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Fender Japan PB62

どうも、思えばベース歴も長くなってきました萩原悠です!

もともとギターをやってて、宅録に目覚めたときにベースも自分で買って使うようになりましたが、

作曲のお仕事をさせてもらえるようになってからもほとんどベースも自分で弾いてます。

そんなわたしが今でも持ってるベースのうちの1つ、

Fender JAPAN(フェンダージャパン)のプレベPB62のお話をしたいと思います!


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フェンダージャパン

Fender

まずフェンダージャパンというものの説明をホンの少しだけ。

レオフェンダーさんが立ち上げたフェンダー社と、実は直接的な関わり合いはなく、

フェンダー社のギターやベースのコピー製品を超精巧に作っていた日本の工場に対して

「そんなにすごいストラトとかジャズベとか作られたら困るから、もうフェンダーって名前でやってよorz」

的な契約が行われ(本当はもっと難しいお話よ)、

まさかの模造品が本家に認められたというラインナップ、

それがフェンダージャパンという会社です。

今ではその会社はなくなり、本家フェンダーに統合されてしまいましたが、

日本の工場で作られているラインナップは結局慣習的にフェンダージャパンと呼ばれます。

本家フェンダー(フェンダーUSAと呼び分けることも……でも日本人だけかな)と比べると木材のグレードなどに劣り、

フェンダーらしいサウンドというものからは多少離れますが、

日本人らしい精巧な作りがウケて、世界中で人気のあるラインナップです。


プレシジョンベース,プレベ


Bass1 2
プレシジョンベースとは、

フェンダーが発表したエレキベースの種類の名前で、

今日のエレキベースの歴史を作ったと言っても過言ではない大発明、それがプレシジョンベース、通称プレベです。

エレキベース界では大きくわけてジャズベースとプレシジョンベースという2大巨頭がありますが、

その違いについては……

詳しく書いたページがあるのでそっちを見て!


PB62の特徴


わたしが持ってるのはフェンダージャパンのプレベは、正確にはPB62という機種です。

PBはPrecision Bassですよね。

では62とは……

1962年スタイルという意味です!

1962年当時に作られていたプレベの仕様を模して作られたということ!

……で?

1962年スタイルってなに?


スプリットコイルピックアップ


PB 2
1951年に初めて作られたプレベ(オリジナルプレシジョンベース、略してOPBと言われることも)ではピックアップがもっとシンプルな構造でした。

今のプレベらしいピックアップに変更されるのは1957年のことです。

スプリットコイルピックアップって言います。

逆に言えば、1957年スタイルも1962年スタイルも1971年スタイルもスプリットコイルピックアップなので、

この部分だけ見ても年式を判別することは出来ません。

OPBじゃないよってことと、プレベですよってことだけはがっつり判明します!

ローズウッド指板


PB 9
これは大きいですね。

フェンダー社は1960年代に指板材にローズウッドを使い始めます。

このように黒い木ですね。

それまではメイプルネックにメイプル指板だったので、ローズウッド指板というのは1960年代仕様のフェンダーとしてとても大きな特徴になります。

また、1967年頃からまた指板にメイプルを使うようになるので、

1950年代仕様、1960年代仕様、1970年代仕様と分けたときに、

ローズウッド指板であるというだけで1960年代仕様だということが判明するわけです!

バスウッドボディ


PB 1
これはちょっと難しい話なのですが……

本来フェンダーのベース、特に1960年代まではボディにアルダー材を使っています。

ですが、フェンダージャパンは木材の点でコストカットが図られていて、

バスウッド材を採用しているモデルもあります。

バスウッドはアルダーの代用材として使われることが多く、

なんならフェンダーの公式アナウンスでアルダーと言われていても実はバスウッドだったみたいなこともあります。

わたしが持ってるPB62は……多分バスウッド材です。

木目の感じがバスウッドっぽいし、ボディも軽いから。

このあたりはもう確かめようがないのだけれど、木目で見るしかないですね。


3ピースボディ


PB 20
ギターとかベースのボディって、特にフェンダー系はほとんどのものが1つの塊の木ではありません。

ツギハギしてます。

上質なモデルは2ピースとかだけど、フェンダージャパンのレギュラーラインナップでは3〜5ピースです。

うちのPB62はどうやら3ピースのようですね。

割とマシな方!

ツギハギの少ない方がボディの鳴りがいいと言われるけれど(間に入る接着剤が少ないからね)、

もうこれは同じ個体で確かめるわけにはいかないので、実際のところなんとも言えません。

ちなみにピース数が少ないってことは大きな木材が必要なわけで、その分材料費がかさみます。

名前の移り変わり


PB62ってのはフェンダージャパンの商品名になるわけですが、

チラッと書いたように、数年前にフェンダージャパン社は本家フェンダーに統合されたため、

PB62という製品はそのタイミングで廃盤になってしまいました。

ただ、当然日本製のフェンダーはまだまだ需要がありまくるので、

新しい名前でラインナップが再開されました。

japan exclusive CLASSIC 60S PRECISION BASS


名前長いwwww

これがPB62の後継機種です。

2915年から始まったジャパンエクスクルーシブシリーズ。

“クラシック60s”っていうのが“60年代仕様だよ”ってことになります。

しかしこのエクスクルーシブシリーズはなんと2年で終わってしまいます。

そしてそのあとに出てきたのがこちら。

Made in Japan TRADITIONAL 60S PRECISION BASS


もうなにが変わったんだよってレベルwww

2017年以降はこの名前で売り出されるようです。

仕様にも若干の変更がありましたが、若干すぎて全然無視出来るレベルです。

むしろ値段が上がってるんだよなぁ……値段上げたいがために名前変えたんじゃないかとさえ思えてきます……世知辛いぜ。


PB62の使い道


わたしは今エレキベースを3本持ってます。

の3本です。

正直最近はヤマハのBBしか使ってませんw

Ibanezはとにかく軽いので、ちょっとしたセッションやレッスンのときに出動します。

ではPB62は……

古い感じをだしたいときに使います!

ヤマハのBBがわたしの中でとても万能なのでそればかり使ってしまいますが、

やっぱりプレベの無骨で雑な感じ、他のベースでは出せませんからね。


PB62を中古で買う


今全く同じPB62が欲しいという方がいても新品では手に入りません!

わたしも数年前このベースを中古で買いましたし、状態をしっかり見れば悪くないと思います!

だいたい5万円前後で買えますね。

ただ、中古品は新品よりも注意すべき点が多いので、しっかり確認!

チェックポイントは別ページにまとめました!


今後、フラットワウンド弦張ろうかな




正直自分はYAMAHAのBB2005を買ってからというもの、

そっちが万能に使えるのでPB62の出番が減ってしまいました。

でもせっかくのプレベ、古いサウンドが出るのでその個性を生かそうと考えたときに……

フラットワウンド弦とかよくね?

プレベにフラットワウンドはブルースやジャズの世界では王道のセッティング。

今まで試したことなかったけれど、ちょっとアリですよね!

フラットワウンド弦張ってみたらまたレビューしますね!


ってことで今日はこのへんで。

最後まで読んでくれてありがとう!

萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!

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One Response to “Fender Japan PB62”

  1. たぬき より:

    大恩のあるフェンダージャパン(分家)を消滅させて、
    自社直営にしたら、、、、いきなり殿様営業を仕掛けて市場(販売店側)大混乱。
    結局、一年間は全く生産、販売営業ができなかった(販売ルートを崩壊させただけ)のは記憶に新しいところ。

    鳴り物入りでデビューしたexclusive?シリーズは、要するにフェンダージャパンのモデルを整理統合して、大幅な値上げをしただけの粗悪さ。
    更に、新シリーズ化した現行は材質をアルダー→バスウッドに格段に落として更に居直ってまたまた値上げさせて来ました

    要するに、ブランド(プレミアムだと勘違い)にあぐらをかいて利潤追及の殿様商売をやっているとしか思えない状況?
    フェンダーである必要性(市場競争力はを自ら潰して居るかと?

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