どうも、わたしも楽器の始まりはクラビノーバでした、萩原悠です!
今でも楽器を始めると言えばやっぱりピアノですかね。
でも自宅でピアノをガンガン弾けるわけもなく、現実的には電子ピアノを選択される方も多いかなと。
でも電子ピアノって実はめちゃめちゃいろんな種類があってどれにしたらいいのかわからない!
ってことで、予算に合わせた、価格帯別電子ピアノのおすすめを紹介します!
5万円くらいでどうにかしたい方、
10万円あればいいのかなって方、
20万円だとどうかなって方、ぜひごらんくださいませ!
ちなみに、ライブで使う予定の方はステージピアノを選択するのがよいと思います!
そちらもご検討ください!
5万前後の電子ピアノ
あんまりこだわらなければ、5万円くらいでそこそこの電子ピアノが買えます!
むしろ、このクラスからが一応電子ピアノと呼べるもの、な気がします。
特徴としては、ハコ型(とはわたししか言わないかな。)ではなく、鍵盤部分だけのセパレート型です。
テーブルの上に置くなり、キーボードスタンドに載せるなり、
専用の足を取り付けるなりしなければなりません。
スピーカーを内蔵させるスペースも少なくなるため、必然的に音質は劣りますが、
電子ピアノを使わないときは部屋の隅とかに立てかけておくことが出来るので、
弾きたいときだけ取り出す、ということが出来るのがいいところです!
(面倒になって練習しなくなるのだけは注意!)
YAMAHA P-45
YAMAHA / P-45
→サウンドハウス ¥33,680-
→サウンドハウス ¥33,680-
天下のヤマハさん!
セパレートタイプのドスタンダードです!
迷ったらこれにすればいいってくらいよく出来てます。
5万円クラスの電子ピアノはむしろこのP-45を基準に紹介していきますね。
Roland FP-30
ROLAND / FP-30
→サウンドハウス ¥68,000-
→サウンドハウス ¥68,000-
電子楽器メーカーの頂点に君臨し、初めて電子ピアノを作ったというRolandさん。
YAMAHAのP-45よりも明るくて派手なサウンドが特徴で、これは割とヤマハとローランドの電子ピアノ全般に言えることです。
見た目の割にしっかり重いのが残念なところ……orz (14kg)
CASIO PX160
CASIO / Privia PX-160
→サウンドハウス ¥39,492-
→サウンドハウス ¥39,492-
ヤマハの対抗馬にはカシオのPX160を紹介しておきます。
鍵盤の手触りが上品なので、ちょっと高級感があります。
P-45よりも音が明るく、特に高音域の透明感がウリかなと思います。
KORG LP-380
シンセサイザーメーカーのKORGからも結構しっかりとした電子ピアノが作られています。
箱型の電子ピアノにしてはとてもスリムで、奥行きも35センチ。(メンズの靴の外寸くらいってことよ!)
部屋置きにぴったりです!
10万前後
このあたりから鍵盤のタッチにもこだわりが出てきて、
よっぽど本格的にやるでもなければ十分満足出来る質です。
上位機種譲りのスペックなんだけど機能を制限してたりスピーカーがちょっと貧弱だったりで10万円台におさえているモデルも多く、
結構お買い得ラインです!
YAMAHA P-255
YAMAHA P-255
→サウンドハウス ¥91,800-
→サウンドハウス ¥91,800-
P-45の上位機種。
内蔵の音色もグレードアップ、鍵盤自体のタッチも格段によくなっています!
セパレートタイプでちょっといい電子ピアノが欲しいならこれで決まりかも?
YAMAHA YDP163
YAMAHA YDP163
→サウンドハウス ¥94,800-
→サウンドハウス ¥94,800-
やっと出ましたヤマハの箱型電子ピアノ!
アリウスという、リーズナブルな電子ピアノ界ではめちゃめちゃ人気のシリーズで、
それでいて音源はリアル・グランド・エクスプレッション(RGE)スタンダードII音源という結構すごいピアノ音源を収録!
セパレート型よりちょっとスピーカーの質もよい。
Roland F140R
Roland F140R
→サウンドハウス ¥100,000-
→サウンドハウス ¥100,000-
超シンプル設計!
蓋を閉じれば天板が真っ平らになるのでなんならテーブルに……しないで!
スピーカーもちょっと貧弱になってしまったけれど、
圧迫感のないデザインも含めて、部屋の片隅にシレッと置きたいならこのF140がおすすめ!
KAWAI CN27
KAWAI CN27
→サウンドハウス ¥104,800-
→サウンドハウス ¥104,800-
カワイのピアノの特徴は、ヤマハと比べて高音域の音の伸びにあるかなと思います。
全体的にちょっとすっきりしたサウンドで、クラシックよりもポップスに向いたサウンドです。
Roland RP501
Roland RP501
→サウンドハウス ¥105,000-
→サウンドハウス ¥105,000-
スーパーナチュラルピアノ音源にPHA-4スタンダード鍵盤。
まさにRolandが本気を出してきたスペックです。
自動伴奏システムとかも入ってて、自宅でポップスを弾きたい方には特におすすめ!
20万前後
電子ピアノにとってひとつのボリュームゾーンになるのがこの20万円クラスの電子ピアノ。
おそらく一番売れ行きのいいクラスになるかと思いますので、
迷ったらこれくらいの価格帯から選ぶとよいかもしれません!
YAMAHA CLP645
ヤマハ クラビノーバシリーズのスタンダードモデルです。
木製鍵盤(ナチュラルウッドエックス鍵盤という)、バイノーラルサンプリング音源の収録、
これがグランドピアノを作ってるヤマハ社の主力ラインナップの実力だ!
電子ピアノが欲しいなぁと思ったらこれにしちゃえばいいよ!
Roland HP605
Roland HP605
→サウンドハウス ¥249,500-
→サウンドハウス ¥249,500-
スーパーナチュラルピアノ音源はもちろん、
なんとスピーカーが6発内蔵されています。
色んなところに隠れている6つのスピーカーから、
弦の振動している音、
天板に反響している音などとても細かいシュミレートがされているモデルで、
グランドピアノらしい音の鳴りが楽しめます。
鍵盤のグレードを落としたHP603もコスパ高し!
Roland HP603
→サウンドハウス ¥143,800-
→サウンドハウス ¥143,800-
KAWAI CA17
カワイも鍵盤、スピーカー(4発搭載)、内蔵音源、リアルなリバーブとかなりのこだわりを見せてきています。
このモデルの一押しポイントはやっぱり鍵盤のタッチかな。
ヤマハに慣れてしまっている人にはちょっと違和感だろうけど、
つまりそれくらいカワイのグランドピアノを再現しているということです。
これはもう触り比べてみるしかないかな。
ちなみに上位機種にスピーカー6つで100ワットというCA67もあります!
そんなに大音量を出さないからと思うだろうけど、実は小さい音量でもその差ははっきりと出てしまうものです。
7万違うとなるとちょっと躊躇するレベルだけれど、一応紹介。
KAWAI CA67
→サウンドハウス ¥280,000-
→サウンドハウス ¥280,000-
30万以上
最後に、30万を超える極上電子ピアノを紹介しておきます!
各メーカーが意地になって質を高め続けているとっておき達のゾーンです。
ただ個人的にはちょっとオーバースペックな気がするので、
あまりよくわからない方はぶっちゃけこのクラスじゃなくてもいいかなぁなんて思いますww
Roland LX17
Roland LX17
→サウンドハウス ¥410,000-
→サウンドハウス ¥410,000-
今回一番紹介したかったのは実はコレ。
試奏してみて本当にビックリしました。
最新のPHA-50鍵盤はむしろ今までの最高峰だったPHA-4鍵盤は一体なんだったのかってレベルで上質ww
8機のマルチスピーカーから出るサウンドは本当に目の前にグランドピアノがあるかのよう。
それでいてやっぱりちょっとハイ上がりな、派手なサウンドが特徴のローランド電子ピアノ。
もはやコンサートグランドピアノを超えてしまった気持ち良さがLX17の真骨頂です!
YAMAHA CLP-685
グランドタッチ鍵盤という、
これまでのフラッグシップモデルにあったナチュラルウッドエックス鍵盤(上で紹介したCLP645はこれ)を超える新しい鍵盤を使っているのが最大の特徴。
スピーカーも4機になった上に、どうやらスピーカーコーンにグランドピアノの天板と同じ木材を使っているらしい。(もはやそんなこだわり誰にも伝わらないw)
ダンパーペダルを踏んだ感覚も限りなくグランドピアノに近く、
ヤマハのグランドピアノが好きで電子ピアノを買うなら、是非CLP685を試してみてください!
KAWAI CA97
KAWAI CA97
→サウンドハウス ¥340,000-
→サウンドハウス ¥340,000-
カワイピアノの最高峰電子ピアノ。
先に紹介したCA67と比べるとスピーカーが飛躍的に良い!
6機のスピーカーのうち2機は鍵盤下にあって、そしてスピーカーから出た音が響板に当たるそうです。
つまりグランドピアノの天板みたいな役割!
そこから生み出される明るい倍音の多さにより、気持ち良くピアノに没頭出来そうです。
そういうのもあってか、やっぱりヤマハよりもちょっと高音域が綺麗な気がする。
YOSHIKIさんっぽいですww
CASIO GP-500
カシオの最高峰電子ピアノはサウンドへのこだわりがすごい!
はっきりとした輪郭で上品なベルリングランド、
派手さがウリのハンブルググランド、
歴史に名を残すクラシックピアノであるウィーングランド。
それぞれ特徴の違う3つの音色を贅沢に作り込み、6WAYスピーカーから立体的に出力されます。
複雑な機構の疑似ハンマーアクション鍵盤や、ホールシュミレートリバーブなどで、
ピアニストが本当に満足するクオリティの電子ピアノです。
ただ、当たり前ですが、ヤマハっぽさやカワイっぽさなど、
本物にどれだけ近いかという点では両社には劣る気がします。
まとめ:20万円前後がおすすめゾーン!
さていかがだったでしょうか。
こんなさらっとしたレビューだけでは購入には踏み切れないと思いますが、
少しでも参考になればなと思い書き残しておきました。
なにか質問とかあったらどしどしどうぞ!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!