どうも、最近初心者さんへの買い物アドバイスも正式にお仕事のひとつとなった萩原悠です!
それもとある企業に雇われてなので若干大人の事情で扱うブランドなどに偏りがありますが、
このサイトでは自由にしていいという契約になってますので!
ここではこれからも本当におすすめの機材やギターを紹介していきます!
さて、今日は!
今まで一度もやってなかったみたい。
ベースです!
エレキベース!
初めてのベースにはコイツがおすすめです!
GIO Ibanezの
GSR320,GSR370!!
Ibanez
アイバニーズ(Ibanez)は愛知県名古屋市に拠点を構える星野楽器が保有するブランドで、
その歴史は1908(明治41)年、星野書店の楽器部新設から始まります。
「なぜ書店で楽器が?」
とも思いますが、
「教科書など学校の教材を扱う上で、音楽の教材としてオルガンなどの楽器が求められた」
という背景のようです。
このIbanezのラインナップの中で、特にベースで有名なのはSRというシリーズです。
SR300という3万円代の初心者モデルから、SR500あたりの中級者モデルを経て、SR5000という30万円近いモデルまで、幅広く展開しているIbanezベースの主要ラインナップです。
(ちなみに、わたしが学生DTMerだった頃に買ったのはIbanez SR500でした。)
で、今回お話するのはGSRというシリーズ!
GSRとはGioシリーズのこと
そう、今日紹介するのは正式にはIbanezのモデルではなく、GIO Ibanezという廉価版のモデルです。
日本のメーカーIbanezが、もっと幅広い層のユーザーを取り込もうとして思い切って作ったエントリーユーザー向けのラインナップです。
GioシリーズのSRシリーズ、それをGSRシリーズとして作っているわけです!
おわかりかな?
つまりまぁ実際やたらと安すぎるモデルとかも作ってます。
でもさぁ〜、いくら安いからってあまりにも作りが悪いのとか音が悪いのは嫌ですよね。
Ibanezは作りが結構いい方なんだけども、それでも激安モデルに関してはどうしてもね。。。
ってことで!!
僕が一番コスパがいいと思っているのは!
GSR320,もしくはGSR370です!
GIO Ibanez GSR320
サウンドハウス:税込24,624円
Gio Ibanezの中でも中程度の価格帯のものです。
小ぶりなボディにジャズベスタイル。
色は白、赤、黒、サンバースト、の4色。
伝統的なサンバーストやシンプルな黒、メタリックレッドもいいけど、
個人的な好みは実物見ると結構綺麗な白です!
小さめボディで可愛い白、女子に持って欲しい!
サウンドハウス:税込24,624円
GIO Ibanez GSR370
サウンドハウス:税込27.864円
実はこれ、GSR320と全く同じです。
違うのは見た目のみ。
ネット上の画像だとわかりにくいと思いますが、ボディ表面に杢目が見えています。
これ、プリントとかじゃなくて本当に天然の木の模様です。
美しいっしょ?
先日ギターのおすすめ記事のときにPACIFICA112を押したけど、そのときに
「PACIFICA212がかっこいいぜ!」
って書いたけど、あのときと同じ、見た目でテンションが上がる系のやつです。
実売価格で5,000円くらい上がるけど、それでも実はGSR370の方がおすすめだったりします。
→ヤマハ/PACIFICA112,212が初心者用ギターの最高峰!!
GSR320,GSR370のいいところ
それでは、さっきからちょいちょいいいところを紹介してますが、細かくお話していきます。
軽い!!
まず、めちゃめちゃ軽いんです!
バスウッド材を使った軽量ボディ。
そりゃベースってのは本体の重量とサウンドの低音感はちょっと比例するところがあります。
つまりボディが軽いってのはすなわち低音が少ないということにもなるのですが……
言うほどでもありません。
ベースに慣れてきたときに弾き比べると違いがわかるっていう程度です。
その程度だったら、軽さを取ってもいいと思います!
ネックが薄い
これはGSR320,GSR370だけでなくIbanezのギター、ベースに総じて言えることなんですけど、
他のメーカーに比べて格段にネックが薄いんですよ。
速弾き系のギタリストさんたちもIbanezのこのネックが大好きって方いっぱいいますよね!
ネックが薄いということは、その分握りやすいわけです。
特に手の小さい女性なんかにしたら最高っすよね!
スタンダードなジャズベーススタイル
エレキベースは大きくわけてジャズベースかプレシジョンベースに分かれるわけですが、
このGSR320とGSR370はジャズベースの方です。
厳密に言うとこのジャズベースとかプレシジョンベースってのはフェンダー社の言い方なので正確にはジャズベではないのですが、
このピックアップ配列、細長いマイクが二つ並んでてそのそれぞれの音量バランスを取るというスタイル、これはまさしくジャズベ。
プレベ式よりも音作りの幅が広く、どんな音楽にもマッチします。
最初はそんなのよくわからないと思うけれど、わかってきたときに
「あ、ジャズベにしといてよかった!」
ってなるかと思います。
【関連】
→ジャズベとプレベの違い
→初心者にジャズベースをおすすめする2つの理由
塗装も割とちゃんとしてる
安いギターやベースって、とかく塗装も残念なものです。
しかし、GSR320,GSR370は、割といいです!
すごく丁寧で惚れ惚れするというレベルではありませんが、この価格帯ではとてもしっかりしていると思います。
特にGSR370の方は5万円くらいまでで見ても結構いい方だと思います!
GSR370の杢目調がめちゃめちゃクール!!
先ほど、GSR320とGR370は見た目以外全く一緒だと言いました。
でもね!
見た目大事だよ!
GSR370はめちゃめちゃかっこいいよ!
一番のおすすめは、TMS、マリンカラーです!
でもマリンって何色?
青?緑?
もちろんどっちとも言えない絶妙な色を作り出してるからこその”マリン”なんだろうけど……
GSR370 TMSは青なのか緑なのか
(注:このサイトの管理人萩原悠は色弱という、色の違いが分かりにくい体質を持ってます。色に関してはちょっと無責任に書いているところがあります。ご了承ください)
実はこのGSR370のTMS(マリン)は、個体差がすごくあります。
音の個体差はまぁ楽器として当然なんだけど、色。
結構違います。
実際に複数本並べて見させて頂きました。
なんなら別の商品じゃんwwww
これは実際星野楽器さんにも直接伺ってみたのですが、
以下のようにお返事を頂きました。
「毎回同じように塗装するのが難しく、そのときのロットによってどうしても違ってきてしまいますね。
いや、むしろ同じロットでも微妙に違ってきます。」
とのことでした。
おぅふ……マジか!
ですので、ネットでの購入の際は気を付けましょう、通販サイトでは送られてくる個体の写真を載せている企業は少ないです。
TMSに関してはカタログ写真とかもあてになりません。
「どうしても青っぽい個体がいい」などのこだわりがありましたら、ちょっと慎重になった方がいいかもしれません。
(ちなみに、私は星野楽器さんと直接お話も出来ますので、色の好みとかあったら相談乗りますよー)
あ、TYS[イエロー]やTRS[レッド]、TKS[ブラック]に関してはほとんど個体差がありません。ネットの写真で見るその色が手に入ると思いますよ!
(再注:このサイトの管理人萩原悠は色弱という、色の違いが分かりにくい体質を持ってます。色に関してはちょっと無責任に書いているところがあります。ご了承ください)
豊富な付属アクセサリー
GSR320、GSR370をおすすめするもうひとつの理由がこれ!
割と色々付いてます!
まずはソフトケース、これはぶっちゃけ大体どんなギターやベースにもついてます。
が、結構丈夫です。
同価格帯で比較すると、フェンダーの直径ブランドであるスクワイアーとかについてるやつよりよっぽどいいです!
両肩で背負えるやつだし!
あと、ほかについてるのは、これです!
(協力:星野楽器販売)
- ケーブル
- ピックx2
- チューナー
- ストラップ
- クロス
- (ポーチ)
はっきり言ってそれぞれがそんなに高品質なものではないけれど、買うと2,000円くらいはするような便利セットです。
もらえるんだからもらっておくといい!
まとめ
さて、いかがだったでしょうか。
超ハイコストパフォーマンスのGSR320、
そして見た目がカッコイイGSR370、
初心者の方がベースを始めるのには最高だと思います!
未来のスーパーベーシストとなるあなたが、初めの一歩をコイツと一緒に踏み出せますように!
そしてスーパーベーシストとなったあなたが、ギャラの一部を私の口座に振り込みますように!
それでは!今日も最後まで読んでくれてありがとう!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!
アマゾンや楽天では各店舗がいろんなセット販売をしてて、初心者さんにはとってもおすすめ!
特に、アンプも一緒についてるセットはどれもめちゃめちゃお買い得です!
Ibanez GSR370 初心者セット
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【関連】
→ジャズベとプレベの違い
→初心者にジャズベースをおすすめする2つの理由