どうも、揺れモノ好きの萩原悠です!
今日はフランジャーの定番機種の紹介をしたいと思います!
MXRのMicro Flanger!!
アナログフランジャーを探しているならとりあえずこれでよい、
それくらいの大人気エフェクターです!
レビューしていきまーす!
フランジャー
そもそもフランジャーとは、
コーラスやフェイザーなんかと一緒に”モジュレーション系エフェクター“として括られるエフェクターのひとつです。
原理としてはコーラスとほぼ同じ、むしろディレイの応用で、
ちょっとタイミングを遅らせた音と原音とを合成して音が変化したのちにズラし具合をLFOで動かしてしゅわああああああとする効果です。
歪みエフェクターと掛け合わせて過激なジェットサウンドを出すというのもフランジャーの使い方のひとつとして有名です。
そんなフランジャー、正直最近はコーラスやフェイザーほどの人気はないのかなと思いますが、
だからこそ「ココゾ!」というタイミングで効果的に使ってみんなをびっくりさせたいですね!
Micro Flanger
こちらです!
MXRのフランジャーはもっと筐体の大きい117R Flangerというモデルもあるのですが、
わたしがオススメしたいのはこっち、M152 Micro Flangerです。
税込み1万円というリーズナブルなお値段でありながら、
妥協のない即戦力サウンド、あたたかみのあるアナログフランジャーです!
一応初登場は1980年代の始めですが、今現在売られているのは復刻版になります。
動画で確認
Micro FlangerのサウンドをYouTubeの動画で確認してみましょう!
芯を残しながらもしっかり揺れるフランジャーですね!
フェイザーよりも低音がちょっとムッチリするのも良いところ!
これがアナログサウンドだ!
フランジャーってぶっちゃけそんなに使わないし、
マルチエフェクターにちょろっと入ってるやつで十分だなんて思ってませんか?
しかし!
あれはデジタルフランジャーでしょ?
Micro Flangerは正真正銘BBD素子を使ったアナログフランジャーです!
なので、音が暖かくて音楽的ですね。
この絶妙な感じがたまらんのです。
また、フランジャーの使い方のひとつとして有名なジェットサウンド。
あれは歪みエフェクターとの併用で出せるのですが、
Micro Flangerはあまりジェットサウンドには向かないかもしれません。
というのも、そんなにクセが強くないんですよ。
フランジャーをかけることによって周波数バランスがぎゅっと変わるからこそジェットサウンドがエグくなるのですが、
Micro Flangerはその辺あまり音に偏りが出ない!
それくらい深めのうねりが欲しいときはやっぱりM117Rにしましょう!
動画を貼り付けておきますね。
昔ながらのフランジャーと言えばこちらの音かもしれません。
お値段が倍になってでもこちらの方がいいという方は是非!
Micro Flangerの使い方
Micro Flangerはめちゃめちゃシンプルな2ノブスタイル。
RATE(揺れの速さ)とREGEN(フランジャーの強さ)だけ。
MANUALだのDEPTHだのWIDTHだのFEEDBACKだのMIXだのTONEだの、そんな色々はありません!
どれくらいの速さでどれくらいかけるか、それだけだ!
わかりやすい!
トゥルーバイパス
Micro Flangerは80年代から続くロングセラーフランジャーペダルですが、
復刻版が作られるにあたりトゥルーバイパス化されました!
これで音質劣化を抑えて使えるというわけですね。
地味な変化ですが、とてもありがたい!
まとめ:これぞアナログフランジャー!
フランジャーは、フィードバックという機能によってコーラスよりも音が派手で太くなり、
カッティングにもアルペジオにも歪みにも、
それぞれで絶妙な効果を発揮します。
クセがそこまで強くなく使い方もシンプルなM152 Micro Flangerは弾き手を選ばないとても使い勝手のよいフランジャーです!
是非一度お試しくださいませ!
最後まで読んでくれてどうもありがとう!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!
MXR M152 micro flanger
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