どうも、ほとんど自宅レコーディング時くらいしかギター弾かない萩原悠です!

今日は僕が一番最近買ったエフェクターについてです!

その名も!

Triangle Buff

そう、人生初ファズエフェクターなのです!!


TriangleBuff 2

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Triangle Buff


僕ね、ファズって初めてなんですよ!

今まではこのクソみたいな音のよさが理解出来なくて。

でもあるときね、知人がそんな僕のためにファズ祭りを開いてくれまして!
ありったけのファズを持ち込んでスタジオで聴き比べさせてくれたんです!

TriangleBuff 99
(↑これが半分、もちろん私物だぜwww)

その結果、自分はTONEBENDERでもFuzz Faceでもなく、Big Muffが好きなんだということになりました。

しかもロシアンマフね、アメリカ製のビッグマフではなく、一時期ロシアで作ってた時期のやつ。

つまり、もうとっくに廃盤になってるんですよ。

中古で探しても、こういうときに限って市場に出て来ない。

その最中にもあちこちの楽器屋さんに行ってファズを試しまくる日々。

そんな中ですよ、出会ったのが今日紹介するこいつです。

MOOERTriangle Buff!


TriangleBuff 8

MOOERとは


MOOER



MOOERというブランドのものですが、僕はこのブランド知りませんでした。
でも結構有名みたいね、小型でリーズナブルで意外と性能のいいエフェクターを沢山作っているようです。

オリジナリティ系というより、名器の再現シリーズに定評があるとのこと!

チューブスクリーマー系とかブルースドライバー系とかRiot系とか。

そのラインナップのひとつ、このTriangle BuffBig Muffを再現したモデルです!


Triangle Buffの音を聴いてみよう!





ちょうどいい感じの動画がありましたのでそちらを貼り付けます!

前半は適当にセッションっぽいことしてますが、後半(4:20〜)がわかりやすくつまみを動かしてくれてます。

いい感じにミーミー言ってたりバシャバシャしてたりするでしょ?

特筆するほどではありませんが、割と広めの音作りが出来そうですね!



Triangle Buff サウンドレビュー


それでは、萩原悠がTriangle Buffを使ってみての感想です!

小さい!


いきなり音に関してじゃなくて申し訳ないのだけれど、このシリーズの一番の魅力はこの小ささ!

めちゃめちゃ助かります!

自分も最近はまたコンパクトエフェクター派に戻ってきて、足元にいくつか置いているのですが、
もうこの小ささじゃないと入らなかったからね!


TriangleBuff 9
汚くてごめんwww

一番右にちょこんとはまってるやつです!


非ギタリストにもわかりやすいように、こんな感じで紹介しましょう!

TriangleBuff 5
ね、めちゃめちゃ小さいでしょ!

500円玉3枚分かよ!


音質 意外と扱いやすい


さて音に関してです。

実はコイツ、割と扱いやすい音がします。

ファズというとどうしてもぶっ飛びすぎてて手に負えない系とか、ぐしゃぐしゃ過ぎて聴くに堪えない系とか、まぁ色々ありますが、

このTriangle Buffは割と優等生!

たしかに歪み方はBig Muff系列の音!
Tonebender系でもない、Fazz Face系でもない、
まさにこれはビッグマフ。

けれども正直本家のビッグマフほど大暴れしない感じです。

なんならProcoのRAT2とBOSSのDS1を直列で繋いだらこんな感じになるんじゃないかっていうww

RATが結構ファズっぽいとは言われるけれど、つまりこのTriangle Buffは設定次第では潰れすぎたディストーションくらいあの音も出せます。

もちろんピ〜キーでブーミーでグシャグシャな音も出せます!
色々設定を模索するのがよいでしょう!

Big muff聴き比べ!


これまたYouTube上に素晴らしい動画があったので拝借します!




右から順に
本家 Big muffのフィルター付き(サウンドハウス)



本家のちょっと小さいBig Muff(サウンドハウス)


そして本日の主役、MOOER Triangle Buffです。

どうです、たしかに一番右のやつほどゴミみたいな音(褒め言葉!ファズにとっては褒め言葉!)はしないけど、
一番気持ちいい部分は抑えてるでしょ?

むしろ真ん中のnano Big Muffより全然いいでしょ!

しかし最近はこういうマフ系も安くなったもんだね!嬉しいね!


Triangle Buff つまみのセッティング


TriangleBuff 4
さて、それぞれのつまみを紹介しますね。
まぁ基本的なファズなんで説明しなくてもわかると思いますが!


SUSTAIN


ファズらしいのはこのSUSTAINってつまみですよね。
サスティンというのは本来音の伸びのことですが、ファズにとってこのサステインというつまみは歪みの量、つまりゲインに相当するつまみであることが多いです。

たしかに、ゲインを上げていく、歪みを増していく、それはつまり音が潰れて結果的に音が伸びることになるので、そういう意味でのサステインなんですかね。

このあたりの由来までは、さすがにちょっと自分ファズ初心者すぎてなんとも……m(_ _)m


TONE


ファズにおいて、おそらくサステインよりも重要なのがこのトーンつまみ。

原理はオーバードライブとかディストーションとかと同じです。
音の明るさフィルター。

これは萩原悠の持論なのですが(ファズ初心者って言ったばかりだけど!!)、
ファズにとって、この明るさフィルターをどれくらい開けるのか、
それは歪みの深さよりも重要です。

どの帯域で歪ませるのか、


VOLUME


もちろん普通の音量です。

ファズはとにかくセッティング次第で低音がボオオオオオオって押し寄せたり、高音がピキィイイイって突き刺したりするので、このレベルのセッティングは他のエフェクターよりも難しいかもしれません。

バンドで使うなら、くれぐれもアンサンブルの中でどれくらい聴こえるかを確かめながら微調整してくださいね!


めちゃめちゃ安い


コンパクトエフェクターって、BOSSの一台一万円ってのがなんとなくな基準な気がするんです。

デジタル系とかで機能が沢山あったり、ハンドメイド系ですごく台数がそんなに作れないモノは2万〜5万円くらいになるけれど。

そんな中このMOOER Triangle Buffは!


めちゃめちゃ安い!

1万円を余裕で下回る価格!

これならすごく手軽に買えるのではないでしょうか?


わたしがTriangle Buffを買った理由


そもそも、なんで僕が今まで一度も買ったことなかったファズを買ったのか。

それはですね、最近手がけた楽曲でどうしてもファズの潰れ方を使いたかったからなんです。
ホンの4秒だけなんだけどwww

でもその4秒の部分、どうしても手持ちのエフェクターじゃダメだったんです。
アンプシュミレーターでもない、ビットクラッシャーでもない、
RAT2でもGain Fxxkerでもない、もちろんMETAL ZONEなんて論外……

もうこれはファズを買うしかない!

そう思ったのです。

そこから理想のファズ探しが長くて、
僕にファズ祭りを開いてくださった方や、色々相談に乗って頂いてる楽器屋さんの手を借りて、
ついに出会ったのがこのTriangle Buffだったというわけです。

実は中古だったからもっと安く買えちゃったんですよねー。

巡り合わせの奇跡に感謝!

ちょっと味をしめちゃったので、これからはそこそこの頻度で使っていきたいと思います!

MOOER Triangle Buff 総評


そんなわけで、Triangle Buff、すごくいいです!

もちろん本家ビッグマフにはかないません。
あの暴力的なまでの低音はこれでは再現できてないと思います。

でもね、この小ささと安さですから。

サイズ的にはビッグマフの1/6くらいなんじゃない?ww

完全に自宅制作だけだったら気にならないけど、このサイズなら気軽にライブの足元にも配置できます!

さすがに小さすぎて電池を入れるスペースがなくなり、DCオンリーの電源供給ですが、絶対使える!

今後の活躍もお楽しみに!

ってことで、今日も最後まで読んでくれてありがとう!

萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!