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シングルコイルとハムバッカーの違い(どっちがいいのー!!)

どうも、ギタリスト寄りの作曲家萩原悠です!

エレキギターと一口に言っても本当に色んな種類がありますよね。

今日はその中でもとりわけ重要なパーツであるピックアップの、

シングルコイルピックアップハムバッカーピックアップ違いについてです!


ピックアップ


エレキギターというものが発明されるまでは、ギターと言えば当然すべてがアコースティックです。

しかし、段々と大きな音で出す必要が出てきて、そんな中開発されたのが磁石を用いて音を拾うマイク、

それがピックアップです。

アコースティックギターとエレキギターの一番大きな違いがこのピックアップの有無で、

エレキギターの中でもこのピックアップの種類や性能が最終的な音色に大きな影響を及ぼします。

大事なパーツなんだぞ!

そんなピックアップは、構造や材料などで色々、ピエゾだとかアルニコだとかブレードタイプだとかあるけれど、

ここでは一番オーソドックスな見分け方の、シングルコイルとハムバッキングの違いを紹介します!


シングルコイル



一番シンプルな構造のギター用ピックアップです。

ストラトキャスターに搭載されている形がスタンダードですが、

ジャズベースについてるのもシングルコイル、P-90と呼ばれるタイプのピックアップも構造はシングルコイルと同じになります。

アタックのはっきりした輪郭のあるサウンドが特徴で、カッティングの歯切れのよさが気持ちいいのだ!



ハムバッカー


LesPaul 6
1956年のギブソン社による大発明、コイル2つで1組のピックアップ、

それがハムバッキングピックアップ。

通称ハムバッカー

ちょっと雑な言い方ですが、

出力はシングルコイルの2倍(純粋に音量が2倍とはならない)、

そしてノイズは理論上シングルコイルピックアップの1/4!!

パワフルなサウンドでローノイズのため、

ハードロックのジャンルにも多く使われています。



シングルとハムの違い


では、そんな両者間には主にどう言った違いがあるのでしょうか。

いくつか特徴的な部分を紹介しましょう。


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ハムは音が太い、シングルは鋭い


恐らく一番わかりやすい違いがこれかと思います。

ハムバッカーの方が音が太いですね。

まぁこれは一概には言えないし、モノは言いようとも取れますが、

ハムバッカーピックアップの方が高音域が減衰しているため、結果的に中低域に寄ったサウンドになります。

その点、シングルコイルは立ち上がりも速く高音域もストレートに収音されるため、

かなりハッキリとしたサウンドになります。

ハムバッカーでカッティングをやろうとするとちょっと音が追いついてない感じがしますので、

鋭いカッティングをしたいとあればシングルコイルの方が気持ち良いでしょうね。

ハムバッカーの方が音が歪む


出力が強い、ということは、

音が歪みやすいってことなんですね。

それ故にハードロック系でのハムバッカーシェアは限りなく100%に近いです!!

(それはさすがに言い過ぎです。気持ちの問題でww)

ガッツリすぎるハードロックでなくとも、割とギターが歪んで重低音系の邦楽ロックバンドとかでもほとんどのギタリストがハムバッカーピックアップを使っています。

じゃあシングルコイルよりもハムバッカーの方が優れているのかと言われるとそんなこともなく、

ハムバッカーの方が歪むということは、

つまり、↓

シングルコイルの方が綺麗な音


綺麗“ってなんだよって話ですが、

ここでは”歪みが少ない澄んだ音“という意味で言ってます。

ハムバッカーと同じくらいに歪ませても、

シングルコイルでは音の芯が比較的残るので、

音程感もアタック感もしっかり浮き出て来ます。

また、特に高音域がとても綺麗に出るので、

ちょっとコーラスをかけたアルペジオとかめっちゃ好きです。


ハムバッカーはノイズが少ない


これがハムバッカー誕生における一番大きな功績かもしれません。

ピックアップというのは弦振動を元にかなり微弱な電気信号しか生み出せません。

そのため、それを増幅させようとしたらどうしたってノイズが増えてしまいます。

そこで発明されたハムバッカー構造は、

逆巻にふたつ搭載されたコイルにより、ノイズをそこで打ち消すということが行われます。

マイクケーブルのXLR端子と同じような構造ですね。

わたしにイラストのセンスがあればわかりやすいイラストを描くのですが……

細かいことは省かせてくださいm(._.)m

ハムバッカーの方がサスティンが長い


これまたちょっと語弊のある言い方なのですが、

体感的にはこう感じることが多いと思います。

ハムバッカーの方がサスティンが長く感じる理由は、
  • シングルコイルの方がアタックが強いため相対的に減衰が早い
  • ハムバッカーの方がノイズが少ないので、S/N比が良くて原音が伸びてる感じがする

の2点じゃないかなと思います。

つまり“ハムバッカーの方が音が長く伸びる”

というのは厳密には正しくないのですが、

体感的にそう感じるならそれはひとつの正解なんじゃないかなと思います。

ハムバッカーの方が音量が大きい


例えばひとつのギターにシングルコイルとハムバッカーの両方が搭載されているギターの場合、

セレクターでシングルとハムを切り替えたときの音量差に悩まされるというのが割とギタリストあるあるだったりします。

アンプやエフェクターで歪ませてるならまだしも、クリーントーンの際はこの違いが顕著に現れます。

(再三になりますが、ボリューム2倍とまではいきません)

これに関してはもう構造上しょうがないとも言えます。

それを踏まえた音作り、フレーズ作りにするということで騙し騙し対処していきましょうw

物理的に大きさが違う



今更そんなことかよと怒らないで!

意外と大事なことだから!

ギターはピックアップを自分好みのものに付け替えるというのも音作りの上で重要で、とても楽しい選択です。

しかし、シングルコイルのついてる部分にハムバッカーを乗せ替えようと思っても大きさが合わないから無理っす。

どうしてもつけたいなら木を、ピックガードを、削らないといけません。

これはまぁ単純にその大きさにまで穴を広げればいいので素人でもできないこともないのだけれど、

結構大変です。

逆に、ハムバッカーがついてた場所にシングルコイルを載せたい……

穴が広すぎて余っちゃうwww

こっちの方が面倒というか、割と不可能だと言ってしまっていいかもしれません。

ちなみに、シングルコイルサイズのハムバッカーってのもあって、

わたしはフェンダーのストラトに搭載してみました。

厳密にハムバッカーと同じサウンドにはならないのですが、

ハムバッカー8:シングルコイル2

くらいの感じにはなったと思います!

割と満足してます。


コイルタップ


世の中には便利なことを思いつく人がたくさんいますね。

ギター界の偉人の一人が開発したのがコイルタップという機能。

ハムバッカーはそもそもシングルコイルを2つ逆相で並べただけという構造なので(そんな簡単じゃないけど)、

スイッチをオンオフすることによってその片方のシングルコイルを活かしたり殺したりしようと。

そうすることによって、通常のハムバッカーサウンドと、

擬似シングルコイルサウンドをスイッチひとつで切り替えることが出来ます。

なにそれめっちゃ便利!!

わたしはこのスイッチが大好きで、

自分の持ってるギターの多くにこの機能を搭載させてます。

多くのギターは専用の小さなトグルスイッチがついてるか、

ボリュームノブなどを引っ張ってオンオフを切り替えます。

シングルサイズのハムバッカー



シングルコイルとハムバッカーでは物理的に大きさが違うと書きましたが、

実はシングルコイルの大きさでハムバッカー

というピックアップもちょっとだけあります。

SEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン ) / SL59-1b White→サウンドハウス ¥8,850-




これならストラトキャスターに木工加工なしピックガードもそのままでハムバッカーを搭載させることが出来ます!

わたしは今ストラトキャスターにはこのシングルサイズハムを載せて使っています。





シングルコイルがついてるギター



シングルコイルが使われているギターと言えば、

やはりフェンダー系のストラトキャスターやテレキャスターが代表的です。

しかし、実はギブソンも1956年より前のギターにはシングルコイルが使われています。

そのピックアップの名前は、P-90

しばしば

シングルとハムの中間の音がする

と言われますが、まぁそんな感じです。

ギブソン社がハムバッカーを開発してからはP-90ピックアップは市場から姿を消しますが、

しばらくしてまたこのP-90に注目が集まり(というより、ギブソン社がハムバッカーを否定し始めた時期がある)、

また再販され、そして現代まで根強く残っています。





ハムバッカーがついてるギター



ハムバッカーがついてるギター、

となったらやはりレスポールです。

また、ハードロック系のジャンルではよく使われるので、

そういう志向のギターにはほぼ必ず使われる上に、

実際ノイズが少ないのであまり歪ませないジャンルでも重宝されます。


ハムもシングルも載ってるギター



別にギターごとにシングルしか載せちゃいけないとかハムバッカーしか載せちゃいけないなんてことはありません。

そのため、両方ついてるギターというのも割と多いです。

こんな感じです。

ネック側から順にHSH(ハムシンハム)だったりSSH(シンシンハム)だったり、

こう言ったギターもたくさんあります。

リアはなんとなくハムバッカーであることが多いです。

SHS(シンハムシン)なんてギターはほとんどありません!!

シングルコイルのリアって音が明るくなりすぎちゃってちょっと使いにくかったりするんですよね〜。

わたしがストラトのリアにシングルサイズハムを載せてる理由はまさにコレです。


まとめ:どちらにも魅力がある


さて、なんとなくシングルコイルとハムバッカーの違い、わかってもらえたでしょうか。

結果的に、どちらの方が優れているということではないんですね。

シングルコイルにしか出せない音もあればハムバッカーでしか出せない音もある。

そのどちらが好みか、どちらが曲やバンドにあっているか、

そんな感じで選んでいくのです。

はじめのうちは全くわからないと思いますし、

こういう好みはそのときどきで変わります。

なので、あまり難しく考えずに選んでいけばいいです!

せっかくだからピックアップの違いも長い目で見て楽しみましょう!


ってことで今日はこのへんで。

最後まで読んでくれてどうもありがとう。

萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!

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