どうも、最近またエフェクターに興味出てきてます、萩原悠です!
先日必要に迫らせて一番安いオクターバーを買ったんです。
RevoL Effectsの3,000円のww
オクターバーを使ったのがそのときはじめてだったのでこんなもんなのかなと思って→レビューさせてもらったけれど、
「本当にそうかなぁ」
と疑いを持ってこの度、いわゆる王道と言われるオクターバーを試してきました。
そしたらまぁ〜めちゃめちゃよかった!
ってことで紹介しましょう、ELECTRO-HARMONIX(エレハモ)のNanoPOGです!
エレハモ POG
ELECTRO-HARMONIX / POG2
→サウンドハウス ¥35,800-
→サウンドハウス ¥35,800-
ポリフォニックオクターブジェネレーター、略してPOG。
和音も検出可能なオクターバーとして圧倒的なシェアを持つELECTRO-HARMONIX(エレハモ)社のPOG。
でもねぇ〜さすがにデカい!
音質や機能の充実はわかるんだけど……もっとシンプルでよかったりするのに!
ってことで、そんなシンプルPOGもあります!
ELECTRO-HARMONIX / nanoPOG
→サウンドハウス ¥19,800-
→サウンドハウス ¥19,800-
今日紹介するのはコッチです!
シンプルながら、めちゃめちゃ使いやすくて、実際結構人気みたいです。
一部の人は
「POGはシンセっぽい音がする」
とも言いますが、そのあたりも含めてレビューしていきますよ!
nanoPOGの特徴
では、実際に試奏してみて感じた(購入してなくてごめんなさい!!)nanoPOGの特徴をまとめてみます。
シンプルな使い心地
もうノブはめちゃめちゃシンプルです。
- 原音(DRY)
- オクターブ下(SUB OCTAVE)
- オクターブ上(OCTAVE UP
のそれぞれの音量を決めるだけ!
もう見た瞬間で誰もが使いこなせる!
これでいいんですよ!
これだけで十分なんですよ!
nanoじゃない方の上位機種、POG2では2オクターブ下とか2オクターブ上とかも出るしフィルターとかもかけれちゃうけれど、
とにかくそんなのいらないからオクターバーをって方、nanoPOGがちょうどいいです!
サイズが小さい
(端に寄っててすみませんorz)
これホント助かる!
BOSSコンよりちょっと小さいサイズ!
いくら高性能高音質なエフェクターであっても、ボードに入れて持ち歩くとなったらできるだけ小さい方が嬉しいです。
ましてやオクターバー……そんなに使わないwwww
となったら、このnanoサイズはめっちゃいい!
小さいことはいいことだ!
(これ、わたしのいつぞやのボード。)
ポリフォニック
まぁこれは大きな特徴ですね。
ポリフォニック、つまり和音に対応!
コード弾きながらオクターバーなんて使わないよって思ってるそこのあなた!
そうじゃないんす、ギターって結構複数弦を同時に弾くことってあって、リードプレイの中でも一瞬二本同時に弾くことありますよね。
ポリフォニックに対応してないオクターバーだとそういうタイミングでいちいち動作が鈍ってしまうし、
普通にレガートに弾いてるだけなのにエフェクト音がなかなかレガートに鳴ってくれないんですね。
今までのオクターバーってのはまぁそんなもんだったのですが、
このポリフォニックオクターバーってのが開発されてからはこの辺り格段に使いやすくなってます!
超最速
このオクターバー、とにかく検出が速く、原音と同時にエフェクト音が鳴ります!
原音とエフェクト音と同時に鳴るなんて当たり前のように感じますが、実際なかなかそうはいかないんです。
どうしてもエフェクト音の方が遅れてしまうというのがちょっとだけ遅れて発音されるので、
どうしてもリズムが甘く、重くなってしまうし、速いパッセージで弾くにはちょっともたつきます。
それこそオクターバーってのはもうそんなもんなんだと思ってたんですけどね、エレハモのPOGは超速い!
ピッキングより早く音出てるんじゃないかってレベルwww
このあたりが
「POGはシンセっぽい音がする」
という声が上がる所以なんじゃないかなと思います。
高性能過ぎて不自然っていうww
オクターブ上も可能
これもPOGの特徴で、普通オクターバーと言えばオクターブ下の音を生成するのですが、
エレハモのnanoPOGではオクターブ上も生成出来ます!
これまたなにに使うやらって話ですが、オクターブ上が鳴らせるってのは個人的には結構好きです。
倍音成分かのようにエフェクト音を足すというやり方。
ちょっとだけオクターブ上のキラッとした音が聴こえるので、かなり明るくて音が立ちます。
リードプレイを音量以上に目立たせるもよし、アルペジオを煌びやかにするもよし、
調整の仕方でかなりいろんな場面で活躍します!
恐らくオクターバーというエフェクターでやるべきことではなかったかもしれませんが、
でも出来るようになってるんだから、それを有効に活用するってのがわたしらユーザーの仕事でしょ?♪
パラレルアウトプット
nanoPOGでは原音とエフェクト音を別々のアウトプットから出力することが出来ます。
これもなかなか便利ですね!
以降に別々のエフェクトを加えることが出来るんだから!
オクターブ下の音はそのままで原音にはコーラスもかけるとか、
原音はそのままでオクターブ上にだけフィルターかけるとか、
ギターソロのときにオクターブ上も足すけれどディレイは原音にしかかからないとかもいいですよね!
使い道は思いついたもん勝ちです。
ちなみにこの機能は、上位機種であるPOG2(nanoサイズじゃない方)にはない、nanoだけの機能です!
nanoPOGの絶妙な値段設定
正直、ちょっと高いと思いませんでしたか?
シンプルなオクターバーに2万円かぁと。
でも、これが結構病みつきになりそうよ。
とにかく高音質ですからね、まぁこれくらいはしてしまうんだろうなと。
ちなみに、フルサイズのPOG2はもっと高いですからね!
ELECTRO-HARMONIX / POG2
→サウンドハウス ¥35,800-
→サウンドハウス ¥35,800-
サウンドハウスだから安いですけど、普通に楽器屋さんで正規品を買うと4万越えですよ。
機能やセッティングの幅ではフルPOGに敵いませんが、音質の面ではnanoPOGでも十分なので、
とにかくシンプルにオクターバーをという方はnanoPOGがおすすめです!
nanoPOGのサウンドをYouTubeで
大変お待たせしました。
デジマートさんがとても丁寧に説明してくれてるのでこれをご覧ください。
わかるかな〜めちゃめちゃ高音質なんです!
nanoPOGおすすめセッティング
これはまぁ好みなんですけど、せっかく直接試奏してきたので、わたしなりにいい具合のセッティングを公開しようと思います。
オクターブ下を足すなら
通常のオクターバーとして下を足すならこれくらいのバランスですね。
見たとおり、原音よりちょっと小さめにエフェクト音を出してるのですが、これくらいじゃないと元の音程がわかりにくくなって、ただの轟音になってしまうんですね。
オクターブ下なら6割くらいに抑えておくのがつかいやすいです!
もちろん轟音を作るのが目的ならマックスにすべし!
オクターブ上を出したいなら
上を足すのならもっと控えめの方がつかいやすいです。
やっぱり高い音の方が目立つので、ミックスバランスは半分くらいにしておくのがオススメ!
でもこれはあれよ、リードプレイとかにきらびやかさを足したいときのセッティングね。
もしシンセっぽい不自然で浮いたサウンドを作りたければもっと上げてよし!
まとめ
さてさて、nanoPOG、とっても便利です!
どれかちゃんとしたオクターバーを買おうと思ってあれこれ試しているわたしにとっても、
かなりの有力候補でした!
ちなみに、そのときに一緒に試した他のエフェクターについても随時レビューを書いていこうと思います。
ってことで今日はここまで。
最後まで読んでくれてありがとう!
萩原悠(Twitter→@hagiwarau)でした!
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