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AT2020,AT2035,AT2050の違いを比較!!【Audio Technicaのコンデンサーマイク 】

どうも、本当はギターよりも機材好きな萩原悠です。

ひっそりとレコーディングの依頼を受けるようになって早数年、

NUEMANNのU-87手に入れてからはすっかりそれに頼りっきりなわけですが、

学生の頃などは安いマイクでどうにかいい音で録れないかと試行錯誤しました。

今日はそのときに得た情報の一部をここにまとめておきます!

オーテクのコスパ最高コンデンサーマイクシリーズです!!


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Audio Technicaとは


日本のオーディオ機器メーカーで、主に
ヘッドフォン、イヤフォン、マイクロフォン
で有名な会社です。

2016年リオデジャネイロオリンピックではAudio Technica製のマイクが使われるそうですし、

みなさんが何気なく使ってるイヤホンも実はAudio Technica製だったりすると思います。

そんな大手メーカーのAudio Technicaさん、

プロの現場で使われている本気マイクから初めての1本に最適な初心者マイクまで幅広いラインナップを揃えています。

今日はその中からAudio Technica20シリーズと言われている

AT2020,AT2035,AT2050

の機種による比較をしてみたいと思います。

Audio Technica_AT2020_
ざっくり言うと

  • AT2035が最初の一本には断然オススメ!

  • AT2020はもっと手軽に安価でコンデンサーマイクの音を体感したい方向け

  • AT2050はコンデンサーマイクの世界を割とがっつりと知っていきたい方向け(2本めのコンデンサーとかにもおすすめ)


AT2020、AT2035、AT2050の比較表


ではまず、データ的なところから。

2015年10月現在Audio Technicaさんの本家サイトに掲載されているデータをもとに、

本家よりもとてもわかりやすくまとめました!

(褒めてほしいとこw)


型番 AT2020 AT2035 AT2050
形式 バックエレクトレットコンデンサー型 バックエレクトレットコンデンサー型 DCバイアスコンデンサー型
指向性 単一指向性 単一指向性 可変(全指向性/単一指向性/双指向性)
周波数特性 20~20,000Hz 20~20,000Hz 20~20,000Hz
感度 -37dB -33dB -42dB
最大入力音圧レベル(1kHz、THD1%) 144dB S.P.L 148dB S.P.L 149dB S.P.L
S/N比 71db以上 82dB以上 77dB以上
出力インピーダンス 100Ω平衡 120Ω平衡 120Ω平衡
消費電流 2mA 3.8mA 4.7mA
質量 345g 403g 412g
スイッチ ローカット、-10dbパッド ローカット、-10dBパッド、指向性切り換え
付属品 専用スタンドマウント、
マイクポーチ、
変換ネジ
専用ショックマウント、
マイクポーチ、
変換ネジ
専用ショックマウント、
マイクポーチ、
変換ネジ
最安値は安定のサウンドハウス AT2020
AT2035 AT2050

Audio Technica_AT2020 さぁ、これを見たらもうどれを買えばいいかわかったね!


 


……とはならないよなぁ。


なので、一つずつ説明していきたいと思います。

ここでは細かいパラメーターの説明をするよりも、

どの機種はどんなことができるか

そして

どの機種はどんな人に向いてるか

という観点で話そうと思います。

申し訳ないけど出力インピーダンスとか消費電流とか省いちゃいます。

電気代の僅かな差とかが知りたい方はここでお帰りくださいませさーせん!


音質


マイクなんだからここが一番大事ですよね!

ざっくり言います。

普通な音です。

あまり色付けもない、鳴ってる音を素直めに録れます。

ノイマンのU-87とかAKGのC414とかの高級コンデンサーマイクに比べるとやっぱりちょっと一枚幕を張ったような奥まった感じがありますが、

今までSM58とかのダイナミックマイクしか使ったことのなかった方が使うと、

コンデンサーマイクの高域の抜けは感動的です。

細かいことを話すとAT2020とAT2035に対してAT2050だけマイクの仕組みから違うので、ワンランク上の音がします。

お金があるなら最低でもこのAT2050を手にいれるのがいいと思いますが、

おそらくコンデンサーマイクデビューして一年くらいはAT2020とAT2050の音の違いなんてわかりません。

むしろ、今日はもっと大事な部分をお伝えしたくてこの記事を書いております!


使い勝手、用途などの違い



見た目に違いはほとんどない


見ての通り、どれがどれだかさっぱりわかりませんww

なので見た目の満足感に差はでませんね。

でもよく見ると、上位機種になるほどスイッチが増えていきます。

このスイッチがとても重要なので細かく見ていきましょう!


ローカットスイッチ(AT2035,AT2050のみ)


ローカットスイッチとは、

Low(低音)をCut(切り落とす)ことの出来るスイッチです。

これをオンにすると普段楽音にあまり使われない低音を緩やかにカットすることが出来ます。

たとえば100Hz以下ってそんなに使わないんですよ。

その辺をカットするというわけです。

ヴァイオリンを録るとか歌(特に女声)を録るとかのときにはこれを入れておくと、

不要な空調ノイズだったりを省いて録音出来るのです!

もちろん録音した後にEQで削ってもいいんだけども、

どうせ要らない大人ので、この段階でカットしてしまうがよし。

ただし、本当に気をつけてほしいのは、

[低音のノイズだけカットする機能]

ではなくて、

[低音をカットする機能]

です。

この段階でカットしてしまうとあとから

「あ〜やっぱもうちょい低音残しておけばよかったなぁ。」

ってときに取り返しがつきません。

ご利用は計画的に!

(AT2020にはついてないのでご注意!)



-10dbパッドスイッチ(AT2035,AT2050のみ)


マイクの入力レベルってのは普通マイク側で操作するのではなく、

レコーダー(orオーディオインターフェイス,マイクプリアンプ)などで調整します。

が、そっちの音量を限界まで下げてもまだデカい音を録ることってのもあります。

例えばアンプの前に立てたり、

複数人で一本のマイクに向かってパンク風なコーラス入れたり。

音量がデカ過ぎるということはどうなるか、

そう!

クリップ(音割れ)します。

音割れしてしまった録音データはもう使い物になりません。絶対。

そんなときはこのパッドスイッチで防ぎましょう!

この機種だと入力レベルを10dB下げることが出来ます!

やったね!

これもAT2020にはついてなくて、AT2035かAT2050にのみ搭載されてます。


指向性切り換えスイッチ(AT2050のみ)


マイクには音を拾う方向があるってことはわかりますよね。

だいたいのマイクは前方向から音を録る使い方をしますが、

稀にそうでない使い方をすることがあります。

Audio Technica AT2050はその指向性を本体スイッチで簡単に切り換え出来るのです!


指向性は3タイプ。

A.普通に全面の音を拾う(AT2020とAT2035はこれのみ)
B.全面と後面を拾う
C.全方位からまんべんなく拾う

です。

Bはラジオの対談形式を一本で録れるとか、そういう面白い使い方が出来ます。

Cは…使ったことないけど、環境音の録音とか、それこそさっき書いた複数人での使用に適しているです。



本体スイッチ項目のまとめ


こんな感じです。

ぶっちゃけ、細かい音質どうこうよりこのスイッチ類だけで決めてしまってもいいと思います。


たしかにAT2020とかAT2035で採用されてるバックエレクトレット式よりも、

DCバイアス式の方が音はいいです。

が、そんなことよりも今までに紹介した

ローカット、パッドスイッチ、指向性切り換えの方が大事です。

覚えておいてくださいね!


選ぶ上でのちょっとした注意!


ちょっとした、って言ったけど、実はめちゃくちゃ重要だったりします。


専用マイクホルダーが同じじゃない!


これが一番ひっかけだと思う…

本当に気をつけてほしいです!

Audio Technica本家さんのサイトを見るとどれも専用のホルダーが付属することが確認出来ます。

AT2050のページには専用ショックマウントと。

AT2035のページにも専用ショックマウントと。

AT2020のページには専用スタンドマウントぬぁ!?

ちょっと違う!?

この”ちょっと”が大違いなんです。

ショックマウントとはこちらです。

7F57CD8B A603 404B A877 3F4581502FF3 よく見るやつですね。

マイクがゴムで宙吊り状態になってるのです。

(この写真は僕が普段使ってるやつだけど…汚ねえなww)

対して、スタンドマウントってのはこちらです。

65844184 53CA 4CAF BC1D 97BB74704FE1
おっとー。もっとよく見るやつですねwww


そう、つまり普通のSM58とかと一緒!!


もちろんこれでも普通に使えるのですが、

繊細で高感度がウリのコンデンサーマイクです。

振動とかがスタンドをマイクにノイズとして乗っちゃうんです。

ショックマウントのゴムがこの衝撃を殺してくれるってわけ。

AT2020だけはこのショックマウントホルダーが付属しない

これはとても大きなマイナスだと思います!

ちなみに、ショックマウントを単品で買うとなかなかいい値段、1万円くらいします。

audio technica/AT8449



是非セットになってるAT2035かAT2050にしておいた方がいいと思いますよ!


まとめ


音を拾うための機材なので本当はとても大切なのがこういう微妙な音質の差なのですが、

どれもエントリーモデルなので

何故コンデンサーマイクが欲しいのか
=どういう使い方するのか
=どういう機能があるのか
=スイッチ関係の有無


の方が大事だと思いますヨ!


ってことで冒頭のまとめをもっかい書きます。


  • AT2035が最初の一本には断然オススメ!

  • AT2020はもっと手軽に安価でコンデンサーマイクの音を体感したい方向け

  • AT2050はコンデンサーマイクの世界を割とがっつりと知っていきたい方向け(2本めのコンデンサーとかにもおすすめ)

以上のことを踏まえて、あなたに最適なコンデンサーマイクデビューを飾ってください!

なにか疑問質問訂正苦情などがありましたらコメントやLINEやTwitterなどでご連絡くださいませ!

それでは、今日も読んでくれてありがとう!

萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!

サウンドハウスの商品ページ(2016年1月,AT2050がすごい安くなってる!!)
▶︎Audio Technica / AT2020
▶︎Audio Technica / AT2035
▶︎Audio Technica / AT2050

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