どうも、YAMAHA THR信者の萩原悠です!
本日発表になりました新しいTHR!!
THR-Ⅱシリーズの紹介をしたいと思います!
- THR10Ⅱ
- THR10Ⅱ Wireless
- THR30Ⅱ Wireless
の3機種です!
5秒で説明すると…
・シールド不要、内蔵バッテリー、Bluetooth操作の完全ワイヤレスに加え、
30w出力、LINEアウト出来る、オーディオインターフェイス機能、Cubase AI付属、
と、Roland刀Ampを潰しに来た、まさに現代版”刀狩り”
THRとは
そもそもTHRとは、2011年にYAMAHAからリリースされた自宅練習用小型ギターアンプで、
わたしは、小型アンプ界最強、まさに業界を大きく変えた1台だと思っています!
暖かいサウンドとルックス、オールインワンなエフェクター。
オーディオインターフェイス機能、普通にステレオスピーカーとしてもなかなか優秀。
作った音をプリセットボタンに保存も出来る。
そんなわけであれから八年、
「自宅練習ならこれ買っときゃ問題ない!」
の頂点に君臨し続けたのがYAMAHAのTHRシリーズです。
THR-Ⅱシリーズ
そんなTHRが2019年10月、リニューアルします!
直感的で洗練されたデザインはそのままに、大きく変わったワイヤレス周りの機能。
サウンドの幅も広がって更に理想のプレイが可能になります!
04 Limited SazabysのHIROKAZさんも大絶賛してますね!
3つのアンプモード
この画像はこれまでのTHR。
- CLEAN
- CRUNCH
- LEAD
- BRITISH HIGH GAIN
- MODERN
のアンプタイプに加えて
- BASS(ベースをつないでね)
- ACOUSTIC(エレアコをつないでね)
- FLAT(ただのスピーカー。シンセとかどうぞ)
の合計8タイプでした。
今回新しくなるTHR10Ⅱ、THR30Ⅱでは
5タイプのアンプx3つのモード=15種類のギターアンプサウンドが収録されます!
- CLEAN
- CRUNCH
- LEAD
- HI GAIN
- SPECIAL
の5つそれぞれに、
- CLASSIC
- BOUTIQUE
- MODERN
の3モードが選べるようになります。
上に貼った動画で04 Limited SazabysのHIROKAZさんも言ってましたが、
イコライザー的にこのモードを切り替えていくのが気持ちいいみたいですね!
(ちなみに、Bass、Acoにもそれぞれ3つずつのモードを収録しています。)
で、この3つのモードって、つまりこれまでのTHRが3つの製品を出していた、アレですよね?
THR10CとかTHR10Xとかあったじゃない!
YAMAHA / ヤマハ THR10C ブティックコンボアンプ
posted with カエレバ
あれがブティークモデルとモダンハイゲンモデルだったから、
つまりはそれらのすべての音がこれ1台で出る、そういうことですよね!
うわー太っ腹!
これまでTHR10(普通のつまり”クラシック”に相当?)とTHR10C(ブティークモデル)で迷ってどちらかを買った人は悔しいですよねぇ。。
BluetoothとWi-Fi、充電式バッテリーによる完全ワイヤレス!
小型アンプのワイヤレス化はここ5年くらいで劇的に進みました。
THR10が他社製品に遅れていたのはもはやここだけだったと言ってもいい!
そんなワイヤレス機能、全部入りになりました!
ワイヤレスレシーバー内蔵のため、LINE6のワイヤレストランスミッターG10Tを使えばシールドから解放されます!
(THR10II Wireless,THR30II Wirelessのみ)
ちなみにこのG10TをTHRに挿しておくことによって充電出来ます。
つまり、弾き終わったらTHRに挿しておいて、弾きたいときにそこから引っこ抜いて使えば充電されてるってことですね!
また、THR自体にも充電式バッテリーを搭載したため、
フル充電ではコンセントに繋ぐことなく5時間のワイヤレス駆動が可能です!
もちろんアダプターも使えるよ!(付属します)
ちなみに、離れて弾くことは出来てもアンプをいじるときに結局手が届かないといけないのであれば意味がありません。
THRはiOS/Androidアプリ”THR Remote“を同時リリースし、
スマホ画面でアンプの操作が出来ます!
もうアンプは手の届かないところに置いておいてもいい!
ちなみに、Bluetoothオーディオにも対応しているため、
スマホから音楽を流すワイヤレススピーカーとしても使用可能です。
なんというストレスフリー!
(Bluetooth機能はTHR10II、型番にワイヤレスとつかないモデルでも搭載されています。)
オーディオインターフェイス機能。Cubase AI付属
今や音楽の楽しみ方の中でもとってもスタンダードになったPCとの接続。
作曲ソフトに繋いでギターをレコーディングするもよし、
パソコンの外部スピーカーとしてTHRを使うもよし。
USBケーブル一本で簡単に接続出来ます!
とは言え作曲ソフトを買ってまでやりたいわけでもないし……
ご安心ください。
なんと、国内最大のシェアを持つDAWソフトCubaseが無料で付属します!
いぇーぃすごい!
内蔵ソフトの少ない下位版ではありますが、
音質が悪いわけでもないし、ドラムやベース、ストリングスやピアノなどの一通りの音も収録されていて、ちょっとデモ音源を録りたい、
バッキングトラックを作りたいなんてときには十分すぎるソフトです!
エクステンデッドステレオ
初代THRからすごいなと思っていたのは、ステレオスピーカーとしての性能です。
さすがはホームシアタースピーカーなども手掛けているYAMAHAさんの技術!
この小さなスピーカーから出てるとは思えないワイドでステレオ感のあるサウンドなんです。
内蔵エフェクターのホールリバーブをかけてみてください、マジでびっくりして「え?」って言っちゃうと思いますww
多彩なエフェクト
THRには揺れモノ系や残響系のエフェクトも搭載しています。
どちらもワンノブでいじるだけですが、これが絶妙にいい感じの設定になるので気持ちいいです!
コーラスならこんな感じでしょ?強くかけたいならこういうことでしょ?
ホールリバーブうっすらかけたいならこんな感じ、ノブで上げていくとリバーブ量とリバーブタイムを同時にうまいことやっておくよ。
そんな超便利なエフェクトです!
THR-Ⅱシリーズは3モデル
新しいTHRは3モデル。
30W出力で完全ワイヤレス仕様のTHR30Ⅱ Wireless。
20W出力で完全ワイヤレス仕様のTHR10Ⅱ Wireless。
20W出力でワイヤレスレシーバーと内蔵バッテリーを持たないTHR10Ⅱ。
今までのTHR10って5w+5wで10Wなのに対して、新しいTHR10は10w+10wの20w仕様になってます!
このパワフルさは大音量を出すためだけでなく、
中程度の音量のときに意図せぬ歪みや音割れを防ぐのに効果絶大です。
現にこれまでのTHR、特にコーンの小さいTHR5(実はこれも10wだった)なんかはボリュームを上げていくと筐体がバリバリ行っちゃって気持ち良く鳴らせなかったものです。
そういえば電池駆動はできなくなった
初代のTHR10では背面に単三電池を入れるスペースがありましたが、
THR-Ⅱシリーズでは廃止になったようです。
充電式バッテリーを入れるためのスペース作りかな?
初代THRは単三電池で最大7時間だったのに対してTHR-Ⅱシリーズは充電式で5時間、
なんやねん減ってるやないかい思ったけど違うわ、
アンプの出力大きくなってるから消費量が違うのは当たり前だわ!
むしろ30wのアンプを乾電池で使おうって方が厳しいことかもしれませんねww
まとめ:自宅練習用アンプはさらに次のステージへ!
2011年にリリースされたTHRはまさに自宅練習用アンプの革命でした。
その実力も評判も全く衰えていないのにこの度リニューアルされたTHR-Ⅱシリーズ。
シールド不要、内蔵バッテリー、Bluetooth操作と言えばRolandの刀AMPが成し遂げていましたが、
YAMAHAがついに追いつき、これは追い越したと言ってもよいのでは?
2019年10月発売、これはまたひとつ革命になりそうです!
あ、来年のお花見に持っていくのがいいのか?
最後まで読んでくれてどうもありがとう!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!
THR10II
→サウンドハウス ¥35,200-
→サウンドハウス ¥35,200-
THR10II Wireless
→サウンドハウス ¥52,800-
→サウンドハウス ¥52,800-
THR30II Wireless
→サウンドハウス ¥59,440-
→サウンドハウス ¥59,440-