
ついにKORGの最安シンセサイザーでもDAW連携が出来るようになった!!
今までできなかったですからね。
KROSS内部のサウンドを外部インターフェイスを通さずに パソコン内のDAWソフトに録音出来る。
これがめっちゃ便利なんだよ〜10年前のKORGシンセ、TRITON extremeを使ってるわたしにとっては羨ましい機能です。
ちなみに、KROSS2背面のインプット端子に入力すればそのままパソコンに録音もできちゃいます。
カラーバリエーション!
KROSS2-61はSuper Matte Black、つまり黒ですね。
つや消しのイケてるブラックカラーに加えて、
限定カラーのマーブルレッドも!!
そしてKROSS2-88はなんとダークブルー!
えー!
これテンション上がるっしょ。
それこそTRITON Extremeの色じゃない?
ダークブルーっていう色的にはMONOLOGUEにもあったけど、質感的にすごくTRITON extremeで、未だに愛用してる者からしたらそりゃテンション上がります。
まぁわたしが持ってるのは逆に限定カラーのブラックだけどwwww
(追記:サウンドハウスが予約受け付け始めたようです。)
まとめ:KROSSがエントリーシンセサイザー最強になる予感!
正直言ってJUNO-DSがリリースされてからは
「初心者はみんな全員JUNO-DSから始めろ!」
みたいな空気でした。
いや、わたしがそういう空気を出していましたw
しかしKROSSの使い勝手がここまでよくなったとあれば、
その上3.8kgというさらなる軽量化がされたとなれば、
これはもしかしてもしかしますね。
初心者は全員KROSSからシンセサイザーを始めるべきとか言い出す日がまもなくやってきます。
めっちゃ楽しみ!
ってことで今日はここまで。
追記:値段が発表されましたよ!
2017年9月24日発売と発表されました!
値段は税別74,000円だそうです!
正直初代KROSSよりちょっと上がった気もするけれど、でもね、機能が格段によくなってるからね!
絶対アリですよ!
おすすめ!
今KROSS買おうとしてる人は必ずKROSS2が出るのを待つように!
(予算がどうしてもって方はしょうがないけど。)
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萩原悠でした!