どうも、やっぱりアンプはマーシャルでしょ!萩原悠です!
みんな大好きマーシャルアンプ、その中でもなにが一番好きですか?
ぶっちゃけたところ、JCM800じゃないですか?
この度、マーシャルが新しくStudioシリーズというラインナップを立ち上げ、
その中に含まれているんです、
JCM800を小型化した製品が!
自宅ソロライブ派も宅録派も、学生サークルもセッションバーも、
これを機に本物のJCM800サウンド手に入れませんか?
SC20Hというヘッドタイプと、
SC20Cというコンボタイプの製品の紹介です!
マーシャル JCM800とは
そもそもマーシャルといえば、イギリスの老舗アンプブランドで、
エレキギターの歴史、ロックの歴史を支えてきたと言っても過言ではないブランドです。
中でも、現在までずーっと大人気であり続けるアンプがJCM800。
それまでのアンプより更に歪むようになったこのアンプは当時世界中のギタリストを虜にしました。
のちにこれよりも歪むアンプってのはいくらでも出て来ることになるのですが、
歪めばいいってもんでもない、むしろ歪みすぎないところ、
ギターの色を残してくれるところがJCM800のいいところでしょうね。
ピッキングニュアンスも残ってて、ギターのボリュームへの追従も絶妙と。
そんな数々の”ちょうどいい”具合が、現在でも人気な理由でしょうね。
そのJCM800のサウンドが?
正式に小型化?
それが今回リリースされたStudioシリーズSC20という製品なんです!
先日発売となった輸入ブランドMarshallのSTUDIOシリーズですが、100Wモデルと比べるとサイズはこのようにコンパクト!
— Yamaha Guitar Japan (@yamahaguitar_jp) 2019年3月7日
欲しいなぁ。。。 pic.twitter.com/9saPI81yfL
Studioシリーズ
2019年2月、マーシャルが新しいアンプのシリーズ展開を始めました。
それがStudioシリーズ。
歴代マーシャルアンプの中でもトップクラスの人気を誇る往年の名機を、
現代のニーズに合わせて小型化したというシリーズで、
サイズは2/3程度、そして出力は20ワットと5ワットを切り替えられるというモデルです。
しかもちゃんと真空管入り、アジアの格安工場ではなく本家イギリスで生産されています!
(ちなみに、このリリースに合わせて以前から好評だったmini JubileeもStudioシリーズって括りになるそうです。)
Studio Classic
JCM800を再現したStudioシリーズのラインナップは、Studio Classicという名前になります。
サイズが小さいとは言え、こうやって局所的に見るともうマンマJCM800ですよね!
見ての通り、イコライザーとかは本家のままですよね!
サウンド自体も……
本家よりちょっと歪むかな、これが現代風にリメイクしたStudioシリーズってとこなんでしょうね。
でも実際のサウンドカラーはまさにJCM800です。
20ワット/5ワット
Studioシリーズは20ワットと5ワットを切り替えることが出来ます。
JCM風の電源部分、スタンバイスイッチを上にあげると5ワット、下に下げると20ワットでの出力になります。
これは他のブランドのパワーアッテネーターよりももっと厳密に音量だけを落とすパワーリダクションという技術で、
大音量で鳴らしたときに得られるあのドライブ感を保ったまま5ワットの小型アンプレベルの出力にまで落とせます。
背面パネル
最近のこのクラスのアンプとしては既に珍しくはないですが、
エフェクトのセンドリターン端子があり、D.Iアウトもついてます。
D.I.アウトってのは、つまりこのままミキサーにつないでもメインスピーカーから出してもいいし、
オーディオインターフェイスにつないで録音しちゃってもいいってもいいってことですね。
宅録でどんなにアンプシミュレーターのセッティングにこだわったとしても、
こうした本物のアンプサウンドには敵いませんよね。
そんなSC30は、ヘッドタイプのSC20HとコンボタイプのSC20Cがあります。
ヘッドタイプSC20H
こちらがヘッドタイプのSC20H。
画像だけ見るとよくわからないけれど、サイズは 高さ240mm 横幅510mm 奥行き240mm と、
通常のマーシャルのヘッドはだいたい横幅が750mmくらいあるので、ちょうど2/3くらいです!
重量は9.4kg、それこそ本物JCM800は20kg以上あるので、それに比べたら大分軽くなりました!
宅録派はこちらで十分かもしれません。
コンボタイプSC20C
こちらは一体型、コンボタイプのSC20Cです。
出力サイズやツマミなどはヘッドと全く同じです。
これひとつでがっつりマーシャルサウンドなので、
省スペースで鳴らしたいバーとかではこちらの方がいいかもしれませんね!
キャビネット SC112,SC212
主にSC20Hで使う用のスピーカーキャビネットとして、SC112とSC212が同時リリースされます。
お手軽サイズのSC112、そしてマーシャルらしいスラントの入ったSC212。
どちらもSC20Hに最適なチューニングがされています。
まとめ:これこそマーシャルの歪みよ!
さていかがだったでしょうか。
アンプの歪みといえばJCM800ですよ。
そんなサウンドがワンサイズ小さくなったStudioシリーズで手軽に再現出来るとあればこれは嬉しい。
フルサイズのマーシャル買うより安いですしね!
予算の限られている大学サークルさんとかにも大人気になるんだろうなぁ。
最後に、今回SC20と同時に、SV20という、1959マーシャルを小型化したアンプも同時リリースされています。
それとの比較動画がありましたので、自分はどっちのマーシャルが好みなのかなと、聴き比べてみてはいかがでしょうか!
アンプも小さいんだろうけれど、多分これはおっさんたちがデカいのもあると思うwww
ってことで今回はこのへんで!
最後まで読んでくれてどうもありがとう!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!