どうも、萩原悠です!
コンデンサーマイクを使って声を録るときは(歌,セリフ問わず)ポップガードってもんが必要です。
それについては先日書かせていただいたのでそちらを見ていただくとして、
今日はそのポップガードの中でもわたしが愛用しているオススメ品、STEDMANのPROSCREENについて紹介したいと思います!
その効果は、特徴はどんなもんなのでしょうか!
えぇ、最高です!ヒーハーーー!!
→ポップガードの必要性と効果についてはコチラ!
→是非一緒に”リフレクションフィルターも揃えてね!”
ポップガードはSTEDMAN!
今回お話するのは、STEDMAN(ステッドマン)というブランドのポップガードPROSCREEN 101です!
定番中の定番なので皆さんもご存知かな。
アマゾンとか楽天とかで正規品を買うとやたら高い、8,000円くらいします。
STEDMAN PROSCREEN101 メタルポップガード
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でもわたしはサウンドハウスで並行輸入品を書いました。
並行輸入品だとそこそこ安くなるのだけれど、これまさかの4,000円代なのねwww
→サウンドハウス /PRO SCREEN 101
STEDMAN PROSCREEN101の特徴レビュー
では早速、こいつのどこがそんなにいいのか、お話していきます!
割と丈夫なメタル素材
網の部分、ポップをガードしてくれる部分がメタル素材になっています。
ちょっとだけ安くて布(ナイロン)製っていうポップガードもあるんですけど、あれはやめた方がいい。
絶対メタル主義DEATH!!
STEDMANのに限ったことではないですがメタル製は布製に比べて高域の減衰が少なく、よりクリアなサウンドになります。
しかも当然布よりも丈夫なので、ちょっとやそっとの利用じゃ壊れません。
また、水洗いが出来るってのも大事なポイントです!
日々ボーカリストたちの熱い熱いツバをうけ続けているポップガードです。
たまには洗ってあげましょう。
→機材メンテナンス2016
ポップノイズが本当に起こらない!
STEDMAN PROSCREEN101の最大の長所はなんと言ってもこれ!
布製とかでは絶対出来ない機構になってます。
そもそも布製はそのまま”ろ紙”みたいな感じで息の風を遮りますが、
STEDMANの PROSCREEN101はすごいっすよ。
ポップガードを通過する風がこんな感じで落ちます。
声はそのまま通過、息は斜め下に落ちるんです!
これはポップガード越しに手を当ててみるとわりと感動します。
まぁうまいポジションにポップガードを設置しないといけないけど、それさえしっかり出来ればすごく簡単にポップノイズを激減させることが出来ますよ!
絶妙なサイズ
わたしがSTEDMANのPROSCREEN 101が気に入っている理由として、この絶妙なサイズってのもあります。
円の直径が12センチ。
これがまぁ絶妙だこと!
くちとマイクの間にしっかりと存在しているけれど、視界がアミアミで覆われないサイズ、ナイスサイズステッドマン!
レコーディングのときはボーカリストさんの視野については結構気を配らないといけないと思ってて、
どの位置に歌詞を置くのが一番見やすく一番歌いやすいのか、それはひとにより様々ですが、
わたしがディレクションするときはだいたいいつも
「遠くに向かって歌って!実際マイクは15cm先にあるかもしれないけれど、2メートル先にマイクがあると思って!」
的なことをいいます。
その方が伸びやかでいい歌声になることが多いから。
しかしそもそも視界がポップガードに覆われてしまっては2メートル先なんてイメージできませんよね。
わたしにとってこの12センチ口径のポップガードってのは絶妙なサイズなんです。
ネジがしっかり止まる
ネジで止める部分というのはとかくゴムの劣化やネジ穴の潰れなどで締まりが悪くなるものですが(安いマイクスタンドとかね)、
このPROSCREEN 101は長年使っているけれどそういうことがありません。
このネジでマイクスタンドに取り付けるわけですので、ここが緩くなってしまうとちゃんとした位置で固定できなくなってしまうというわけです。
そりゃいつかはバカになるのかもしれないけれど、今のところ7年くらい使ってるかな、とっても快適に使えています!
並行輸入品なら安い!
→サウンドハウス /PRO SCREEN 101
そんなわけで先ほどもお伝えしたけれど、
国内の正規代理店を通ってない”並行輸入品”だったら5,000円を切る価格で手に入ります!
いいじゃん!
全然いいよ並行輸入品!
エフェクターとかプリアンプとかギターとか、そういうものはちょっと気がひけてしまうこの並行輸入品というやつ。保証が効かなかったりで面倒くさい……というか不安ですよね。
でもわたしは周辺アクセサリーとか消耗品だったら全然許せてしまうのだけれど皆さんはいかがでしょうか?
STEDMAN PROSCREEN101のたったひとつ微妙なところ
さて続いてはおまちかね!(??)
STEDMAN PROSCREEN101の悪口を言っていくよ!
メーカーページでないからこそ言えるズバリなレビュー、ぜひともお付き合いください。
縁に枠がない
布製のポップガードはさ、枠の中に布が張ってある状態だから縁必須なんだけど、
STEDMAN PROSCREENは丈夫なメタル製故に縁に枠がいらなくなってしまったんですよ。
それ故にアミがむき出し状態です。
それにより、こういうことが起きます。
服とかに引っかかる
アミの端がどうなっているかというと、こんな感じです。本当にこの形にカットしただけです。
となると、どういうことが起こるかというと、
この通りです。
ひっかかるぅ〜!!
洋服とかにもそうだし、カバンの内側の柔らか素材的な部分とか、保護するために包んでたタオルとかに必ず引っ掛けます。
さすがに手を切って血が出るとかそういうとこまではいかないけれど、ちょっと気をつけなければなりません。
折れ曲がる
これもしょうがないのだけれど、アミの周りをなにも保護されてないので、壊れやすいんじゃないかなと思っております。
で、実際にさっきからちょいちょい写真で登場しているわたしの私物PROSCREENがこの通りです。
ちょっと折れたwww
たしかこれ台湾までダンボールで送ったときだったかなぁ。
ちょっと周りの保護があまくてペニョって折れてしまったorz
幸い端っこだけだったので普通に使えていますが……なんとなく恥ずかしいですww
ってことでPROSCREEN XLの出番
→サウンドハウス
STEDMANのポップガードで唯一枠があるのがこのPROSCREEN XLです。
これならば周りがトゲトゲすることもないし、ましてや折れ曲がることなんて絶対にありません!
ただしかし……これデカいんですよ。XLですもん。
口径15センチ。
ちょっとデカすぎるよ〜これが歌ってるとき目の前にあるわけでしょ?
圧迫感があるよなぁ〜……って感じで、実は自分は使ったことないんです。
無責任でごめんよ。
オホホホホ。
↓この画像、なんかテヘペロ感あるよねww
STEDMAN Proscreen XL メタルポップガード
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ちょっとグースが頼りない
一応!
言うなればもう1つだけって感じでお付き合いください。
スタンドにネジ止めしてからマイクの前の絶妙な位置に持っていくまでの部分がグースネックになっていて、それで場所を固定するのだけれど、
ちょっとここが弱っちい気がする。
わたしの私物ではなく音大で働いていたときの学校の備品だったのですが、グースネックが骨折してバカになってしまっていました。
まぁね〜学生に貸し出し用のだったから、きっと学生さんの誰かが無理してグイっと曲げちゃったんだろうけども、そういうことも起こるよってことで、一応書いておきますね。
気をつけて使えば全然問題なく使えてます!
まとめ
さてさて、最後にちょっと文句言ってしまいましたが、そんな欠点を持ってしてでもやっぱりポップガードならSTEDMANのPROSCREEN 101が最高だと思います。
この音質はなかなか他のでは実現しないんじゃないかなぁ。
是非とも皆さん、コンデンサーマイクを購入する際はこのPROSCREEN 101も同時にお買い求めくださいませ!
前ページ、ポップガードの必要性と効果のページをまだ御覧になってない方はコチラも合わせてどうぞ!
→是非一緒に”リフレクションフィルターも揃えてね!”
STEDMAN Proscreen101
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