どうも、ギタリスト系ブロガー(笑)の萩原悠です!
今日はですね、これからギターを始めようって方のために記事を書いてみます!
初めてのギター選びはわからないことだらけで、なにがなんだかわからないと思います。
しかもエレキギターの場合どうやら本体だけ買えばいいってもんでもないらしい!
なにか他にもたくさん必要なものがあるんです。
てことで、このページでは
ギター初心者が最初に買うべき小物類
についてまとめます!
楽器屋さんに行くときはこのページをスマホで開きながら行くとよい!
(ちなみに、このページでは「エレキギターを買うための……」という書き方をしていますが、エレキベースもほとんど同じになります。ベースを購入予定の方も是非お読みください!)
ギターが初心者が必要なもの、買うべきもの
それではいってみましょう!
まずは優先順位最重要なものから!
ギターと一緒に買うべき最重要なものたち
0.見た目が気に入った本体
これは今回いきなり番外編みたいなんだけどもw
とにかくギター本体は見た目で気に入ったものを選びましょう!
最初の半年、1年間のモチベーションを大きく左右し、その間の練習量に比例します。
となるとそれはもちろん上達具合にも比例して、どんどんうまくなれば達成感につながり、つまりはうまくなります。
なので、適当に選ぶための「見た目で選びな!」ではなく、マジで、理にかなったアドバイスとして覚えておいてください!
→初心者が最初のギターを見た目で選ぶ方がいい2つの理由
さて、以降、ようやく本題です。
1.ソフトケース
これは心配しなくてもほぼ全ての新品ギターにギターケースがついてきます。
でも一応確認しておいた方がいいことですね。
本当は両肩で背負えるタイプのがいいんだけども、安めのギターについてくるケースとかだと一本しかついてなくて斜めがけにしたりしないといけないのも多いです。
また、正直言うと付属ソフトケースは耐久性やクッション性などがしょぼいものが多いので、
余裕があれば3,000円くらいで別売りのケースを買うとよいと思う。
ギター本体の値段を1,000円でも安くしたいと思ってるのにケースに3,000円も払うなんて(しかも付属するのにわざわざ買うなんて!)と思う方も多いと思いますが、
この3,000円は持ち運び時の疲労や心配やストレスを軽減してくれるので、割と有意義な使い方ですよ。
ちなみにわたしが使ってるのはこれ。
セミハードケース!
周囲はがっつりガードされてて満員電車でもまぁ大丈夫なレベル。
ポケットも多くて、
取っ手もとってもしっかりしてる!(←面白い!)
それでいてハードケースよりはるかに軽い、背負える、最高です!
2.チューナー
弦楽器は自分でチューニングをします。
そして、チューニングは演奏するたびにしなければなりません。
なのでこれは絶対必須です!!
→BOSS TU-3 サウンドハウス
こういうタイプの足元においておいてギターからケーブルで繋ぐスタイルが一番主流かと思います。
精度や見易さ、機能の多さなどで色んな種類が出てますが、実際なんでもいいと言えばなんでもいいです。
ちなみに、ここ数年大流行りしているのがこのクリップチューナーと呼ばれるタイプ。
→KORG Pitch Clop サウンドハウス
ギターのヘッドなどにクリップで留めると、ネックの振動を通じて音をとってくれるので、めちゃめちゃ簡単です。
自分もセッションライブのときとかはつけっぱなしにしてます。
ただ精度はやはりケーブルで接続するタイプには及びません。
また、ベースの場合周波数が低すぎて、安いクリップチューナーだとしっかり感知してくれないこともあります。
楽器屋さんが組んでる初心者セットなどではこのクリップチューナーが含まれていることが多いかな。
(安いやつはコストが安いから)
3.シールドケーブル
よくギタリストベーシストたちは「シールド」と言ってますが、
つまりは外部からのノイズを防ぐシールド加工がなされているケーブルのことです。
高級なやつはそれなりに音質もよくなりますし、理論上は短いシールドの方が音質劣化も少ないです。
が、ぶっちゃけこれは最初全然違いなんてわからないですよ!
これをグチグチ言ってくる店員は少しでも儲けたいだけですし、
これをグチグチ言ってくる先輩は少しでもカッコつけたいだけです。
シールドは消耗品なので、断線したり失くしたりします(マジでなくなるからw)。
なので最初は楽器屋がおすすめする初心者セットみたいのを選べば100%シールドも含まれてるので、
それでいいですよ!
ちなみに、一応僕のオススメはこれ。
業界標準のCANARE。
易さと丈夫さで世界中のプロの現場で使われてます。
→CANARE 3メートル サウンドハウス
そんで、僕が個人的に一番使う機会の多いのがこのBelden 8412。
太くて重くて固い、そんな使いにくいケーブルですが、
音はすごく好みなんです。
→BELDEN8412 3メートル サウンドハウス
僕は自作してるのでこんなにカラフル♪
4.ピック
エレキギターはだいたいこういうピックで演奏するので、必需品です。
形や硬さによって弾き心地が違うのと、“KING OF 失くしやすいもの”なので、
1枚100円前後で手に入ることですし複数枚買っておきましょう!
ちなみに、
三角形(オニギリ型という。マジで。)のはアコギ用で、エレキ用はティアドロップ型なんだ
みたいな誤解を持ってる方もいますが、実際そんなことないです。
なんならエレキでもジャカジャカ弾くときはオニギリ型の方が弾きやすいです。
ピロピロ弾くならティアドロップで!
※ベーシストさんは指で弾く人も多いので、なくても良いと思います。
ただ、これも絶対ではなくピック弾きのベーシストも世の中たくさんいるし、
なんならこれはどちらかを選ぶのではなく曲によって変えてる人が多いので、
ピック弾きもできるようにしておくとよいよ!
100円くらいなので買っておけ!
ベースの場合弦も固いので、ピックも固めを推奨。
5.ストラップ
ギターを肩からかけるための、いわゆる肩紐ですね。
実際これがなくてもギターを弾くことは出来るんだけど、
エレキギターを買いたい人のほとんど立ってギターを弾きたい人だと思うので、
事実上必須アイテムです。
ちなみに僕が使ってるのはこれです。大していいものでもないww
次に、絶対じゃないけど、あると便利なもの
ここまでがギターと一緒に絶対買わなきゃいけないもの、
意気込みとかじゃなくて、マジでなくては弾けないものです。
ここから先は、あると絶対便利なもの、でも”絶対必要”ではないもの、をまとめます。
6.ギタースタンド
→ZENN GS1 サウンドハウス
これは自宅用。
自宅保管時はギターケースに入れておくのが一番安全です。
がしかし、このスタンドはあった方がいい!
なんせ、
自分の部屋にギターがある!!
この喜びを味わうためにはやっぱりスタンドに立ってた方がいいよね!
見た目最高に気に入ってるギターが、自分の部屋にある!ひゃっはー!
全然弾けないけど嬉しい!
全然弾けないけどちょっと持ってみる。
ちょっと弾いてるフリをする。
そんなことやってるうちに弾けるようになるんです。
ソフトケースにいれちゃうとね、机の脇とか、細いスペースに絶妙にしまえちゃうので、取り出すのがめんどくさくなって全然練習しなくなっちゃいますよ。
練習しない。→うまくならない。→つまらない。→練習しない。→卒業。
ダメ絶対!
7.クロス
やはりロックをやるとあればこういうところにも気を配らないと!
クロスのチャームなどを身につけてるだけで気が大きくなって、うまく弾けるようになります。
……ちゃうねん。
クロスってそっちじゃない!布の方!!
ボディをちょっと磨くのもそうなんですが、そんなことよりも、弦を拭いてほしいのです。練習が終わったら毎回!
弦は錆びます。指の油がついてることにより錆びます。
なので、毎回5秒でいいです。弾き終わったらケースにしまう前に、スタンドに立てる前に、
ササッと拭くクセをつけてください。
それだけで弦が長持ちします!
8.自宅用アンプ
エレキギターなので、アンプから音を出してこそです。
練習だからいっかとか、うちはそんなに大きな音出せないからとかそういう話じゃないんです。
アンプに繋がないと、不要なノイズが出てないかとかしっかり音が伸びているかとかわかりません。
最近のアンプはヘッドフォン端子がついてるものも多いので、是非ともアンプを使って練習しましょう!
今はやたらと便利なものが出ていて、ヘッドフォンアンプというものがあります。
ギターに直接挿して、そこにイヤホンを繋ぐだけ!
複数回のバージョンチェンジを経て、現行モデルは音もすごくよくなってますよ!
これで4,000円切るってんだからすごい時代になった!
ギター用
ベース用
ここから先は、そんなに必要でないけどあってもいいかなってものたち
上記のところまで揃ってればひとまず大丈夫!
でももし余裕があったら、こんなのもあると便利だよてきなのを紹介しておきます。
9.ポリッシュ
ギター本体をクロスで拭くときに、ちょっとあると便利なスプレータイプのお薬。
ボディに艶がでて、まるで新品!!
知り合いのリペアのプロ、楽器屋さんなどが多く使ってるのを見て、自分も真似してこれ↓を使い始めました。
自分であれこれ使い比べたわけじゃないのでこれがすごくいいという実感はないけれど、
このチョイスは間違ってないと信じて使ってますw
10.予備の弦
弦は消耗品です。
切れます。
錆びれば切れやすくなるし、なんなら弾き方がうまくなるまでは割と切れやすい弾き方をしてる方も多いように思います。
ってことで、スペアがあると安心ですね!
これまた色々と太さやメーカーなど多種多様ですが、なんならギターを買うときに
「今張ってあるやつと同じような弦をもう1セットください」
と言っておくといいですよ!
待ちに待った初ライブの直前とかで弦が切れるという青ざめる事態にも対処できますし、
逆に誰かが弦切れて青ざめてるところにサッと
「これ、使えよ!」
とかキメ顔で差し出してやればもう
「エンダアアアアアアアア!!!」
てな感じですよ。
ちなみに
「今張ってあるのとまったく同じ弦をください」
という必要はないです。
むしろ非売品が張られてること結構あるので。
これは各メーカーが出荷時用に用意してるものです。
楽器屋の店員さんはどのメーカーのどのギターにはどんな弦が張ってあるか大体知ってるので、それと同じような市販の弦をを用意してくれますよ!
ERNIE BALL
11.ストリングワインダー
「ワインダアアアアアアア!!!」
失礼。
これは、弦を張るときに、あると意外と便利な工具です。
なくてもいいけど、一度使ったらもうやめられないやつ!
予想はついてると思いますが、安いのはめちゃめちゃ安いですww
Kikutani GWC-16 (RED)《ストリングワインダー》
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12.教則本,DVD
まぁあるといいかもね、せっかく買ったからにはやるかぁ的な。
ただ、イマドキYouTubeにもいっぱい動画上がってるし、
うちのサイトを含め、色々情報は手に入るので、わざわざお金出して買わなくてもいい時代にはなってきましたね。
↑
これ、台湾でも売ってたww
13.フィンガーイーズ
「フィンガアアアアアア!!!!」
弦の滑りをよくする魔法のスプレー!
なくても全然いいんだけど、持ってると妙に使いたくなっちゃいますww
TONE FINGER-EASE フィンガーイーズ 指板潤滑剤
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まとめ
さて、いかがだったでしょうか。
意外といっぱいあって大変だなぁと思われたかもしれませんが、
ざっくりまとめると、
- ギターケース
- シールドケーブル
- チューナー
- ストラップ
- ピック
そして少し余裕があるなら
- ギタースタンド
- クロス
- 自宅練習用アンプ
くらいです!
それぞれ高価なものは高価ですが、安価なものもたくさんあります。
最初はそれで十分!
まずはスタート地点に立つことが大事!
その道の途中で
「あれ、なんかこれは安物だからかな。」
って気づくことが多々有ります。
おまけでついてきたケースだから、安いチューナーだから、ショボいケーブルだから、小さいアンプだから……
そういうのに気づいたタイミングで買い換えるならそりゃありがたみもあるってもんよ。
それでは、最後まで読んでくれてありがとう!
楽しいギターライフを!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!
なにかわからないこと、説明が足りてないところもLINEでご連絡もらえればお答えしますよ!