どうも、萩原悠です!
今年は毎週土曜日に”今アツイ機材”をレビューしていきます!
で、今日はですね、なんと本日発売!
KORGが発表した歴史に残るシンセサイザー、minilogueをご紹介します!
(※追記:専用ケースも発売になりました!最下部に記載してます!)
クリックで該当箇所までスクロールします。
minilogue
KORGがNAMM Show2016で仕掛けてきたのがこのminilogueです。
むしろ今年のNAMM Show、全メーカーの中で一番の目玉なのでは??
そんなminilogue、いったいどこがどのようにすごいのでしょうか。
ちょっとだけ触らせてもらってきたのでお話します!
(追記:この記事は2016年に執筆しましたが、その後結局購入しまして、ページ内で色んな時系列のことが入り乱れてしまうことをご了承ください(>人<;))
アナログシンセサイザー
このminilogue、見た目はすごくデジタルシンセっぽくないですか?
違います、アナログなんですよ!
実際音を聴いてみると、やっぱりデジタルとは全然違いますよ!
本物です!
フィルターの汚れっぷりとか、すごく心地いいです。
それでいて初心者にも簡単に扱える操作系統、絶対絶対おすすめです!
デモムービー
とりあえずこれ、なんか王道な感じで、とりあえず見ておいてw
わかりやすさで、一番実用的なのはこの動画です。↓
そんなに早口でもないし、おすすめ。
この人のファンキーさwww↓
多分、今日(1/30)が発売日だから、これからこのminilogueを使った動画がたくさん出てくるんだろうな。
4音ポリ
これすごいっすよ?
当時のアナログシンセサイザーって言ったら和音なんて出せなかったんです。
つまり今で言うモノシンセってことです。
最近は色々技術の進歩で2音まで出せるようになったりってのあったけど、
このminilogueでは4音!!
すごい、ほんとデジタルシンセみたい!
ちなみに、ボイスモードはこんな感じで色々選べます。
- POLY 4ボイスのポリシンセ
- DUO 2ボイスユニゾンx2ノポリシンセ
- UNISON 4つがユニゾンになるモノシンセ
- MONO サブオシレーター付きのモノシンセ
- CHORD コードで発音する
- DELAY ボイス1より遅延してボイス2,3,4が発音される
- ARP 最大4音のアルペジエーター
- SIDE CHAIN 発音時に直前のボイスの音量が下がる
デジタルシンセかよ!!!
波形が見れる
面白いなぁ〜。
なにこれめっちゃわかりやすい!
音ってのは波の形によって音色が変化するわけで、でも実際そんなに細かい形まで気にしてないっていうか、
可視化するのってオシロスコープでも持ってないと無理だったわけですが、
それがまさかのシンセに内蔵とは!
もちろんアナログシンセは波形見ながら音を作るってわけではないですが、
キャリアの音にどういう変化が起きてってってのが視覚的に見れるってのはこれすごく面白いです!
2オシレーター、1LFO、2EG
このあたりは基本的な作りですね。
VCO1とVCO2を別々に作ってミックスする普通な使い方の他に、
VCO2をクロスモジュレーターとして使ったりリングモジュレーターとして使ったりできます。
そんでもってエンベローブジェネレーターはアンプ専用のが一機とそれ以外にもう一機。
操作頻度の高いフィルターのカットオフフリーケンシーのつまみは他のに比べて大きいですね!
ベンダーが気持ち良い!
実際に触ってみて、このベンダーがめちゃめちゃ気持ち良いです!
動き、感触はもちろんなのですが、実はこのベンダー、なにをアサインするかが簡単に選べます。
普通のピッチベンドにしても、上に半音、下に2音とかそういう事できるし、
フィルターのかかり具合とかディレイの送りとかをここにアサインすればもっと面白いことできますよね!
ちなみに、中でベンダー自体を中央に止めてる針金が見えちゃうとことかなぜだかすごくゾクゾクしますww
100種類のプリセット、+100のユーザーバンク
アナログのくせに……こんなに沢山のプリセットを持ってるなんて!
こういうところが”最近のアナログシンセ”って感じで使いやすいですねぇ。
最高です。
しかもプリセットの音色、シーケンスパターン、どれもが初めからカッコイイ。
購入初日はプリセットだけで酔いしれましょう。
美しいボディ
はぁ〜ん美しい。。。
フロントはアルミボディですが、
リアにはウッドパネル。
高級感漂う装いです。
ただただ美しい。
オーディオインプット
このオーディオインプットになにか曲を入れると、そこにminilogueのフィルターがかかります。
というよりなんだこれ、どういうことなんだろ、それをオシレーターとして使ってる扱いになるのかな。
多分VCO部分に合流する感じになってて、VCF以降はがっつりとシンセサイジングの恩恵を受けます。
つまりこのminilogueがKAOSS PADを楽々と超えるすげぇ気持ち良いエフェクターになるということです。
だってアナログだもんなぁ〜そりゃ気持ち良いよ!
説明して下さったKORGの方もイマイチこの部分の原理がわかってなかった感じでしたが、
これはみなさん絶対にやったほうがいい!
Sync
これは他のシンセとリズムの同期が取れるってやつです。
Volcaシリーズとか、SQ-1とか、ELECTRIBEとか!
単体ではイマイチ使い道の難しかったSQ-1、Volca bass、Volca beats……
お待たせしました、楽しい仲間の登場だよ!!
どうでもいい話
このminilogueですが、
電源を入れて立ち上げてるまでの間に、オシロスコープを表示させるELディスプレイでブロック崩しゲームができますwwww
なんか、古き良きナムコゲームみたいですww
minilogue 安い!
50,000円!!
めっちゃ安い!
minilogueは12万とかでも全然売れるんじゃないかと思ったけど……想像の半分以下?
そういう時代?
KORGパイセンはんぱねぇっす!
サウンドハウス
(追記:2018年現在、もっと安くなってて41,500円!!すごい!!)
追記:専用ケースSC-MINILOGUEの発売!
(この部分は2016年6月24日に書いてます。)
なんと!
minilogueの専用ケースがリリースされるそうです!
よっしゃー!!
そっすね、このminilogueはコンパクトで嬉しかったけども、同じサイズのシンセがない故にピッタリのケースがなかったんです。
ってことで、遂に専用ケースが発売されるぅー!
サウンドハウスも含めてどこも大体同価格、8,000円台中頃なんだけど、唯一8,000円を切るショップを見つけた!
KORG SC-MINILOGUE MINILOGUE用キャリングケース |
一応サウンドハウスも。
他のショップはこちら。
これを持ってないと、わたしみたいに買ったときの外箱に入れてライブハウスまで持ち運ぶことになりますwww
こいつ用のケース持ってなかったので、ハコで持参しました。今日はライブサポートです。 pic.twitter.com/Ik5yiKrh6V
— 萩原悠 (@hagiwaraU) 2018年6月4日
ケース付き!!
→サウンドハウス ¥50,000-
→サウンドハウス ¥50,000-
今サウンドハウスならケース付きでこの値段です。
一度でも外に持ち運ぶことがありそうなら、ケース付きをおすすめします!
追記:生産が追いつかず在庫切れ
もし購入を検討している方は予約が必要ですね。
2018年現在、一応在庫は安定してきているようです!
一緒にアナログシンセデビューしませんか?♪
まとめ。minilogueは歴史に残るアナログシンセサイザーだ!
KORGはこれまで、歴史に残るような偉大なシンセサイザーを沢山発表してきました。
もちろんそんなにヒットしてないシンセも沢山あります。
人知れず生産終了して、その後ほとんど話題にもならない。
割とそういう機種の方が多かったりします。
でもこのminilogue、確実に流行ります!
もしなにかで絶版になってもマニアが探し求めるレベルになります。
(追記:流行ってるーーー!!!w)
arp odysseyが今市場価格10万ちょいだけど、
あれより使いやすいし解りやすいし軽いし。
そう、軽い、2.8kg。
最近の流行りだと、これで電池駆動とかしちゃうのかと思ったけど、
それは無理だそうです。
むしろ電池を入れるスペースを削ってこのスリムさを選んだと開発部の方が言ってました!
これならマジでアナログシンセを持ち運べます。
ライブでもっと気軽に使えます!
是非皆さん、このminilogueでアナログシンセの虜になってみてはいかがでしょうか!
ってことで今日はおしまいです。
最後まで読んでくれてありがとう!
下のリンクから他のレビューも是非読んでね!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!
サウンドハウスも最近は送料無料だし、使い勝手いいね!
→KORG minilogue
追記:買った!
my new gear!!
— 帰って来た萩原悠 (@hagiwaraU) 2017年10月5日
ようやく手に入れました、アナログシンセサイザー!! pic.twitter.com/nONLZzx51Y
今日はこんな感じで、minilogue初めて持ち出しました。 pic.twitter.com/dXDrAeejOF
— 萩原悠 (@hagiwaraU) 2018年6月4日
またあとで細かく追記したいなぁ。