どうも、最近は小型アンプに興味津々の萩原悠です!

いやホントにすごいと思います。

アンプの常識として“いい音出したければデカい音を出せ”ってのがありましたが、

今やそういう時代じゃないですね。

“自宅で、小さい音でギターを弾くときに如何にいい音であるか”

を各メーカーが競い合う時代になってきました。

そしてついにそこにFENDER社も参戦!

今日紹介するのはFender MUSTANG GTです!


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FENDERのアンプ




Fender(フェンダー)といえば、

世界で初めてエレキギターを量産化させることに成功し、

今日でも一流のギターブランドとして君臨していますが、

アンプの分野でも大きな功績を挙げています。

特に↑この画像の、ツインリバーブと呼ばれるアンプは今でもほとんどのバンド練習スタジオやレコーディングスタジオ、ライブハウスにある定番中の定番の地位にあります。

もちろんツインリバーブ以外にも数多くの名アンプを生み出しましたが、

今回紹介するMUSTANG GTでは、それらすべてのアンプの再現ができてしまうのです!

それってすごいだろ?

早速紹介しますね!



MUSTANG GTの特徴



MUSTANG GT 200 →サウンドハウス ¥64,800-




FenderのアンプシリーズにMUSTANGってのがあります。

(FenderにはギターにもMUSTANGってのがあってややこしいですね……orz)

そのMUSTANGシリーズの最新版が2017年5月に登場しました!

さてこのアンプ、どこがそんなによいのかなっと。

それでは早速MUSTANG GTアンプの特徴を紹介していきましょう!

FENDER社最先端のモデリングアンプ


MUSTANG GT 4
開発に3年かかったという、Fender社が自信満々に完成させた最新技術のモデリングアンプです。

先ほどちょっとだけ紹介したこれまでのフェンダーの名機と呼ばれるアンプの数々、

それらのすべてが再現出来るというオールインワンアンプです!

世界初のWi-Fiアンプ


MUSTANG GT 12
これが今回のMUSTANG GTの最大のウリです。

Wi-Fi接続して出来ること、その中でも一番目玉なのは

毎月更新され続けるプリセットを無料ダウンロード出来る

ということでしょう。

これは本当にすごいことっすよ。

しかもそのプリセットというのが、

世界的に有名なプロギタリストたちが作った音色パッチ

なんです!!

これちょっとすごくないですか?

正直言ってアンプの性能自体がアップグレードされるわけではない。

でもそれ以上に重要なのが、

プロが同じアンプでどのように音を作るのか全てのパラメーターを知ることが出来ることと、

それを自宅で、ライブで自分のサウンドとして使えることです!

いや〜これは大興奮ですねぇ。

中音域をどれくらいに調整するのか、

プロが本当に使うGAINはどれくらいなのか、

あの気持ちいいディレイはどうなっているのか、

全部まるっとパクれます!!


Bluetoothも繋がる


MUSTANG GT 26
Bluetooth接続も出来ます!

ワイヤレスでスマートフォンからオーディオ再生が出来るので、

とりあえずYouTubeに繋いで好みの曲を検索。

そのまま再生すればMUSTANG GTからすぐに流れ出します!

そしてスマートフォン経由でサウンドの調整もできちゃいます!


MUSTANG GT40は40ワット


MUSTANG GTは実はサイズのバリエーションがありまして、

MUSTANG GT40
→サウンドハウス ¥25,920-




MUSTANG GT100
→サウンドハウス ¥45,000-





MUSTANG GT200
→サウンドハウス ¥64,800-



の3種類。

そして数字がそのまま出力ワット数になります。

つまりMUSTANG GT100やMUSTANG GT200は、そのままライブで使えるサイズなんです!

マジか、すごいな、ライブで使うアンプがWi-Fi接続出来るなんてすごい時代だ……

ただ、やっぱり人気になるのはMUSTANG GT40なんじゃないかなと思います。

自宅で簡単にプロギタリストたちのサウンドを拝借出来るなんて面白いじゃない!


Fender MUSTANG GTでの音作り


とんでもなく色んなことが出来るMUSTANG GTですが、

マルチエフェクターが使えれば音作りは割と簡単です。

順を追って説明してみますね!


ステップ1.プリセットを選ぶ


MUSTANG GT 18
マルチエフェクターと同じで、なにもまっさらな状態から音作りを始める必要はありません。

FENDER MUSTANG GTには100を超えるファクトリープリセットが出荷時から登録されています。

このプリセットには、アンプの選択、セッティングはもちろん、エフェクターとかもいい感じにセッティングされているのです!

なので、歪み方がイメージに近い音、モジュレーションがドンピシャな音、

そういうのを見つけたらそこから調整していくのが近道です!

プリセット選択は簡単です、ディスプレイ横の一番上のボタンを押して、

あとはジョグダイヤルをぐるぐる回して選ぶだけ!

MUSTANG GT 11
こうやってプリセットを片っ端から試していくだけでもかなり楽しいです!

ステップ2.アンプタイプを選ぶ


MUSTANG GT 21
次にアンプを選びましょう。

歪み具合、歪み方を調整するためにはまずはどんなアンプを選ぶのかがとても重要になります!

選び方は、さっきのひとつしたのボタンを押してあとはジョグダイヤルをグリグリです。

MUSTANG GT 10
ここまで出来たらあとは微調整です。

ステップ3.GAINやイコライザーの調整


MUSTANG GT 6
一番何度も操作することになるであろうポジション。

ここはたくさんのパラメーターがあるので、まずはどの数値を調整するかを選びます。

MUSTANG GT 7
そしてジョグダイヤルを押す!

MUSTANG GT 8
そうするとそのパラメーターが調整出来るようになります。

ちなみに、本体上部のノブを動かしてもそのパラメーターを調節することが出来ます。

一番よく使うパラメーターはここに立ち上がってるので、まぁ普通こっちを使うでしょうね!

MUSTANG GT 3

ステップ4.エフェクターを選択


MUSTANG GT 22
実はエフェクターもめちゃめちゃ充実しています!

“STOMP BOX”カテゴリーの中にはダイナミクス系、歪み系エフェクターが多数。

MUSTANG GT 23
“MODULATION “カテゴリーの中にはコーラス、トレモロ、フェイザーなどがたくさん!

MUSTANG GT 24
これらを選択したら、あとは一番下の段で詳細を調整です。

MUSTANG GT 25

ちなみにエフェクターはボタンひとつでバイパスも出来ます!

MUSTANG GT 13
これは他社のエフェクター内蔵アンプにはなかった機能で、

たしかにあったら便利!

フェンダーさんナイスアイディアです!



音色作りが終わったらセーブをしよう!


小さいディスプレイを持つ機材あるある、

メニューをあっちいったりこっちいったりしながら音作りをしなければいけない、

のど真ん中な感じで、ちょっと最初は使いにくいですが、

アンプでこれだけ自由に音を作れるってのはすごいです。

ようやく満足の音が出来てそのまま楽しく演奏しまくって終わったら電源を切る、

ってのはもったいないです!

ちゃんとセーブしておきましょう!

MUSTANG GT40には何故MIDDLEのつまみがないのだorz


さっきシレッと見てもらった写真、これを見てくれ。

MUSTANG GT 3
この写真はMUSTANG GT40の上部ノブなのですが、イコライザーがTREBELEとBASSしかない!!

もちろん内部的にはMIDDLEもいじれるのですが、

中音域だけはこのディスプレイ上でいじるしかないのです。

MUSTANG GT 9
ちょっと面倒だな……。。。

上位モデルのMUSTANG GT100やMUSTANG GT200ではちゃんとつまみがあります!

はは〜ん、サイズを小さくするために省かれたか……ちょっと致命的やん。。。

持ち運べるハンドル


MUSTANG GT 16
VOXの最新アンプAdio Air GTのときにも思ったんだけど、

最近はこういうのはやってるのかな。

めちゃめちゃ持ちやすいぞ!!

でもアンプと言えばやっぱりベルトハンドルなんだよな〜。

ちょっとアンプっぽさがないような気がするけれど、こっちの方が持ちやすいからいいとしましょう。。

VOX/Adio Air GTの機能や音質のレビュー!【Bluetoothすげぇ!】 | 萩原悠.com

アプリのトップページがバイオハザードwww


MUSTANG GT 27


なんでこの色合いにしたんだよwww

それだけ。

今更だけど動画を見てみよう!


本当に今更ですが、Fenderが公式で上げている動画を見つけたのでこれを貼り付けておきます!




この動画は他のメーカーの、無駄にスタイリッシュにしすぎて本当の音がわかりにくいようなものではなく、

動画内で実際にあーだこーだ言いながら音作りをしてくれてます。

そうなんだよ、こういう使い方するんだからこういう動画が一番ありがたいんだよねー!

また、こんな動画も見つけました。




こちらは、MUSTANG GTでシュミレートするアンプサウンドと、

その元となった本物のアンプのサウンドを比較するというものです。

これを聴くとこのMUSTANG GTがいかによくできているかがわかるとおもいますよ!


まとめ:MUSTANG GTはもはやスピーカー付きアンシュミ兼マルチエフェクター


さて、いかがだったでしょうか。

わたしが今回MUSTANG GTを触っていて感じたのは、

“もはやこれ、キャビネットのついたアンプシュミレーター兼マルチエフェクターだな……”

ということでした。

数年前までこんなに色んなことが出来るアンプなかったもんなぁ。

このスーパーなんでも出来るアンプの業界では、

MarshallのCODEFenderのMUSTANG GT、この2つが今キテますね。

機能においては割と同等。

どちらを選ぶかは割と好みで、マーシャルが好きかフェンダーが好きか、それでいいです!

CODE25は自宅用フルモデリングアンプとして最適!

ぜひともあなたにピッタリのアンプを手に入れてください!

小型アンプ記事一覧

それでは、最後まで読んでくれてありがとう!

萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!






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